一難去らずにまた一難。 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

人生において

甲殻類好きの私が

初めて

「もう、伊勢海老はいっとき要らない」と

思うほど伊勢海老を食べました。。

ご近所さんに伊勢海老配って

残り10匹・・・25−30センチの中型?の伊勢海老。

 

どんなに頑張っても2匹が限界でした。。

(2匹も食べたのか?って話なんですけどね。。汗)

伊勢海老・・意外にお腹いっぱいになりやすいです。。

 

さて・・

食べ方ですが。。。

こんなに沢山あるので

研究することにしました。

 

美味しい食べ方をネット検索。。

 

人によっては

生から焼くと書いてあったり

一旦ボイルして。。

と書いてあったり・・・。

なので、両方をやってみることにしました。

 

日本では

マヨネーズ焼きを推奨する人が多く

夫はガーリックバター&チーズ焼きを推奨・・・

夫がうるさいので、

両方やってみることにしました。

 

結論から言うと。。

調理方法は

ボイルしたほうがいいです。

一旦ボイルしたのち

焦げ目をつけるまで焼く。

 

理由は。。

ボイルしたほうが身が柔らかく仕上がります。

どちらも最終的に焼くのですが

生から焼くと完全に火が通るまでに

時間がかかりすぎて

最後は身が若干硬くなります。。

 

一旦、ボイルしてる伊勢海老は

焼く時間が最小限。

なので、短時間焼くことで

乾燥せず

身は柔らかいまま

マヨネーズや殻に焼き目がつき

見た目もいい感じです。

 

味付けは・・

マヨネーズが美味しかったです。。

聞いた感じだと

ガーリックバターなのですが

やっぱり海老系とマヨネーズの相性は

鉄板なのですね。。。

 

私は今回ちょっとパルメザンとパン粉を

トッピングしました。。

さらに美味しさ倍増です。。

 

ちなみに、夫は

やはり外国人舌なので

ガーリックバター味に

ゾッコンでした。。

 

ぜひ、

伊勢海老を手に入れる機会がございましたら

ボイルして調理。。

えびにはマヨ・・・

またはガーリックバター

 

お試しあれ。。

 

 

 

 

 

さて、ブログの続きです。

 

砂漠を堪能した義父母。。。

 

砂漠の地面が濡れてることに

ちょっと驚いていた義父母。

 

砂漠の朝は

いつも朝露で濡れている。

 

この日起床が若干

遅かったので

その濃霧は見れなかったが

砂漠の早朝は濃霧であることが多い。

 

多くの湿気を含む空気が

砂漠に水をもたらす。

そのせいで植物は濡れ

地面も濡れる。

 

そのせいで歩きやすい。

 

砂漠の砂は

ものすごく粒子が細かく

サラサラしている。

 

肌触りも

ものすごくいい。。

 

その代わり

歩きにくい。

 

歩くたびに

足に砂が埋もれ

前に進むたびに

力がいる。。

 

朝は・・朝露で

足が埋もれにくいので

歩きやすいと言うわけ。

 

さて、日が高くなり始めた。

まずい。。

 

砂漠の気温は急上昇しやすい。

朝は冷えていても

太陽が登り始めると

急に50度近くまで上がる。

 

つまり、長い間日陰ではない場所にいるのは

危険なのだ。。

 

特に義父母は寒いイギリスから来た。

 

そんな義父母が

砂漠の灼熱地獄に耐えれるはずもない。

 

私は急いで朝食を済ませ

ここを出ることを提案。

 

しかし・・

義父は朝の砂丘登りが疲れたのか

「テントを畳むのが面倒なので

もう1泊すれば?」と言う。。

 

いや、砂漠は何日もいるようなところではない。

なんども言うが

お昼過ぎる頃には

耐えられないほどの太陽光を浴びるし

テントの中はサウナ状態。

 

しかも

たとえ、日陰があっても

日中はそよぐ風さえ

熱風。。

 

そのことを全く理解していない義父は

今のこのキツさが全て。

 

私は反対した。

 

ここに来たのは

ただの義父母へのサービス。

本当に行きたいのはサラーラ。

 

こんなところで止まっていては

時間の無駄だ。

 

「ここに来たのは義父母のためで

本当の目的地はここじゃない」と

喉まで出かかったが我慢した。。

 

しかし、こんなところ、

長く居させられない。

 

早くここを脱出しないと

全員熱中症になる。

そのことだけは言わないと。。。

 

私がそう言いくるめようとしたその時

夫がトレーラーのある異変に気付く。。

 

「これ見て。。」と夫が言う通りの場所を見て

愕然とする。

 

トレーラーの上の扉部分のネジが

ほとんど抜け落ちてる。。

(蓋が開いてる部分のネジ)

 

今にも外れそうなネジ。。

 

砂漠の道はガタガタだ。。

そのガタガタな道が

ネジで止めてある部分のネジを緩めた。。

 

しかもヒンジ(蝶つがい部分)が

曲がってる箇所も。。

 

上の蓋が

ヒンジだけで留められていたため

全ての重さと力がそこに加わり。。

もともとそんなに頑丈ではなかったヒンジが

砂漠のガタガタ道で

さらに上の蓋部分の負荷が加わったことで

曲がったのだろう・・

もともと上の蓋部分はそんなに重い作りではない。

しかし、その蓋部分にソーラーパネルという

若干重いものを載せているので

さらに重さが増している。

だから、この部分が一番にガタがきた。

そうすぐに分析できた。

 

そう今は考えられても

出発当初は予想もできなかったアクシデント。。

 

このままではサラーラにはいけない。

 

夫と義父は修理し始めた。

今回は何かあるかもしれないと

ある程度持ってきていた。

工具からサイズの合うネジを見つけては

ヒンジ部分に埋め込んでいく。

 

修理しながら義父は

「ここのヒンジをもっと頑丈なものに変えて

しかも溶接した方がいい。。」と言う。。

 

確かに。。

でも、それだけじゃダメだ。

私はそう思った。

いくら頑丈なヒンジでも

そのヒンジだけが

この重い上の蓋部分を支えるのは

無理がある。

 

ヒンジをよく見ると

ねじ曲がった部分は外側に曲がってたり

内側に曲がっていたりして

蓋がずれてる。。

 

蓋がきちんと固定できてないので

縦だけじゃなく横の動きにも

耐えられなかったのだ。。

 

だから蓋が横にずれないよう

上下にずれないよう

固定する部分がいる。

 

そうでないと

また同じことが起きる。。

 

そんなことを考えていると・・

義父が

「今日はもう、動かない方がいいだろう」と

また言い出した。。

 

いや、今日は動いて

このトレーラーを早く修理に出したい。

 

今日はキャンプしないで

早くここを出た方がいい。

そして

近くの宿泊施設に泊まる方がいい。

 

 

義父とは全く真逆の意見の私。

 

ある程度補強したし

ここから、砂漠を抜けるくらいまでは

なんとか持つだろう。

 

どうせ、これ以上は何もできないし

ここから抜け出さなければい状況は

同じはず。

それが今日でも明日でも同じことだ。

 

ならば

今日抜け出して

環境の良いホテルで待ちつつ

早く修理して

準備を整えて出発した方がいい。

 

これが私の意見。

 

砂漠に長く止まることに

不安を持っていた私は

この意見を曲げることはできなかった。

 

心配なのは子供と

年寄りの義父母。

体調に影響が出るのは困る。

 

砂漠でのキャンプを

2日以上するには

ちょっとリスクが高すぎる。

 

私は義父と夫に

「今日はここを出た方がいい。

あと数時間で

ここは耐えられない暑さになる。

 

どうせ修理しなければいけないのだから

みんな一緒に

ここを出た方がいい。

 

耐えられない暑さになる前に行動しよう。」

そう、義父の意見を無視して

夫に指示を出した。

 

義父は中東の暑さも

砂漠での暑さも知らない。

知らないんだから

仕方がない。

 

けど、ここで意見交換してる暇はない。

早く脱出しなければ。

 

私は気が立っていた。

 

了解を得ぬまま

荷造りを始めた私たち。

子供達も即戦力。

なるべく日陰にいる仕事をさせ

外の熱い仕事は

私と夫でこなした。

 

30分ほどで全てをパックした。

 

暑くて死にそう。。

 

義父は

トレーラーが崩壊しないよう

持ってきていたロープで

上と横の蓋を縛り付ける。

 

これで絶対大丈夫なはず。

 

ガタガタ道を進みながら

トレーラーを気にする私たち。。

 

途中何度も止まって確認。。

 

やっと無事に砂漠を抜けた。。

 

砂漠を抜けるとすぐに車を止めて

タイヤの空気を入れる。

普通の公道は

ある程度の空気圧で走らないといけないからだ。

 

タイヤに空気を入れると

今度は修理工場とタンクの水の確保ができる場所を探す。

 

なかなか英語を話せる人が少なくて

うまくいかない。。

 

ある程度探すと

もうお昼時。。

 

今探してるのを一旦中断して

レストランに行こう。。

 

そう思ってお店を探すも。。

私たちが入りたくなるようなレストランなど

ここには存在しない。。

 

ジモピーがいく

近寄りがたいレストランのみ。。

 

なぜ近寄りがたいかというと・・

清潔度に若干・・いやかなり問題だと

おもわざる得ない雰囲気なのだ。。

 

しかし、この時は選べるような状態になかったため

中でも新しそうな感じのレストレンに行った。

 

見た目は新しいともおったが

中に入ると・・・

そうでもなかった。

 

一瞬ためらったが

もう、夫は席についていたため

仕方なく私たちも席についた。。

 

私たちが座った場所は

テーブルがあったが

他の場所は直に座るスタイル。。

 

アラブはご飯を食べる時

ピクニック状態で食べるのが

普通なのだ。。

つまりテーブル・椅子なし。

 

まあ、昔はこれが当たり前だったんだろうけども。

今はもちろん、テーブルと椅子で食べる人も多い。

 

さて、この感じからすると

マジなアラブ料理が出てくる。。

 

まずはテーブルをなんとかしなければ。。

私はちょっとベタッとしたテーブルを

持っていた100均ウェットティッシュで拭く。

 

これ、長い海外生活で

私を助ける日本のアイテムの一つ。

海外にもウェットティッシュはある。

しかし、日本のものの方がいい。

理由は

変な匂いがしないから。

 

海外のは香料があって

口や手を拭くと

妙な匂いがして

好きじゃない。。

 

香水のついたウェットティッシュで

口を拭いたら・・・

不快感は半端ない。

 

だから

特に食べ物と関わるようなところを拭くのなら

変な臭いがしない

アルコール臭のみがいい。。

 

マスカットにはダイソーがあるため

そこで常に買うものの一つが

このウェットティッシュなわけ。

 

今回はキャンプ用に

大量入手した。。

 

さて、そんなウェットティッシュで

テーブルの脂っこい感じが消え

スッキリ。。

 

いよいよ、食べ物をオーダーしようと

メニューを見た。。

 

注文を取るために

店員がやってきた。。

 

「これとこれと・・・」と

英語を話せないであろう店員に

気を使って

指をさした私。。

 

すると・・

「チキン以外はない」と

立派に英語で言う店員。

 

こんなに沢山のメニューがあるのに

店にあるのはチキンのみ。。汗

 

さすがは中東。

 

みなさん。

これ、中東あるあるです。

ドバイは違うだろうけどね。。

バーレーンでもよくありました。

 

メニューには

それはそれは

立派な品数が揃っていて

見栄えもいいのですが

実際にその店が作れるのは

品数はごくわずか。。

 

私:これは?→ 店員:ダメ

私:これは?→ 店員:ダメ

私:これは?→ 店員:ダメ

私:じゃあ、これは?→ダメ

私:だったらどれなら作れるの?

→ 店員:これとこれしか作れない。

 

それなら、

最初から

メニュー見せるなよ💢

って何回思ったことでしょう。。

 

 

 

 

飲食店は

メニューにあっても

作れるものは限られている。

これ、結構日常茶飯事。

地元臭が強い店ほど

その傾向にあり。。

 

それでも

いつもなら最低でも2択くらいはあるんだけど

今回は一択。。。

ううう。

 

文句なしに

チキンのビリヤニが来た。

 

知らない方のために・・

 

中東ではまあ、一般的な料理。

カレーよりも味はかなり薄いスパイス味。

辛くはない。

炊き込みご飯?みたいな感じ。

 

普通はヨーグルトにキュウリが入ったものと

合わせていただく。。。

 

で・・普通なら

上記の写真のような感じなんだけど。。

ここのチキンはなぜか

ピンク色。。

 

なんでピンク??

 

そんな疑問しかないが

出されたので

食べるしかない。。

 

義父のパエリアよりは断然食べれるが

・・・な味ではあった。。

 

私は店でご飯を食べてる時に

「今日はホテルに泊まりましょう。

近くに新しい感じのホテルを見つけました。

砂漠の外なので水もあるし

普通にクーラーもあるようです。

ここで、一旦待機しながら

トレーラーを修理に出しましょう。」

 

先は長い。

だから

修理しないと。。

 

この提案に

義父やっと納得。。

 

砂漠で暑い思いをして

作業したのが

応えたのか

「クーラー」と言う言葉に

反応したと思われる。。

 

既に何かあった時は

このホテルを・・

と下調べしていた。

私が計画したんだ。

それくらいのバックアップはしてあった。。。

 

まあ、義父母はこういうのを

心配性というのだろうけども

日本ではこういうのを

用意周到というんだけどもね。。

 

文化の違いかしらね。。笑

 

とりあえず、その計画通り

あっという間に場所特定

義父母に写真を見せると

気に入った様子。。

 

食事を終えると

義父は「早くホテルを抑えた方がいい」と言い出した。

 

確かに。。先にホテルに行って落ち着いてから

修理先を見つけ他方が良さそうだ。

 

実はオマーンは・・

お昼過ぎは店は閉まる。。

ランチタイムらしい。

 

4時くらいからまた

店がオープンするシステムがほとんど。。

 

特に溶接してくれるような

技術系のお店は

その傾向が強い。

 

だから、今

慌てて動くだけ無駄だ。

 

そう思った私は

義父の言う通り

直接ホテルに行った。。。

 

 

ホテルというより

コンパウンドみたいな場所。。

 

係りの人が泊まる施設を案内する。

 

選択は2つある。

1つは大きな家。

もう1つ目は部屋貸し。

バズルーム付きのホテルみたいな感じ。

 

大きな家は

プール付き。。

プール付きがいいけど。。

でもやっぱり高い。。

 

ここには贅沢しに来たわけではなく

一時避難なわけだし。。

もっとお手頃な価格がいい。。

 

そう思いつつ

一軒家貸しではなく

部屋貸しの方を見せてもらうことに・・

すると、バルコニーまでついて

なかなかいい感じ。。

 

しかも、一軒家貸しが3万円もするのに

部屋は6000円。

しかも子供はマット貸してくれて無料だそうだ・・。

2部屋で12000円。

これはお得。。

 

ただし、キッチンがないため

 

自分で炊事は難しい。。

 

そう悩んでいると

このホテルのオーナーが

「駐車場の先の庭で

バーベキューしてもいいよ?

水もあるしね。。」とな。。

 

おおお!

その場所を見てみると

なかなかいい場所。。

ここなら朝食も昼食も問題ないな。。

 

キャンプの準備は山のようにしてきた。

だから食材はたくさんある。

その食材を使わないのは

勿体無いので

料理できるのはちょうどいい。。

 

外食って言っても

チキンしか置いてないような店しかない。

自分たちで作った方が

何倍も美味しいし。。

 

ということで、ここに決定。。。

 

荷物を降ろし

この一連のバタバタを

一旦落ち着かせようと

それぞれリフレッシュすることに。。

 

汚れた体を洗い

クーラーの効いた部屋で休む私たち。。

 

もう直ぐ4時。。

トレーラーを修理してくれるところを

探す時間。。

 

そう思って

横で寝ていた夫を起こそうとすると。。

どうも様子がおかしい。。

 

夫は震えている。

 

 

どうした?

そう思っておでこにを当てると

ものすごい熱が。。。

 

私は慌てて薬を用意し

飲ませた。。

 

熱は40度近い。

 

どうしよう。。

 

夫とするはずだった

トレーラーの修理工場探しは

私がするしかない。

 

今晩様子見て

夫の熱が下がらなければ

病院だ。。。

 

それまでになんとかしないと。。

 

夫の病気の様子を義父母に知らせる。

そして、私は今後のことを

義父母に話す。

 

夫は熱があるし

今はとにかく休ませて様子をみよう。

 

その間、義母は夫・子供達と

このホテルで待機・・・。

 

私と義父は修理工場を探しに

そして必要なものを揃えるために

街に行く。

 

そういう・・

 

頼みの綱の夫は高熱だし

トレーラーは修理が必要

 

問題だらけ・・・

 

どうする私たち?

 

キャンプ2日目

残り1週間以上。

初っ端から問題続きであります。。