若者 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

さて、
乾燥機の取り分を巡って
もめそうになったと同時に
ホテルへ帰る事を決断した私達。

もちろん
他にも理由はあった・・・。
実は。。。夫はこの日が最後。
次の日の早朝の便で発つ。
叔父と叔母も
同じ日に発つ。。。

だから、あまり夜遅くなるのは困るのだ。

そういうことで
急いでホテルへ向かう事になった。

義父の運転。
義父に送ってもらう時
私今後の予定に付いて話した。

夫がイギリスを発つと同時に
私達は義父母とともに
義父母の家にいく事になっている。

早朝、夫だけ空港に送り
その後帰りに私達を拾っていく。。。
そう言う事で
話しがまとまった。

一緒に空港に行く事はあえて避ける。
全員分の荷物を載せるスペースが無いため
この方法になったのだ。

さて、色々考えて
計画が決まった頃
ようやくホテルに到着。

すると・・・
ホテルの周りの様子がおかしい。

変な若者が
ウロウロしている。

この変な若者というのは。。。

日本みたいにチャラチャラしてるとか
そう言う類いの変な若者ではない。
明らかに・・・
ドラッグ系の問題がありそうな若者。

実は前回イギリスに行ったときもこの類いの人を見た。
彼らは町中によくいる。
朝、若い人が頭からフードをかぶり
道の端でうずくまって寝ている。
酔っぱらいとかではなくて
目の下に大きなクマのある
明らかにおかしい若者や
中年の人まで・・・。

いわゆるジャンキー・・・。

彼らは決まって痩せている。
目はうつろで
ちょっと小汚い感じがする。

この日いたのは
女性2人。
外の気温は0度近いのに
露出の高いワンピ・・・。
客引きなのかわからないが
妙にソワソワしながらホテルの前をウロウロする。


明らかにおかしい・・・。
そして、こちらをジロジロ見始める。

まずい・・・。
早く中に入ろう。
子供を抱え小走りでホテルの中へ・・・。

このホテルマージーの家から
車でたったの10分・・・。
夫の言う治安の悪さを
目の当たりにし
ビビる私・・・。

やっと部屋の中。
安心し子供達をベットに寝かし
夫と私の荷造り開始。

夫に出来るだけ洗濯物を持って帰ってもらおうと
夫のバックに詰め込めるだけ詰め込む。
義父母からクリスマスプレゼントを渡されて
荷物が膨れ上がっていたので
夫に多くの物を持って帰ってもらう必要があったのだ。

そうそう、今回のクリスマスプレゼント・・・
前回同様、大人同士の
プレゼントのやり取りはしないと
夫と義妹と義弟の間で決まっていた。
だから、私達は当然ない。
私達も送ってない・・・
いや、実際は送ったが
まあ、皆で分けるような物だったので
まあ、無いと同じ。
しかし、子供達には
クリスマスの日にちゃんと
プレゼントを渡した。

しかし・・・
義弟からの子供達へのプレゼントは無かった・・・。
義妹はきちんとくれた。
彼女はそう言う人だ。
義弟からクリスマスプレゼント
とうとう家族全員もらえなくなった・・。
まあ、いつかはそうなるだろうと思っていたから
来年はもうこの人とのやり取りはやめよう。
こういう付き合い方が出来ない人なので仕方が無い。

いつも、義弟から何も無いときは
義父母が倍以上のクリスマスプレゼントを買う。
私の子供達を不憫に思うからなのか
自分の息子の至らなさを補っているのか
それは分からないが・・・。
だから、義弟がくれなかったおかげで
クリスマスプレゼントが今年は多かった。

さて、自分のスーツケースに
ものすごい洗濯物と玩具が
詰め込まれている事に
ものすごく不満を表す夫。

しかし、私は子供3人つれて帰る。
だから帰りは
出来るだけ荷物は少ない方が良い。

一方、夫は単身。
一人だから身動きができる。
だから、文句言われても無視。
最後は分かってくれたが
若干喧嘩しながら荷造りを終える。

そして就寝。

次の日の早朝
夫は時間通りに
ホテルを去った。

私は子供達の用意をさせ
全ての荷造りを完了し
迎えを待つ体制になる。

夫を空港に下ろした後
直にこっちに来るのだ。
30分後くらいには
もうここにやってくる計算なのだ。

荷物を部屋に置いたまま
子供達と共に下の様子を確認する。

すると・・・
そこには
昨夜見たジャンキーらしき2人の女性が
何処から持ってきたのか
なんと白い羽布団をシーツ無しで
頭の上からかぶってウロウロしている。
布団は地面についている状態。
この日雨なので
泥水のような水で半分濡れていて
とても正気の人とは思えない様子の女性達。

昨日の夜から夜通し
このホテルの玄関の前にいたのだろう。

怖くなった私。
時間なのにまだ義父母は来ていない。
多分、もうすぐ来るだろう。
しかし、こんな人がいるここでは
子供を連れては待てない・・。

とりあえず部屋に戻ろう。
そうやって
直に子供達を連れて戻った。

そして待つ事30分まだ来ない。
1時間・・・
2時間・・・
待てど暮らせど来ない。

どうしたんだろう・・・。
もうすぐ、チェックアウトの時間なのに・・・。

電話を持ってなかった私は
連絡の手段が無く・・・
どうする事も出来ずに
途方に暮れてしまうのであった。