搭乗するから金返せ〜! | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

さて、決戦の日。
この日私は眠れなかった。
なので、目の下にクマができた状態。

寝れなかった理由はもちろん
返金・・・・。
この旅の最初に宝石店で2000ドル騙され
この旅の最後の最後になっても
まだ返金されていない・・・。
これはお金が返ってこないかもしれない・・・。
そう思っていた。

一応こちら側のカード会社には連絡と対応済み。
数日前にカード会社の支店長の方から
直々に電話があり
書類を受け取ったので調査を開始するということと
先日の電話対応の不手際の謝罪の電話があった。

これから調査する・・・
しかし、もし返金に相手が応じなければ
カード会社の負担になるのか
私達の負担になるのかは
詳しく調査しないと分からないと言う。

一か八かのかけ・・・

相手が返金に応じなければ
かなり不利な感じがしていた。

そんな心配から
返金に応じない何十通りものパターンを考え
頭はもうパンク寸前・・・。

そう、私はかなり心配性・・・。

しかし、それと同時に
覚悟も出来ていた。
私が店に乗り込む気満々だった。
怖いなんて思わない。
絶対に返してもらう。
何が何でも・・・。

そんな気合いだけはあった。

朝食を終えチェックアウト。

そして・・・
早速宝石店に向かう。
車の中はやけにシーンとしていた。
私達夫婦はかなり緊張していたに違いない。
その緊張を感じ取った子供達も
大人しかった・・・。

宝石店に着くと
夫は私の顔を見て
「ハニー(私)は車に残って子供達を面倒見てて。
僕が一人で行ってくる。
心配しないで。
ただ、帰りがあまりにも遅かったら
中を確認せずに
そのまま警察へ行ってね。」と
優しく言う。

「いや、私が行くよ。
子供達をダーリン(夫)が見ててよ。
私できるから!
私に任せて!」と言う私。

「いいや、ここは僕に任せて。
相手は筋金入りの悪の可能性もあるんだから
ハニーはここにいて。
君に何かあったら耐えられない。
だから、君はここで子供達と一緒に
僕を待っていて。」と・・・
そう言い残し
頬にキスして出て行った・・・。
(↑外国人なのでお許しを~! 笑)

おおお、やっぱり
夫は頼りになるな・・・。
私が夫を守ろうと思っていたが
どうやら夫も私を守ろうと思っていたらしい。
こんな時に頼りになるのは有り難い・・・
しかし、やる気満々だった私は拍子抜け・・・。

そして・・・

待つ事10分・・・
まだ夫は帰ってこない。



待つ事20分・・・
まだ夫は戻ってこない。



待つ事30分・・・・
夫はまだ戻ってこない。


どうしよう・・・・



もうそろそろ警察に行った方が良いのだろうか・・・




そう思っていると・・・
45分後に
夫は戻ってきた。

ひとまず安心。
何事もなさそう。

帰ってきた夫は
私に一部始終を話しだす。


先ずは・・・
夫が中に入り
店長と返金について話す。
ここで、夫はかなり強気で返金するように言ったよう。
すると、宝石店の店長が
銀行とのやり取りを始め・・・・
その待ち時間が長かったよう。

夫曰く・・・
今までの言い訳は全部噓。
あと7日で返金できます
あと3日で返金できます
あと1日で返金できます・・・
全部噓。

何もこの間やってなかった様子。
だから、この日初めて銀行に電話をかけたこの男は
やっとここで返金手続きを始めたよう。
夫は夫の目の前で返金手続きを
今すぐするようにかなりキツく言ったよう。
だから渋々・・・返金手続きを始めた。

電話でやり取りしたら
あっという間・・・だったらしい。
宝石店曰く
カードで支払った場合
売り上げが反映されるまでに
時間がかかるのだとか・・・
だからある程度
待たなければいけないという
もっともらしい言い訳は・・・
噓のような気がする。

だとすれば・・・
宝石を騙されて買わされた
あの日の次の日の(銀行開店している)朝は
直に返金できたはずなのだ。

宝石店の店長は
ささっと返金手続きをしたよう。
夫は返金証明を要求。
その要求を黙って受け入れた店長は
返金した証明がメールで銀行から送られてくるのを
待っていたよう。
そして、そのメールが届くと・・・
それを今度は夫のメールに転送。

そしてその後、
夫が携帯電話を取りに車に戻ってきた。
宝石店からの返金証明メール確認をするために・・。

私に先に事情を説明した後
夫はスマホを開き
一緒にメール確認をする。

すると・・・
銀行からの返金証明の内容が書いた
メールを受信した。
これで一安心。
銀行との手続きの処理にあったID番号がある。
つまり、この番号でこの手続きを確認できるのだ。

夫はこの後また宝石店戻り
メールが確認できた事を伝え
無事返金処理を終えた。

宝石店の店主は
「これで返金できてなかったら
警察でも何でも突き出していい。」と
言っていたらしい。
「返金に2日ほどかかるから、
それで返金できていなかったら
またここに来て良いですよ。」という店主。

夫はもちろん、この日
私達がこの国を発つことを言っていなかった。
そして夫は
「もし返金できてなかったら
また来る。」とハッタリで言ってみると
「いつでも来ていいですよ。」と答える店主。

どうも今回は本当に返金した様子。

信じていいのか・・・
分からない・・・。
でも、もう出来る事はやった。
これで返金してなかったら
もう諦めるしかない。


そう思って
この返金手続き証明のメールを受け取ったことを
カード会社連絡する私たち。

すると・・
その証明をFAXで送ってくれと言う・・・。

FAXって・・・そんな何処にでもない!!
それにメールをプリントしないといけないのに・・・。
そんな事何処で出来るんだろうか??

と思いつつも・・・
5つ星のホテルを探しそこのビジネスラウンジを
有料で使わせてもらう。
そこには・・・
プリンターもファックスも・・・あった!!
神の助け~!!

このホテルで全ての書類を送り・・・
無事返金完了・・・。
のはず・・・。

返金が反映されるのは
多分2日後のはず・・・。
宝石店の店主もそう言っていた。

こうして、返金騒動は
飛行機に乗るその日に
なんとか決着がついたのでありました。


長かった・・・。


ちなみに実施にネットで返金確認できたのは
バーレーンに帰った2日後の事であった。


コメント返信遅くなってすみません~!!
いまちょっとバタバタしてますので
ちょっと遅くなります!!
もう少々お待ちいただけますと幸いです~!

次はラスト!!

感動のフィナーレ?です。
最後の最後まで・・・・です。はい。