最後の最後でまた・・・ | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

さて、返金2000ドルは終わった・・・
多分。。。
このときの気分はそんな感じ。
国際振込の場合
直には反映されないため
2日くらいかかるのは普通。
だから、この時は
実際にお金が入って所が見れていないので
多分、大丈夫のはず・・・
そんな気持ちだった。

この日のフライトは夜中。
夜中の1時頃の出発予定。
そこまで子供達をハイにしなければいけない。
つまり、ギリギリまで
起きていて欲しい・・・。

そんな事は叶うはずもなく・・・
わかってはいるものの
必死で対策を練る。

子供をハイにさせる方法
それは・・・

ひたすら甘いものをやる。

実は我が家。
小さい頃からあまり甘いものを食べさせていない。
いや、普通に食べさせてる。
日本人の感覚で・・・。
日本人が子供に与えるような頻度や量で
あげている。
多分普通の範囲で・・・。

しかし、なぜ
「あまりあげていない」と言い切るかと言うと
外国人の子供・・
いや、ここだけなのか
イギリスだけなのか
夫の家族の近所だけなのか
それはわからないが
やたら甘いものを食べるし、食べさせる。
ジュースで食事をし
チョコレートや
アイスクリーム・・・
甘い食べ物を
常にやる。

これがいいかどうかは別にして
うちはこれをすると・・・
子供が暴れだす。
やたら騒いで意味もなくうるさくなり
注意散漫になる。

シュガーラッシュと呼ばれるもの。
つまり砂糖でハイ(気持ちが高まる状態)になるのだ。

だから我が家は
ここの他の家に比べると
砂糖控えめ・・・
中東という過酷な条件で
家の中に常にいる事が多く
体力を消耗する機会が少ない。
だから、多く砂糖を取りすぎて
糖尿病などの病気にならないための
対策でもある。

まあ、あまりたいした事はしてないが
甘いものを連続で沢山あげないように
しているだけ・・・。
日本だと普通の範囲だと思うやり方。

さて、そんな我が家の子供達が
連続で甘いものを食べるとどうなるのか・・・

それはもう
元気になる。

先ずは騒ぐ。
次に寝ない・・・。
特に寝る前に甘いものをあげると・・・
目がギンギンに・・・

今回、これを逆手に取る。
つまり、子供達
甘いもの食べ放題!

この日最後の晩餐は
またもや日本食。
今回はおにぎりとみそ汁
などのシンプル料理。
皆、お腹いっぱいに食べず
腹八分に食べた。


そして・・・
子供達の天国の扉は開いた・・・。
甘いもの解禁~!

先ずは・・・
チョコレートパフェ・・・
その後はジェリービーン
ジュース
クッキー・・・
もう、甘いものばっかり・・

気分が悪くなりそうだが
子供達・・・
夜にこんなに甘いものを食べた事がないので
興奮気味・・・。

このテンションのまま
空港に向かった。
夜の9時。

車を引き渡すのは
空港・・・。

思えばこのレンタカー会社・・・
私達を散々な目に合わせた人たち。
ガソリンを全く入れておらず・・・
初めてのコロンボで
ガソリンスタンドを探して迷走させられた。

自他ともに認める
恨み深い私
このことをしっかり覚えていた。

だからガソリンは
キッチリ前と同じ
ガソリンランプがついたまま手渡す事に
全神経を集中させていた。

そして・・・
バッチリ・・・
ガソリンランプが
付くか付かないかの状態で
空港に付く!

空港の駐車場で待ち合わせ。
もちろん、駐車料金は私達もち・・・。
チェックインが始まる
30分前に付いた。
つまり2時間半前。

この時間に待ち合わせたのに
まだ来ていないレンタカー会社。
遅いな・・・
そう思いつつ
車の中で子供達と
私のコンピューターを使って映画を見ていた。


そして・・・
30分後。
チェックインが始まったのに
まだ来ない。

遅い・・・。
そう思って電話するも・・・
電話に出ない。
最後の最後に怒らないように
必死で我慢するも
チェックインが始まって
心が焦ると同時に
怒りが込み上げてくる。


まあ、実際にはしないけど
このまま乗り捨てていきたい気分。

車をレンタルするときに
前金200ドルをレンタル料金とは別に
払わされた。
これは返ってくるお金。
担保みたいなもの。
これを返してもらっていない私達は
まだ帰るわけにはいかない・・・。

待つ事チェックイン開始10分過ぎ
まだ来ない・・・。

夫と話し合い
約束の場所を離れ
出発口の前に車を横付けし
荷物を降ろす。
この頃、また電話をする。
すると・・・
やっと電話に出る。
「直に着きます。あと10分で着きます」という。
「もうチェックインが始まっているのに
何で、あと10分もかかるの??」と
横で切れている私をよそに
夫は
「出発口の前で荷物を降ろしているから
早く来て欲しい。」といい
電話を切る。

確かに今更文句言っても仕方がない。

夫が車を降り
カートを持ってこようとすると・・・
私は荷物をまとめ、
車の中を整理する。
子供達はまだ元気・・・。
早く車が来て欲しい!!

夫のカートに荷物を載せ
全部準備が整った所で皆が車の外に出る。
この時点で10分は軽く超えていた。
もう待てない・・・。
夫を車に残して
全員空港の中に入るも・・・
夫を残してチェックインできるはずもなく・・・。

空港の玄関で
子供達と一緒に大荷物で
外の夫と車を見ている私達・・・。

すると・・・
更に5分ほどおくれてレンタカーの人であろう人が
夫に近づく。
夫は無事担保のお金をもらい・・・こちらへ向かってくる。

約30分ほど遅れてチェックイン・・・
のはずが・・・
出発が何故か遅れていて
チェックインさえ開始されていない。
長蛇の列・・・。

結局
1時間の遅れ・・・
空港で最初にダウンしたのは娘・・・。
その後息子と全員ダウン・・・。

何とか担いでチェックイン・・・
このまま免税品店を見る事なく
なだれ込むように搭乗したのでありました。

乗り継ぎ合わせて8時間ほどのフライト・・・
バーレーン空港に着いたときは
ちょっとほっとした。

駐車場に止めてあった車も
無事に出庫でき
空港を出る事に・・・。

家の前に着くと・・・
いつものように
家の前はデモのせいで燃えていたが
そんな我が家でも
帰ったときの安堵感は
今も忘れない・・・・。

ここが我が家。
どんなに美味しい食事も
どんなに高級なホテルも
我が家には敵わない。


家に帰り着いたその日・・・
直に寝る事なく
1ヶ月使っていなかったホコリだらけの家の
掃除と荷解きをはじめた私。
※我が家の床がタイルなのと
中東はホコリが溜まりやすいので
足の裏が黒くなりやすいから掃除が必要。

数時間でやっと掃除と荷解きを終え
落ち着き
その日は家族全員自分のベットで
爆睡したのでありました。

怒濤の最後・・・
我が家の旅はいつもこんな感じ・・・
次こそは
何事もなくバカンスを楽しみたい・・・。
そんな願いはいつになったら叶うのか・・・。

そう思いながらも
次の旅行に胸をときめかせる
懲りない39歳の夏であった・・・。