そのとき義父母は・・・ | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

マージーが帰りたくないと
泣き・・・
来年も来ていいかと
聞いてみたり
明らかにここが気に入っている様子。

これはヤバい・・・
と思っているときに
電話があることを知らせる。

それは・・・
Whats App
を知らせる音。
これは・・・
電話番号を通じて
メッセージをのせたり
写真を載せたり
まあ、ミニバージョンの
Facebookみたいなもの。
日本にはLINEというのがあると
聞いたことがあるが
多分同じ感じだと思う。

実は私
こういうのが苦手なのだ。
Facebookはもう流行はじめの前にはやっていた私。
始めたのは
2008年?2009年?くらいだった気がする。
日本には
まだ今程知れ渡ってないとき
何故か既に始めさせられていた。
もちろん、夫に無理矢理作らされたのだが
性格上、こういう誰でも見れる場所で
顔と名前付きで
自分の日常の出来事を書くのが苦手で・・・
写真なんか載ようとも思わないのに
他の人にタグ付けされて
知りもしない私の写真が
沢山・・・
もう全てコントロールするのも
超面倒くさい。

それに
あまりにも知らない人や
遠い遠い友達から友達申請が来て・・・
そんな人たちに
私の写真や日常を覗かれることへの抵抗があって
すぐに放置。
ほとんど目を通さない。

Facebookで懲りた私なので
Whats Appなどしたい訳がない。
しかし、夫の家族に1年以上説得された後
無理矢理入れられた。
主に家族とのやり取り以外では
使わないのだが・・・

これがまた超面倒。
いちいち写真を載せないといけない。
毎日子供の写真を載せろという。
子供達の顔を見たい
夫側の家族の要求。

載せるだけでも面倒なのに
いちいち夫の家族の載せる
甥っ子や姪っ子の写真に
コメントしなければいけない。
「かわいい!」とかなんとか・・・・。

私と夫の家族の感覚の違いは
自分達の子供の写真を
何度も私に送りつけてくるところ。
たまに自分が入った写真も送ってくる。
私の子供や
私たちが写っているなら
まだわかる。
純粋に自分たちの写真を
沢山送ってくるのだ。

日本人の私はどうしていいか・・・
さっぱりわからない。
やっぱりこの写真は・・
飾れという意味なのだろうか?

その感覚で
私にも送れというのだ。
その要求の延長上にあるのが
このWhats App・・・
もうこれ、超~迷惑。

でも、これで家族の行動がすぐにわかるのだ。
そして、何を知っていて
何を知らないのかも・・・
今回はそれがハッキリわかるメッセージがやってきた。

「そっちはどう?
マージーと楽しく過ごしてる?」と・・・
義理の妹からメッセージ。
これで、家族のみんなが
私たちが置かれている状況を
知らないことがハッキリわかった私。

私はマージーが来てから
このWhats Appは更新してなかった。
更新する暇もなければ
する気もなかった。
しかし、義父にはちゃんと伝えていた
何が起こっていたのか・・・。
しかし、義父はこのことを
誰にも言っていなかった様子。

これにかなりムカッと来た私。
ここで性格の悪いヒロが登場する。
そして・・・
「やっと、病気が良くなったのよ。
子供達も私も1週間以上吐いたり下痢したりして
もう本当に大変だったの。
生きた心地しなかったわ。
特に子供が可哀想で・・・。」と
義理の妹が読んだら
普通の病気だったという報告だが
義父母が読めばわかるようにしておいた。

実は・・・
私は義父母に
私が病気になったここまでの経緯を
話しているのにも関わらず
この時はまだ謝罪の一つももらってなかった。
ずっと、嫌みを言うのを我慢してきた。
でも、もうここで限界。
分かりやすく嫌みを書いて残した。

そして・・・
今まで読んでなかった
過去のコメントを読んでいると・・・
驚くべきことが分かった。

それは・・・
私たちが
助けを求めるように
マージーのせいで
病気にかかったことを
義父に伝えたその日の翌日

なんと彼らは旅行に行っていた。
海外に住んでいる義理の弟の家に
孫に会いにいくために
家を空けていた。

つまり、私たちが助けを求めても
マージーを早く引き上げさせようとも
何も提案しなかったのは
自分たちが旅行に行くため。

私はあんなに苦しかったのに
助け舟を出そうとも
謝ろうともせず
自分たちは他の孫に会いにいった。
こっちの孫が
義父母の送り込んだマージーのせいで
病気で苦しんでいるというのに・・・。

その怒りが頂点に達した私は
夫に言った。
「私、今年は絶対にイギリスには帰らない。
義父母に今年は会うつもりないから。」と・・・
何が何だか分からない夫は
「え??どうして?」という。

本当は
「貴方の親がやったことが
許せないに決まってるでしょ?
彼らのせいで私たちが苦しんでいたのに
自分たちの旅行を優先するために
この状況を無視したなんて
許せるわけないでしょ?」っと
思い切り言いたかったが・・・
それを言うのはやめた。

夫は自分の家族のことを言われるのは嫌だ。
私も嫌だからその気持ちは分かる。
それに、夫を許すと決めた以上
夫を追いつめても仕方がない。
でも、今年はもう会いたくない。
正直、スカイプでも見たくない。

そこで
「義理の弟夫婦も同じ時期1ヶ月も一緒に泊まるのよ。
無理に決まってるでしょ?
義弟の子供は1歳ちょっと。まだまだ敏感な年頃、
一方私たちの子供はうるさい盛り。
そんな子供達が一緒に一家月も過ごせないのは普通よ。
子供達に1ヶ月も
大人しくするように我慢させる気?
そんなの無理だし、可哀想。
それに、私もせっかくの休日に
家政婦になるつもりないから。
私が2ヶ月の子供を抱えていても
私をこき使っても平気だった連中よ?
自分たちが小さい子供がいることで
大変なんだから
当然のように私をこき使うに決まってる。
覚えてないの?
無理。あんなこともう2度とご免よ。」
と第二番目に気に入らない事項について述べた私。

もちろん、嘘なんかじゃない。
本当のこと。
こんな扱いを受けている今、
何の気遣いもなく
夏の休暇中に更に家政婦扱い。
そんなの耐えられない。
だから、どうやっても
帰るつもりがないのだ。

こんなことになる前は
義父母のためになら我慢してやってもいいかなと
思っていた私だが
もう何の未練も義理もなくなった私。

嫌みを言って分からない義父母なら
このことで怒りを伝えるしか
方法はない。
私はかなり怒っているんだということを・・・。

そしてこの提案に
夫は納得。
今年はイギリスには行かないという
決断を下した。

そして、数日後
Whats Appを通して・・・
「こんなことになっているなんて
ごめんなさいね。」と
初めて謝罪の言葉を義母から聞いたが
もう時既に遅し・・・。
私はすっかり帰る気がなくなったので
気づかないフリ。
事実、既に知っていたはずなのに・・・
ああ。そうか!
私だけ病気だったから謝らなかったんだ!
子供達もかかってしまったから
ようやく罪悪感・・・。
納得!

と余計に腹が立った私であった。
まあ、あの文章から
勘の鋭い義母なら
私が切れていることを
最初に気づくとは思っていたけどね・・・。

この後から
私はWhats Appを無視することを決意。
元々、夫の家族への義理で始めたもの。
その義理がなくなった私には
無用の長物。

この後、散々の問いかけにも無視する
意地悪な私であった。
やっぱり、私はこういう系統のものは
苦手だ・・・。