私用記録&マージー泣く・・・の巻 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

すみません、更新が遅れてます。
実は色々とバタバタしてます。
最初にマージーの滞在記とは
全然関係ない話を書きますが
私個人用の記録ですので
御了承いただいきますと幸いです。

・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・・ー・ー・ー・

私の大切な友人の一人が
バーレーンを去った。

彼女には沢山笑顔と勇気をもらった。
いつも集まっては
時を忘れるほど
楽しくおしゃべりをして・・・。
お腹をかかえ、
泣きながら笑うほど楽しい会話を
何度したことか・・・。

時には苦しい私の心のうちを
きいてくれたり・・・。

友人・・・本当に大切な存在。

海外生活の私には無縁だと思っていた。
面倒なしがらみが苦手で
少数としかつき合わない
人間不信気味の私には
こんなところで
何でも話せる友人ができるとは思っていなかった。

心細い思いをし
心を閉ざし
不安でいっぱいだったあの頃・・・
本当に友人達には
沢山支えてもらった。
1年ちょっとたって
やっと前を向いて歩けているようになったのに
突然のお別れ・・・。

わかっていたとはいえ
本当に残念だった。
これからもっと
楽しいことがまっているはずだったのに・・・。

駐在(EXPAT)・・・・
ここに住んでいる以上
避けられない別れ。

仕方ない・・・でも悲しい。

一期一会・・・

彼女との別れを惜しむと同時に
彼女の幸せを願って止まない。
彼女がこれから沢山の素敵な人に出会いますように。
そして新天地での生活が
彼女にとって素晴らしい物でありますように。

頑張って
ここからいつものメンバーと一緒に
応援してるよ!
今まで本当にありがとう!


ここに記録として残す。

2014年 5月17日
・ー・ー・ー・ー・ー・ーーー・・ー・ー・ーー・ーー・

さて、ヘアースタイルは
思い通りにいかなかったものの
久しぶりのショッピングや
マージーの恋話で
心が通ったように感じれた私たち。

相変わらず人使いの荒いマージーだったが
私が慣れてきたのと
後少しというのとで
何とか頑張れていた。

あと4日で帰るという日のこと。
私と夫は買い物に行こうと
マージーを誘った。
しかし・・・マージーは
「今日はキツイから、
久しぶりに家族水入らずで出かけたら?」という・・・

おおお!
どうした?マージー??
やけに気を使ってくれるじゃないの??
と不思議に思いながらも
「でも、もう、マージーには時間がないから
買いたい物なんかがあるでしょ?
オーダーメイドで服が作れるから
今日くらいだとギリギリ仕上がると思う。
自分の好きなズボンをコピーできるチャンスなのよ?」
という私。

実はマージー好きなズボンがあって・・・
そのズボンがあちこち綻んでいるのに
それでも着る。
着心地がいいらしく・・・
ボロボロなんだけど
大好きなのだ。
それと同じ形のズボンを探しても
もう見つけられなくて・・・。
だから、ここで何着か揃えたほうがいいとう
話をしていた。

「うん、わかってる。
でも、今日は家にいるわ。」という・・・
マージー今日はゆっくりしたい気分らしい。
「ズボンを仕立てに持っていって、
同じにしてもらいましょうか?」
という私に
「いいのいいの。先が短いんだから!」という
マージー。

もしかしたらお金を使いたくないのかもしれない。
そう思った私は
それ以上、
マージーに勧めることはしなかった。

マージーに昼食の用意をし
晩ご飯前には帰ってくる約束をし
その日私たちはショッピングを楽しんだ。
といっても・・・
私はマージーにお土産を持たせるようにと考えていて
そのために色々と見て回っていたのだ。

色々とめぼしいものを見つけた私。
しかし、買わずに帰ってきた。
何故かというと・・・
マージーは何でもいい人ではない。
そこは夫と全く一緒。
人に親切にされても
いらないものはいらないのだ。
だから、私が勝手に買うのは
マージーの気分を悪くさせる要因になるのだ。

ここまで気を使わなければいけないなんて・・・
と、いつもなら思うのだが
まあ、後少し、頑張れる。
そう思い
もう一度買いにいくのは面倒だったが
この日は一旦帰宅。

そして、家に帰り着くと・・・
マージーは起きていた。
今日見たものを色々と話す私。
マージーはニコニコしながら
「そうなの・・それいいわね!
来週買いにいこうかしらね!」
という・・。

これに私は
・・・
夫も
・・・

マージー・・・どうもわかっていない。
マージーは
もうすぐイギリスに帰らなければいけない
ということを・・・

夫が見かねて
「何言ってるの?
あと3日しかないんだよ。
あと3日で
帰るんだよ。
」と冗談っぽく言う。

マージーは驚いた。
顔が固まるほど・・・
口を大きく開け
固まっている顔・・・。
ショックを受けているのだ。

そして・・・・一時すると
泣き出した・・・
涙を流しながら
マージーは
「なんで?本当なの?
私はまだあと1週間あると思っていたのに・・・」
とオンオンと泣き出す。

どうもマージー
今回私たちだけでショッピングにいかせたのは
自分は来週があるからその時行けばいい
思ったらしい。

そして・・・

あと一週間
延長できないの?


と恐ろしいことを言い出す。
これに私は・・・
心臓が止まるかと思うほどドキッとした。

きっと夫も同じようにドキッとしたに違いない。
夫はすかさず
「それは無理だよ。
僕もヒロも来週は予定がいっぱいなんだ。
お父さん達もそのつもりで迎えにくるんだから。」
と必死で阻止しようとする。

すると・・・こっちも必死なマージーは
「だって、イギリスに帰っても
私は家に一人なのよ。
本当は息子の家(義父母の家)に数週間泊まりたかったのに
(義母)の誕生日だから
家族が集まって・・・私の部屋はないって言うの。
だから、直接家に帰らされるのよ。
それに、まだお土産を買ってない。
(義母)にも誕生日プレゼントを買ってない!」
と涙ながらに言う・・・

これ、実はマージーの常套手段。
年に一度
義父母の家に長期滞在するマージー。
帰る日が来ると
この延長を申し出る。
泣きながら・・・もう少しいたいと・・・

しかし、義母はそれを許さない。
最初は
ちょっとくらい延長させてやればいいのに・・・
と思っていた私だが
今なら義母の気持ちがわかる。
無理だ。
絶対に無理だ。

彼女に囚われる時間が多すぎて
息ができなくなるような気分になるのだ。

義母はなんだかんだ言って
マージーの面倒を見ている。
それに対して、
「ちょっとくらい延長させてやりたい」と
いい人そうなことを言っている義父は・・・
自分の趣味が忙しくて
マージーを義母に丸投げして逃げる。
ちょうど私の環境と似ている。
まあ、夫の場合は仕事なので仕方がないが・・・
私の負担が多いのは事実。

また、息子には見せたくないというプライドから
義母は私がしてきたような下の世話をすることが多いのだ。

ここには書ききってないが
実際マージーの世話は
本当に想像を絶するほど
束縛されるのだ。
子供の世話などとは
全く比べ物にならないほど。

だから・・・
自分の誕生日の日くらい
介護に追われない
子供達や孫達と一緒に楽しく誕生日を送りたい・・・
そんな義母の気持ちは
とてもわかる。

泣いているマージーを
慰められない私。
慰めれば罠にはまる。
罠にはまれば
マージーはもう一週間ここにいる。
そうなれば私は・・・
今のようには
もう頑張れない。

私は
「明日、買い物に行きましょう。
夫が帰ってきたら、一緒に。
そこでお土産を買ったらいいですよ。」と・・・

何とかごまかしたものの
何となく不安になる。
まさか・・・
このまま押し切るつもりじゃ・・・

買い物の提案で少し落ち着いたマージー。
子供達と遊んでいると・・・
子供達にマージーは
「マージー帰ったら一人なのよ。
寂しいわ。
ここが楽しくて!
そうだ、来年も
ここに
来ようかしら!
」と
言っているマージーに・・・




かなり
動揺する私。

その動揺をよそに
子供達は
また、来年も
ここに来てね!

と可愛く言っている。

ああああ・・・
まずい
まずい
まずい

と・・・
超動揺した私は
その話に気づかなかかったのごとく
その場を逃げた。

まさか・・・
来年も・・・
なんてこと
ないよね・・・

と、ものすごい不安の中
必死に平常心を保つ私であった。