息子の希望でトゥクトゥクに乗って出店までやってきた私達。
出店にはお土産が沢山売っている。
木彫りの人形や絵、パレオなど、様々。
今回の目的は子供達のオモチャ。
木彫りの動物達を揃えようとやってきた。
ビーチボーイズといつも話していた（付まわされたいた）私達は
この時はもう、大体の相場を知っている。
お金を騙し取られることはない。
ここで子供達に木彫りの動物を買った。
ゾウやキリンやサイやカバ
多くの木彫りの人形が５０円くらいから買える。（値切り価格！）
もちろんいっぱい買うといっぱい安くしてくれる。
２０体ほど買って、１０００円くらいだった。安い。
息子と娘は大喜び。
この親子のゾウはちょっと高かった！だけど、ケニアに行った私達の記念にぴったり！
家に飾ってある鳥達！
この日はお土産をたくさん購入！
ケニアのお土産は手作り感があってとてもいい感じ。
私も夫も大好き。
そんなこんなでお土産屋をハシゴしていると
ひとりの男性が後ろをつけてくる。
丘ビーチボーイズ！
しかし、多分縄張り争いや、決まりごとがあるようで、
私達が店に入っているときは近寄ってこない。
フフフやったー！と思っていたら
夫、早速その男性に捕まった・・・・まったく
・・・そして、土産屋の端にある店に連れて行かれた。
ちょっと不安になり、後を追う私。
その店を覗くとそこはツアー会社だった。
彼の売り物はツアー
「自然がいっぱいのラムー島へ飛行機で行こう！」というツアーだった。
実は夫、すでにこのＤｉａｎｉに飽きていた・・・
そして以前から、このラムー島に行ってみたかったのだ。
写真を見ると、天国のようなところ・・・
リゾートの島だけに海もホテルも結構綺麗。
値段も行けないほどのものではなかった。
夫は明らかに行きたそうで興味津々。
いつもなら夫の気持ちは尊重していた私。
しかし、どんなにいい所だろうと、なぜか気分が乗らない・・・
私だって、今のような毎日洗濯が続く環境から逃れたい・・・
しかし、なんか不思議な気分。
これを第六感と言うのだろう。
そして、意外と私の第六感は当たる。
（今まで悪いこと続きの私には説得力がないが・・・
）
以前にも何度かその第六感を無視して痛い目にあってきた私。
どうしようか本当に迷った。
夫の気持ちを尊重してあげたい・・・
しかし、私が強く感じたその不快感を無視することはできなかった。
そして、そのツアーを断る私・・・
夫はちょっとガッカリぎみ・・・
とても後ろめたい気持ちがあったが、
この時はなぜか考えを変える気はなかった私。
そのまま、ガッカリした夫を連れコテージに帰ったのである。
そして、この私の第六感は見事に当たったのである。
これはバーレーンに戻ってからわかったことだが、
もし、このツアーに参加していたら
私達は本当のトラブルに巻き込まれていたかもしれない。
実は私達が行こうとしていた日に、
イギリス人のカップルがソマリアの海賊に誘拐される事件が起こっていた。
それもセキュリティの厳重な５スターホテルから・・・
それまで、ラムー島へ行く
陸のルートは危険だと言われていたが
飛行機で行くルートは安全であった。
なぜなら、ラムー島自体はそこまで危険な場所だとは思われていなかったのだ。
しかし、この年ソマリアでおきていた大干ばつにより、
多くの難民がケニアに流れ込んできた時期。
その時期は、私達がケニアに行ったその時期と重なり、
今まで安全とされてきた場所が、
そしてケニアの危険地帯が変わり始めていたのである。
このことは当時、地元の人でさえ予測できなかった大きな変化であった。
あの時、私は自分の第六感を信じてラムー島に行かなくて
本当に良かった・・・
もし、あのとき私の心の声を無視していたらと思うとゾッとする。
まあ、ただのラッキーだったとも言えるが・・・・
しかしこの時、夫の気持ちを無視した罪悪感から、夫のために行動を起こし
また違うトラブルに直面する羽目になるのである。
どっちを選んでも結局トラブルと言う選択肢しかなかったのか・・・
まったく・・・・どこまでついてなかったんだろう・・・・
今でも本当にそう思うのである。
マサイ族のビーズのアクセサリーを売っている。
ここからは遠いマサイの村からやってきた彼・・・
彼もこんなところまで来てしまったのだろうか・・・・
国際恋愛・結婚 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村<
FC2 Blog Ranking