キャンセルした私達。（前の記事「ビーチ最初の難関」参考）
お金を失いやりきれない気持ちでコテージに帰っている道中
夫が「今日のご飯外食する？」と聞いてきた。
もちろん答えは「Ｎｏ！」お金ないんだから（失ったから）節約しないと・・・
トホホ・・・なんと貧乏旅行なのだろうか・・・
帰りに、スーパーによって食材を買う。
実は海外に行くと一番の楽しみはスーパーに行くこと。
もはや趣味の域！
なぜ、スーパーが好きかと言うと、
手っ取り早くその国の人々の食生活が覗けるから！
こんなもの食べてるの？
こんな値段なの？
こんなもの売ってるの？
などなど、いろんなことが一時間ぐらいでなんとなく掴める・・・
市場はもっともっと好きなのだが・・・
とにかくスーパーでお買い物をした。この日はあまりじっくり見る暇はなく、
必要なものをパパッと買って、急いでコテージへ帰る。
日が暮れる前に部屋に入りたかった。
コテージに着くと、スタッフの人が部屋に殺虫剤をまいていてくれた。
つまり、蚊を退治してくれていたのだ。
助かった。部屋の中はスプレーくさいので窓を開ける。
網戸がしてあるので蚊は入ってこない。
風を通し、臭いがなくなって一時して家族が入場！
難なくその日は食事を済ませ就寝！
快適に過ごせた私達は次の日に延長してこのコテージに泊まる決意をした。
ここに滞在中、もしお得なホテルを見つけたら、そこに移動できるよう、
２日おきに更新し、予約するようにした。
１日何かを常に捜している状態だと
色んなことが見えてくる。
しかし、最優先すべきことは楽しむこと！
Ｄｉａｎｉ２日目この日初めてビーチに行く。
もちろん期待はしていない。
しかし、ビーチに着くと一気にテンションが上がった。
私が想像していたビーチとは違う光景が広がっている。
まず、ビーチの砂が真っ白！！
キメも細かく、足に砂があたっても嫌な気分にならない。
白のパウダー状！
海の色も綺麗。
中東はエメラルド色
ここケニアは澄み切った青色！
「おおっ！！」私は予想に反して感動した。
ヘッダーの写真は夫とその影を追う娘！
しかし、このビーチに感動したのは５分だけ・・・
その理由はビーチボーイズ！
ここに来る前にビーチボーイズのイメージが良かった私。
理由はずいぶん前にあった「ビーチボーイズ」と言うドラマ・・・
反町隆と竹内豊と広末涼子が主演のさわやかなドラマだった。
当時は反町隆と竹内豊どちらがいいか悩んでいたほど、夢中で見ていた私！
どっちも捨てがたくカッコいいが結局竹内豊が気に入った・・・
本当にどうでもいいことだが・・
とにかくその反町＆竹内のような爽やかイメージが強すぎて、
ここのビーチボーイズもさわやかな人たちなのだと勝手に思っていた。
が・・・・・
正直、そんなものとは大違い。
初めてビーチボーイズに囲まれたときは泣きそうになった。
海を見たいのに、目の前に立ちはだかり、
自分達の商品、ネックレスやキーホルダーを買えと近寄ってくる。
何度断ってもお供のようについてくる。
夫は彼らに囲まれ身動きすらできない・・・
一見お友達のように親しくしてくる彼ら・・・
しかし、一度狙った獲物は絶対に放さない。
そんな感じ・・・何時間も付きまとわれる。
このビーチに長く滞在している西洋人は彼らを怒鳴りつける。
「あっちに行け」と・・・
最初はなんと品のない人々（怒鳴りつけた西洋人達）なのか
と思っていた私だが、だんだんなぜ彼らが
ビーチボーイズに強烈な態度をとるのかわかってきた。
そうでもしないと自分達の楽しい時間を全部奪われるからである。
そのことに気づくのはもっと後の話。
この時は初めてで、結局囲まれてほとんど何もできなかった私達。
ビーチを歩くことすらさせてもらえない・・・
結局これ以上ここにいてもイライラするだけなのでこの日はコテージに帰る・・・
まったく・・・
しかし、当然このビーチボーイズの攻撃をこの日だけ受けるのではない。
これからもビーチに行くたびに、このビーチボーイズに付きまとわれるのである。
生活がかかっているから彼らも必死なのだろうが、相手を間違えている。
私達は貧乏旅行で大損家族・・・
何度説明しても理解してもらえず、
ビーチボーイズをかわすのに苦労する私達であった。
囲まれる夫・・・
一見世間話をしているかのよう・・・
しかし、実はあれこれ買えと勧められているのであった・・・
そしてその話を長々と聞いている夫の写真
（約３０分）
私は早い段階から相手にしないようになったが・・・
夫とは違い、私はやっぱり冷たい人なのかもしれない
国際恋愛・結婚 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村<
FC2 Blog Ranking