ビーチへの思い(とヤギのユキちゃんへの思い) | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

怪しいインド人に契約させられた車が欠陥車だと気づき、
納得がいかないまま、船に乗ってしまった私達。
(前の記事「納得いかない再出発」参考)

船に乗ってしまったのは仕方ない。
そのまま対岸に船で到着すると
引き返すかどうかで夫と口論となる。
しかし、すごい列の車がモンバサに渡るために待っていた。
夫は「もう一回窓を開けてみて」と私にいう。
すると・・・運悪く窓はすんなり開いた・・・・
「もう少し様子を見て悪かったら車を取りにこらせよう。
なんかあったら、スグに駆けつけると約束したしね。
それにモンバサからこのディアニビーチまではそう遠くないし・・・」
また暑い中、船に乗るためにこの長い列並ぶのもいやだったので
この時は夫の言うことに従った。

「せっかくリゾート地に来たんだから、
変なことは忘れて、思い切り羽を伸ばそう!! ねっ!!」そう夫は言って
私の手を握り締める・・・
うう・・・・そうだ。
私がこんなに神経質になっていやな顔をしたら、
せっかくこのビーチでの滞在を楽しみにしている夫の気持ちに
水をさすことになる。
思い直し、作り笑いを必死にする私・・
気持ちの切り替えがそんなに早くない私には精一杯の努力!

しかし、乗り気でない理由がほかにもあった。
私はビーチにあまり興味のないタイプ。
実は実家の近くには砂浜の綺麗なビーチが多く存在し、
九州なので、夏は暑すぎるのでめったに
海水浴もしない・・・
どちらかと言うと都会が好きな超インドア派の私!
あまり身近にそういう自然が存在すると興味を失う・・・
私だけかもしれないが・・・

一方夫はイギリス出身。綺麗なビーチはあまり見たことがない。
それ以上に泳げる気温になることがない。
25度くらい・・・水温15度くらい?が普通だと思う・・・経験上。
たまに例外もあるが・・・本当にたまに・・・
多くのイギリス人はなぜか、日光浴や海水浴やビーチに対する思い入れが強い。
多分ないものねだりだろうが・・・

とにかく、気持ちに温度差があったのは間違いない。

それともうひとつ・・・
いままでは、食事や洗濯はホテルでお金を払ってやってもらっていたが、
この海岸線での滞在では全て私がやることになっている。
つまり、普段とあまり変わらないことをバケーションに来てもやる羽目になるのだ。
これは夫ではなく、私の選択。
少しでもお金を節約するために、
そして、子供達の栄養のバランスなどを考えると
外食ばかりで、脂っこいものを食べるより
作ったほうがいいと思ったからだ。
だから今回の宿はキッチンつき!
うう・・自分で選択したとはいえ、気が重い・・・

瀬渡し船を降りてからの道は本当にガッカリする道。
道のスグ横には出店と人とゴミがあふれかえり、
時々ゴミに引火していてプラスティックの燃えた匂いと生ゴミの匂いが混ざって
とても窓なんて開けられない環境。
本当にこんなところにパラダイスのようなビーチが存在するのか?
疑いはじめる私。
とにかく急いでその港町を出ると
長閑な道に変わる。
1時間ほど行くとまた町を通る。
ここはディアニビーチの入り口の町。
また出店とゴミと人のやま・・・
今回はさらにゴミと戯れるヤギや牛も発見!
ヤギが何でも食べるのは知っていたが、
漫画「アルプスの少女ハイジ」に出てくるヤギのユキちゃんのイメージが強すぎて、
実際にヤギがゴミを食べているのを見て、ショックだった。
もし、ハイジがここにいたら、
「教えておじいさん! 何でユキちゃんはゴミを食べてるの?
ユキちゃん・・・駄目・・・ゴミは・・・
(犬)ヨーゼフ!ユキちゃんを止めて!
ペーター!お願い!何とかして~!」と泣くに違いない。(全て私の妄想です)
それくらい悲惨な光景・・・(あまり伝わってないかもしれないが・・・)


この惨状を見ながら、横道に入り、いよいよケニアで一番有名なビーチリゾート地
(Diani)ディアニビーチにつくのである。

そして、次の難関に挑む私達であった。



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