納得いかない再出発 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

ツアボ東国立公園を後にして
モンバサに戻る私達。
ランドクルーザーから普通のセダンに代えるためにこの町に戻ってきた。
途中マタツの荒い運転にムカつきながら(前の記事「あいのり??」参考)
ここモンバサに到着。

夫の同僚の紹介で車を借りていた私達。
実はその紹介されたレンタカーのオーナー(インド人の男)は
サファリ用の車を所有していなかったので、違う会社のレンタカーを紹介してくれていた。
私達はこのランドクルーザーには本当にお世話になったし、
大変満足していた。だから、次のセダンもこの店から借りるようにしていたのだ。
値段もほかの会社に比べるとまあまあ安い。
しかし、夫の同僚から紹介されたレンタカー(インド人男)の店は、
そのことをどこかで嗅ぎつけ、
「うちのほうがもっと安くしてあげれるから、
あの店の車をキャンセルして、うちの車を借りてほしい」
と同僚をを通してわざわざ電話してきた。
夫の同僚にはとても良くしていただいたので、恩を感じていた私達。
それに安くしてくれるなら・・・と
急遽キャンセルしたのだった。
もともと、同僚が紹介したインド人男が
ランドクルーザーを借りた店に私達を紹介したため、
この店はこころよくキャンセルしてくれた。
つまり、このインド人の男のおかげで、
その店は私達と言う客を手に入れていたので
文句を言えない立場だったよう・・・

しかし、ひとつだけ気になる点があった。
それは決して値段を言わないこと・・・
このインド人のオーナーはしきりに「この店は信用がある店で・・・」と歴史を
長々と1時間にわたり聞かされた。しかし、肝心なことは言わない。
夫に値段をきくように言うが、夫もタイミングが掴めないほど喋る・・・
頭が痛い・・・と思いながら契約書が突然出てきて、初めて値段を知る。
高い・・・・
さっきのランドクルーザーを借りた店より高い値段。千円ほど高い。
1日千円高かった、ら20日以上借りるので2万円以上損をすることになる。
大損だ。車の見た目はほぼ同じ
しかし、このインド人の男は、この車のほうが広いからと・・・
見た目が同じ。なのに自分の店の車のほうが広いと言い切るこの男。
私はアホではない。
この男が怪しいということにこの時点で気づいた。
それにこの男私達が借りるはずの車の値段を知っていたにもかかわらず、
嘘をいい、自分の店のほうが安いと言い切ったのだ。
怪しいインド人・・・・
私の直感でこの人は信用できない・・・とすぐに思った。

しかし、問題がある。この会社は夫の同僚の紹介・・・
夫は同僚(60歳)を慕っているので、夫の顔をつぶせない・・・
それに、夫は少々高くても保障がしっかりしているならそれでいいと
言っていた。
だから夫の顔を立ててこの怪しいインド人から車を借りた。
この判断は後に大きな問題を引き起こしていく・・・
今でもこのときの判断を私の直感で決めていれば・・・
本当にそう思うのである。

車を契約し、店を出がけに、このインド人男が妙なことをアドバイスする。
「車が渋滞にはまったら、車のクーラーを使ってはいけません。
バッテリーが上がる可能性があります。気をつけて・・・」
私は「?」と思った。前の会社はそんなことは言われなかったのに
なんで、この人はケニアのタクシーみたいなことを言うのだろう?
(ケニアの洗礼3 参考)
「クーラーが使えないんですか?」と私が聞くと
「いいや、クーラーは使えるが、ケニアの渋滞は普通の渋滞と違うので」と
よくわからない回答・・・
不安がよぎる・・・
しかし、もう契約してしまったのでしょうがない・・・
この暑いケニアで渋滞にかかったらなるべくクーラーを使わないようにする・・・
なんてことは無理に決まっている。
そんな不安をよそに、夫はルンルン気分。
なぜなら、これからいくディアニビーチ(Diani)は夫が一番行きたかったところ。

このリゾート地に行くにはモンバサから瀬渡し船に乗る必要がある。
車の長い列・・・皆船を待っている。
私達もその列に並ぶ。
渋滞中はエアコンを切れという理不尽な要求を聞く私達。
車の中はスグに暑くなる。
子供達は暑いので騒ぎ出す。
私達の車の外には人だかり
次々に物売りの男性達がやってきては押し売ろうとする・・・
嫌気が差して窓を閉めようとすると・・・・
窓が閉まらない。
「??ん??」と思った。
私はメカには詳しくないが、電動式の窓が閉まらない理由は2つ考えられる。
窓自体が壊れているか、バッテリーに問題があるか・・・
しかし、私達は運転して10分も経過していないので、
バッテリーに問題があるかもしれないとは思わない。
「窓が壊れているのか?」
そう思って何度か窓のボタンを押してみる・・・
すると少し動いた。窓を引っ張り上げようやく、窓を閉めることができた。
納得がいかない・・・
高い金を払って車を借りたのに窓が壊れた欠陥車なのか??
この時はそう思った。
夫に「スグにあの店に戻って!」と言う
しかし運悪く、もう瀬渡し船に乗り込む列からは出られない状態・・・
不安な気持ちのまま
あれよあれよと言う間に船に乗り込む。

納得のいかない不安な再出発であった。

モンバサ瀬渡し船重量オーバー気味の人の数・・・



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