日本でやりたいこと! | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

外国に住んでいる人には二通りの日本人がいる。

外国が好きで海外に住んでいる人。

そして、外国に住みたいとは思っていないが、
何らかの原因で住むことになってしまった人。

私は後者である。
日本を半年はなれて、
つくづく自分の国はなんて便利で住みやすいところなんだろう・・・
と思う。本当に・・・
今でもその気持ちは変わらない。

時間とおりに物事が進むので
未来の計画がたてやすい。
日本社会全体で、ミスが少ないのでリスクも少ない。
みんな真面目で、不愉快な態度をとる人も少ない。
約束を守る。

など、日頃日本人が普通だと思っていることは
世界では普通ではないのだ。
むしろ、日本がおかしいのかもしれない。
それくらい日本のような国はとてもマレなのである。

こんな快適でラクチンな国に住んでいると、海外のいろんなことに腹が立つ。
こんなの当たり前だー
と思うことは、たいがい当たり前ではない。
だからストレスが溜まりやすい。
そして、日本が異常に恋しくなる。

日本に帰ってきた私はまさにその状態。
あまりの恋しさに
日本に帰ったらやってみたいことリストを作ったくらいだ!
そのリストの内容は

1ゆっくり温泉につかる又は風呂につかる
2生ものを食べる。刺身や生卵やレバ刺しや明太子
3美容院に行く
4洋服を買う
5病院にいく
6美味しいものを食べに出かける
7友達と会う
8車を運転する
9母の手作り料理を食べる

この帰国の間に全てやる予定にしていた。
そして
10 母を助けて、私が日本を出るまでに母をまともに歩けるようにする。
これが私が日本で一番やりたかったことであった。

実家に帰ってきた。
父と母の喜ぶ顔
もちろん私に向けられた笑顔ではない。
孫である息子と娘へ向けられていたのだが。
母が「あんた、よくここまで一人でこの2人抱えて帰ってきたね」という
私は「何もなかったので本当によかった。
みんな子供達が頑張ってくれたからね」と息子の頭をなでる。
息子はちょっと誇らしげ!
子供というのは親が思っている以上にたくましく、頼りになるものだと
このとき初めて実感した。

母は、寝たきりに近い状態で毎日を過ごしていた。
痛み止めが効く時間が限られているらしい。
痛いので動かない
動かないから筋肉が衰える
筋肉が衰えるので少し動くとますます痛い
この繰り返しなのだということはわかっていた。

幸い息子達と遊んでいるときは痛さを忘れているようだ。
だから、子供達の力を借りて、母を歩けるようにする!
これが私の計画だった。
そしてこれが見事に成果を出すのである。