人はただすなほならなむ呉竹の 世にたちこえむふしはなくとも | 「晴走雨読」 廣丸豪の読書日記

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廣丸豪(ひろまる・ごう)と言います。日々の読書生活や、気に入った本の感想などを気ままに綴ります。

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高校生の頃から、できる限り明治神宮に初詣に行くことにしています。

参拝はもちろんなのですが、目的の一つがお御籤。明治神宮のお御籤は、運勢占いではなく、人生訓が込められた明治天皇・正憲皇太后御製の和歌。それを手元に置いて1年間の座右の銘にしています。

 

今年のお歌はこれ。

 

人はただすなほならなむ呉竹の 世にたちこえむふしはなくとも

(人は何よりも、第一に素直でありたいものです。あの竹のふしのように、困難に耐える節はなくても)

 

なんと、これ、昨年と同じもの。

昨年は夫婦で初詣に行って、二人して同じお歌を引いたのですが、今年は私一人で行って、それをまた引いてしまった。

びっくりです。

30種類のお歌の中からくじを引くので、何十年も行っていれば同じものを引くことはあるのですが、それにしても2年連続、妻も入れれば3連続とは、、

よっぽど「素直になりなさい」と言われているのだと思うことにします。