「スラムダンク」は、1990~96年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたバスケットボールマンガ。
バスケ初心者の不良少年・桜木花道が湘北高校バスケットボール部に入部。安西先生の下で天性の才能を開花させ、主将の赤木剛憲や流川楓、宮城リョータ、三井寿、木暮公延など個性的なメンバーと共にインターハイに出場するまでの話をコミックにして30巻分連載していました。
そんなマンガが劇場版アニメになって再登場です。
いかんせん、もう四半世紀も前のマンガです。いまさらどうかなと思った劇場版「THE FIRST SLAM DUNK」ですが、日本での興行収入は100億円に迫る勢いだそうで、好評みたいです。
日本のみならず、韓国や台湾でも注目されているようで、たまたま1月に台湾に行ったのですが、台北の若者の街・西門ではどでかい広告が!
自分は連載当時リアルタイムのファンなので、当然観に行きました。
劇場版の主役は、花道ではなくリョータくん!
彼、沖縄出身で、母子家庭で、すごいバスケ選手だった兄も亡くしてしるんですね。これはマンガでは描かれていなかった。
そんな彼の生い立ちの思い出シーンと、あのインターハイの二回戦、山王工業戦がカットバックで流れます。
自分らオールドファンは相手チームも含め登場人物の人となりから、試合展開、次に誰がシュートを決めるか、そしてどんな台詞を言うかまで記憶しています。
その試合が、じっくりと、映像で、エピソードを挿入しながら再現される。泣きそうになるくらい感動してしまいました!
原作を読んでいない世代の人、あの試合展開や試合結果を知らないで観た人はどう感じたのかなと思っていたのですが、たまたま大学の後輩たちと話す機会があったので聞いてみたら、皆コミックを読んでてストーリーを詳しく知っていました。
やはり、コアなファンほど夢中になれる映画ってことでしょうか。
ということで、ファンの方、必見の映画でした。