原作はライトノベル。主人公のキリトくんがバーチャル・リアリティ(VR)技術を駆使したゲーム内の仮想世界で、ヒロインのアスナさんと共に無双の強さで活躍するという近未来小説のシリーズものです。本編ともいえる「アインクラッド編」は、そのVRゲームに1万人が閉じ込められ、コンプしなければ現実に戻れない、モンスターにゲーム内で負けるとホントに死んでしまうという話。1巻で完結したのですが、これが人気を呼び、外伝1巻を挟んで続編が刊行されます。
「フェアリイ・ダンス編」「ファントム・バレット編」が各2巻、これはそれぞれ別のVRゲームを舞台にした話。「ファントム・バレット」はキリトくん得意の剣ではなく銃を使うゲームで、ゲームに絡み現実でも殺人事件がおきます。
さらに外伝を2巻間に挟みつつの新章「アリシゼ―ション編」は、育成型人工知能の開発のためのUW(アンダーワールド)と呼ばれる仮想世界に、とある事件で瀕死の体となったキリトくんの意識が挑むというお話、これがなんと全9巻、そして話は今も継続中です。
これ以外に「SAOプログレッシブ」というアインクラッド編のスピンオフも6巻出ており、今や全部で27冊というご長寿ラノベとなっています。
自分は原作ラノベのファンなのですが、話がグダグダと長くなってきて、「アリシゼーション」の5巻目まで読んだところで挫折しました。
アニメの方は2クール・全25話の後、3期目として「アリシゼーション編」を放映中、1巻につき4話を費やすという原作に忠実なスローペースで進んでいますが、これが何と全4クール、1年間にわたってやる気らしく、このままのペースで行けば、来年の2月頃にはアニメは私の未読ゾーンに突入するということになります。
まあ、アニメはずっと見てるので、今後も視聴継続しますけど、読書を再開するかどうかは迷い中。