「新潮文庫の100冊」もやっと読了し、「さて、積読本の山を崩すぞ」と思ったのですが、今年もこの季節がやってきてしまいました。
年末恒例の本のランキング、ダ・ヴィンチや、年末には来年の「本屋大賞」のノミネート本も発表になります。
その中で、自分が特に楽しみにしているのが「このミステリーがすごい(通称:このミス)」のランキング。ここ数年、国内版のベスト10を全部読むようにしており、昨日、早速冊子を購入。
例年の猫のキャラクターと違って、今年の表紙は乃木坂46の高山一実さん。ランキングですが、出たばっかりの本なので、ここで順位を列挙するのは控えておきます。
ベスト10までで既読だったのは、3位の若竹七海さんの「錆びた滑車」と10位の市川憂人さんの「ブルーローズは還らない」。若竹さんの葉村晶シリーズは3年連続のランクイン。今年も鉄板と思ってました。市川さんのマリア&漣シリーズ3作目は、1作目の「ジェリーフィッシュは凍らない」を超えていないと感じていたので、微妙と思っていましたが、ギリギリでベスト10入り。
20位までだと、同点で19位の2作、早坂吝さんの「探偵AIのリアル・ディープラーニング」と上田早夕里さんの「破滅の王」が既読。「探偵AI」はコミカルな作品、「破滅の王」はミステリーというより大東亜戦争時の細菌兵器に纏わるサスペンス。
その他ランクインしそうだなと思い、図書館に予約をかけておいた作品が6作品。それ以外の本も「文春ミステリー」、早川書房の「ミステリが読みたい!」のランクイン本と併せて図書館に予約をかけました。
さて、年末年始はミステリー三昧といきますか。