SNS「読書メーター」で、「新潮文庫夏の100冊を読破しよう!」(通称新潮部)というイベントが毎夏立ち上げられ、昨年で4年目となりました。
私も初回から参加、初回から連続4回の完読を達成中であります。
先日、そのオフ会に初めて参加させていただきました。
場所は神楽坂の某所。
部員7名に新潮社の新潮文庫担当の方も加えて、おいしい料理をいただきながら、アカデミックでマニアックな文学の話に花が咲きました。
常日頃は、ランナー仲間をはじめ、スポーツ系の方々と集まり、飲み放題コースで大量にアルコールを摂取し、体力系の話に終始することが多いワタクシですが、そこはさすがに新潮部、いつもの飲み会とは全然話題が違う。
まずは自己紹介と「16年の100冊の中で、何が一番よかったか」、私は朝井リョウさんの「何者」を挙げさせていただきました。
その後も、「なぜ、ドストエフスキーは『カラマーゾフの兄弟』ではなく『罪と罰』なのか」とか、「『フラニーとゾーイ』『ティファニーで朝食を』の訳者がなぜ村上春樹なのか」とか(アンチ・ハルキの方が複数名いらっしゃって、、)、私の趣味がランニングと知っても「走る人は『風が強く吹いている』はをどう評価されますか」とか、、、
こんなに本が好きな人がいる、ということに、シンプルに感動。
何となく、自分も少し賢くなったような気がする、そんなオフ会でした。