(あらすじ・内容)
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞した守り人シリーズ第一話。
(感想)
壮大で、テンポよく、適度に軽くて、面白い。異世界ファンタジーものということでは、小野不由美さんの「十二国記」もあるけど、自分はこっちの方が分かりやすくて好き。
難点は、ヒロインのバルサが化粧っ気のない30女だということ。以前NHKでアニメが放映されていたけど、原作に忠実(?)にあまり美人じゃなく、コスチュームも露出度ゼロ。
今一つだよね。せっかくの国産ファンタジー大作なのに。民放の深夜アニメ並みとは言わないまでも、太ももとお腹くらいは露出してくれないと、マルチメディア対応、映像化した時の萌え要素がない。
今般の実写ドラマ化、バルサ役はなんと美人でスタイルも良い綾瀬はるかさん。
イメージ的には澤穂希さんだとか、吉田沙保里さんだとか、そういう名前が挙がっていたので、、でもNHK、ちゃんとやってくれました。
見ていると、だんだん綾瀬さんがバルサのイメージぴったりに見えてくるから不思議。
演技も、人気女優さんが良くぞここまでと思えるくらいの体当たり。
キャストも超豪華、今回の藤原竜也さん、林遣都さん、木村文乃さんらに加え、来年1月の二期では真木よう子さん、壇蜜さん、ディーン・フジオカさんも出演、さすがNHKです。
原作の読書の方は、「精霊の守り人」「闇の守り人」「夢の守り人」まで読んで中断中なのですが、これは来年までに全部読んでおかないと。。。