アニメ「僕だけがいない街」 | 「晴走雨読」 廣丸豪の読書日記

「晴走雨読」 廣丸豪の読書日記

廣丸豪(ひろまる・ごう)と言います。日々の読書生活や、気に入った本の感想などを気ままに綴ります。

僕街


(あらすじ・内容)
藤沼悟は、事故等が起こる直前にタイムスリップする「リバイバル」」という能力を持っていた。
06年のある日、母親と買物中にリバイバルが発生、不審な男の誘拐を未然に防いだ。その不審者が1988年に起きた誘拐殺人事件の犯人であることに母親が気が付くが、犯人に先手を打たれ、母を殺害され、自分が殺人犯に仕立てられてしまった。
そこでそれまで経験したことがない長期間のリバイバルが発生、小学生になって88年にいることに気づく。母親を殺害した犯人と88年の誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。

(感想)
三部けい さんの原作のコミックは未読、藤原竜也さん主演の映画も未視聴、知っているのはフジTVのノイタミナ枠で放映された全11話のアニメだけです。
制作はA-1Pictures、深夜アニメでは珍しいことに、俳優の土屋太鳳さんが主人公の悟の少年時代の、満島 真之介さんが大人の声をあてています。

一言でいえば、タイム・パラドックス・ミステリー。5年くらい前に「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」というゲーム原作のアニメがありましたが、それと同系統の話。
要は、主人公が、未来を改変して事件を未然に防ぐために過去にタイムリープするのですが、それゆえにただ一人真実を知っている主人公の孤独な闘いになります。
でも、この作品の特徴は、同級生に協力者が現れること。悟は見かけは小学生ですが、頭の中は大人なので、大人のと小学生の友情、というのもちょっと妙なのですが。

アニメはいい感じのハッピーエンドだったのですが、このラストはアニメだけのオリジナルストーリーらしい。原作のラストはどうだったのか、すごく気になります。
いきつけの接骨院にコミックが全巻そろっていたから、今度読んでみようかな


僕街

それと、もうじきスピンオフの本が出るらしい。
これは読まないと。