2019年2月28日の夕刻、以下のような朝日新聞のオンライン記事が投稿されていました。
広島に地下鉄はない? 関西大学入試で出題ミス
関西大学(大阪府吹田市)は28日、文学部など4学部の一般入試の地理の問題で、広島に地下鉄がないという間違った前提で出題するミスがあったと発表した。
大学によると、2月1日に167人が受験した地理で、誤った記述を選ばせるもの。
「北海道、東北、中・四国、九州の各地方中枢都市には、すべて地下鉄路線がみられる」
という選択肢を正答としていた。広島に地下鉄がないことを前提としていた。
合格発表後の25日、「広島高速交通(アストラムライン)の一部は地下鉄だ」と外部から指摘があり、調べたところ、同路線18.4キロ中0.3キロが、鉄道事業法で地下鉄として扱われていた。
(以下、省略)
確かに私たち素人目で見ても、アストラムラインは広島市内中心部(本通駅〜城北駅)は地下を走行しているので、この区間は地下鉄と言えないでもないですね。
もし、私が受験していても答えに悩みます。
この問題を考えた人が広島のことを少しでもご存じであったのであれば、こんな紛らわしい問題の出題は避けたほうがよかったと思います。どうせ出題するんだったら、「地下鉄」ではなく、「路面電車」のほうがよかったのでは?
路面電車であれば、北海道(札幌、函館)、中国(岡山、広島)、四国(愛媛、高知)、九州(長崎、熊本、鹿児島)にはありますが、東北にはないことになって、正答になりますよね(^^)v
アストラムラインをご存じでない方へ。写真中央の山吹色の車両です!!