脚本は上原正三。監督は畠山豊彦。お休みタイマーのセットを間違え、寝坊したロボコンはその分を取り返そうとして頑張りますが…例によってまたまた頓珍漢なことをしてしまいます。まず初江が小麦粉をとくのを手伝おうとしますが、力を入れ過ぎてしまい、グッチャグチャにしてしまいました。テーブルも初江の顔もといた小麦粉まみれになってしまいました。次にロボコンは新太郎のゴルフクラブを見て、「どうして先が曲がってるんだろうか? は、はーん、わかった。こうして叩いているうちに曲がっちまったんだな。よし、僕がなおしてあげようっと。」と考え、全部まっすぐにしてしまいました。これを見た新太郎は「おー、神よー、仏よー、このできそこないのロボットに天罰を与えたまえ。」と嘆きました。ところがロボコンの言葉は「せっかく、なおしてあげたのにさ、お礼の一つも言ってほしいよ。」これを聞いた新太郎は当然、激怒。ゴルフクラブは曲がっているから球が飛ぶんだ。新太郎が元に戻せと言ったのでロボコンは曲げなおしますが、今度は曲がり過ぎ。そこでまたのばすと今度は伸び過ぎ。そんなことを繰り返しているしているうちに一本、ポキンと折れてしまいました。ああ、かわいそうな新太郎(笑)「あー、一万円が折れた。もうお前はいい。とっとと出ていけ!」
というわけで外へ出てみると子供達が探し物をしてしまいました。みどりがみんなから集めた PTA 会費の2000円を落としてしまったのです。みどりは学級委員。だから預かっていたのです。100円玉で20枚。ガソリン10リットルが1日分で1000円だから、おいらの食費の2日分だ。ロボコンは大金だと驚きました。ちなみにみどりはロボコンが自分のことを「どりちゃん」としか言えないので「ウララー」と言いました。これが「ウララー」番組初登場です。
そこでロボコンが交番へ行ってみると、町田巡査がラーメンの食い逃げ犯(中村ブン)にお金を渡していました。町田巡査はこの捜査が済み次第、みどりのPTA会費を捜すことを約束しました。ロボコンが去った後で町田巡査はロボコンが人命救助を二回もした(第1話と第2話)ことを話し、見習うようにと食い逃げ犯に言いましたが、食い逃げ犯は真面目に聞く気がありません。町田巡査は「ウララー」というのでした。なお交番の名前は「高野台派出所 」となっていました。調べてみたら、この交番は現在移転して今はないらしいです。移転先は練馬高野台駅前交番です。
西武園までやってきたロボコンはロビンちゃんに遭遇。2000円ほしいんだというロボコンにロビンちゃんはアルバイトしてはどうかと勧めました。なお、ロビンちゃんはずっと踊りながら話していました。
そしてロボコンが大山家に戻ってみれば、初江は「夕方まで帰ってこないで頂戴。」と嫌な顔。夕方まで近所の奥様を集めて茶話会を開くので、ロボコンがいると何が起こるかわからないので困るのです。さらに初江はパーマをかけに行くところでした。これを聞いたロボコンは自分がパーマをかけることを思いつきました。代金がたったの100円と聞いた初江はその話に乗り、パーマをかけることにしました。そこへ近所の奥様が来訪。パーマの出来は意外によく、さらに「たったの100円」と聞き、近所の奥様もロボコンパーマを受けることにしました。パーマ屋の50分の1です。初江も上機嫌です。とそこへまことが登場。はじめが(みどりの件で)呼んでいるとロボコンにいいましたが、初江はロボコンと遊ぶものだと勘違い。凄い顔をしてまことを追い出しました。それを聞いたはじめは困った顔。PTA会費を捜しに出たまま、みどりの行方がわからなくなったのでロボコンの探知機で探してもらおうと思ったのです。はじめはある作戦を考え付きました。
近所の奥様方は100円では安いと500円を渡しました。当時は500円玉はなく、500円札でした。さらに初江もアルバイト料として500円を渡しました。これでみどりのPTA会費は稼げた…と思ったら、ここではじめが戸を開け、パチンコでロボコンに(おもちゃの?)ゴキブリを飛ばして貼り付けました。これに気がついたロボコンは「ゴキブリ!」と大暴れ。この副作用のためか初江や奥様方の頭が滅茶苦茶になってしまいました。なぜそうなったかと言うと、「マグネットで押さえた髪がおいらの磁気に反応してるんだ」そうです。初江や奥様は当然激怒。ここで意味なくロボパー登場。「あー、ショックのパー」と言ってバラバラになってしまいました。ロボパーはたったこれだけのために登場したのです。いやあ、贅沢な使い方です。この後、CM挿入です。
CMが開けて初江はロボコンに2万円を請求しました。「あんたのインチキパーマのおかげでみんなのパーマのかけ直し代、半分負担しなければならなくなったんですからねえ。」100円玉にすると200個、ガソリンだと200リッター、つまり「おいらの20日分のガソリン代。ギャ、ギャ、こりゃ大金だ。」とロボコンは目を回してしまいました。まことはひどいと言いましたが、新太郎もクラブの件での恨みがあるので初江の味方。3日以内にロボコンが払うことになってしまいました。ロボコンは稼いでみせると息巻いて出て行きましたが…
どうやって稼ぐんだというはじめの問いにロボコンは答えられません。はじめは呆れてしまいました。とりあえずまことはみどりを捜してくれとロボコンに頼みました。探知機で調べてみれば、みどりは石神井公園の池のほとりにいました。みどりは学校まで戻ってみたのですが、みつからずに途方に暮れていたのです。ロボコンは自分が2000円も稼いでみせると言いました。はじめは心配しましたが、結局、ロボコンに頼むことにしました。
ロボコンは昼も夜も働く事にしました。昼間は郵便配達。とりあえず2000円は稼げました。その夜からは工事現場で働きます。町田巡査がガソリンを5リッター持ってきました。はじめに頼まれたのです。「いやあ、事情は聞いたよ。君ってロボットは全く人情味の厚いロボットだよ。」それを聞いたロボコンは大喜び。
子供達はロボコンを心配していました。一方、新太郎と初江はと言うと
新太郎「コオロギの声だねえ。」
初江「秋になったのねえ。虫の声が聞こえるんだなんて。」
新太郎「いやあ、ロボコンのいびきで聞こえなかったんだよ。」
初江「そうね。ロボコンがいないと安眠できるわ。」
何しろ前回は酷い目に遭いましたからねえ。
新太郎「いやあ、2万円で安眠買ったと思えば安いもんだよ。」
いやあ、大人と子供の思惑は違うもんですねえ。
ついにロボコンはガス欠で動けなくなってしまいました。まことはロボコンがトラックで運ばれるのを目撃。これを聞いたまこととみどりは新太郎と初江に連れ帰ってきてくれと頼みましたが、二人とも首を縦には振りません。ロボコンにはクラブの恨み(新太郎)とパーマの恨み(初江)があるのです。そこへ町田巡査がやってきました。ロボコンから預かった2000円と、みどりが落としたPTA会費が見つかったというのです。
町田巡査「美しいじゃありませんか。みどり君がなくした2000円をこうしてロボット君が一生懸命郵便配達して稼いだんですよ。」
さらに工事現場の現場監督が2万円持ってやってきました。
というわけでとりあえずロボコンは許されて、新太郎を連れて子供達がスクラップ場へ急ぎました。今まさに潰されそうになるところに間一髪間に合い、新太郎はロボコンにガソリンを補給。子供達は大喜びですが、相変わらずロボコンはまことを「まここ」と呼ぶのでした。
さて採点です。ロボガリは100点。ロボコンは「今度は100点だよ」と言ってカードを渡しましたが、結果は0点。「己の性能、能力を計算できず、現場で倒れた。もう少しのところでどうなったと思う、ローボコン。スクラップにされて目茶目茶になっているところだ。」と言うのはガンツ先生の弁。
でもロボコンは大山家で子供達に迎えられてうれしく思うのでした。