ある時、研修の受講者の方から
「準備ってどこまでやればいいんですか?」
と質問を受けました。
私はこう答えました。
「準備とは、
答えを一つに決めてしまうことではなく、
“選択肢を持つこと”なんです。」
事例1:会議の場で
新しいプロジェクトの方向性を問われたとき、
「A案しかありません」と伝えると、
反対意見が出た瞬間に詰んでしまう。
でも「A案・B案・C案があります。
それぞれのメリットとリスクはこうです」
と出せば、議論が深まり、
相手と一緒に最適解を探せる。
それが「準備」の力です。
事例2:日常の買い物で
私は以前、上司に
「おにぎりを2個買ってきて」と頼まれました。
急いで買って帰ったら、
「味が違う」とがっかりされたことがありました。
この時も「梅と昆布しかありませんでした」
で終わりではなく、
「梅・昆布なら買えます。
他の候補はどうしますか?」
と確認していれば、
より良い結果につながったはず。
準備=想定外への備え、
つまり選択肢を用意しておくことなんです。
点ではなく、線で物事を捉える
1つの点=今の状況だけを見ると、
判断は偏ります。
でも線で見る=「過去→現在→未来」
とつなげて考えると、持論が生まれる。
「なぜこの選択肢を用意したのか」
「どうしてこの道を選ぼうとしているのか」
こうしたストーリーを語れる人に、
人は信頼を寄せます。
準備とは、
未来に備えて自分の「線」を描き、
いくつかの「選択肢」を用意しておくこと。
その積み重ねが、リーダーとしての信頼と
成果を生み出すのだと思います。
あなたは今、どんな選択肢を準備していますか?
これからも
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