小さな会社だったので、

一部屋しかない

個別の部屋が会議室でした。

 
 

押し黙る会議室、重たい空気の中で

 

 

 

「たった『うん』と返しただけなのに、

私の心が助けられたこと」

 

 


数年前の夏に、

ささやかな事件があった。

 

 


会社の会議は、

みなさん押し黙って下を向いたまま。

目も合わない。

 

 


聞いてはいるだろうけど、

目を合わせたら、

まるで、

襲われるのでは?というくらい、

恐れているようだった。

 

 


私もコレで、大丈夫?と思いつつ、

発言しようか迷っていたときのこと。

 

 

 

「言ってみて」たった一言の力

 

 

 

 

覚えやすい上司の一言に助けられた。

 

 


「言ってみて」
たったそれだけ。

 

 


ただの引き出す一言だったのに、

私は不思議なほど精神的に支えられた。

 

 


うまくは言えなくて、

やっぱり叱られたけど

 

 

 

言えたこと自体が前進で、

夏の空がより高く見えたのを

覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

無反応が当たり前になっていないか?

 

 

 

それからの私は、

他人に何か言われたら

必ず何か返すようにしている。

 

 


「へー」

 

「本当に?」

 

「それは面白いね」

 

 


声が届かない時は、

頷きや表情を動かすことを忘れない。

 

 


そんな小さな言葉だけど、

その場の空気は完全に変わる。

 

 


人は「反応がある」だけで、

「自分はここに存在していていいんだ」

感じられるものなのかもしれない。

 

 


「聴き手」らしく、

無反応を身につけている私たちは、

 

 

 

知らず知らずのうちに、

言葉をつなぐことの力を

失っているのかも。

 

 


たった一言で、

誰かの一日を変えられる。

 

 


そんなちょっとした気遣い?

スキル?

を持つ上司の行動を、

私も追随しようと思いました。

 

 

 

 

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