ピアニスト高橋 多佳子さんと下田 幸二先生の『ショパンと楽聖たち』レクチャー&コンサート🎹に行きました！
第3回受講後、次回はいつかなと待っていたので1年ぶりに開催されることを知って楽しみにしていました。
今回は全12回シリーズの第4回で「シューベルトとショパン」〜リートと即興曲の先達〜がテーマでした。
[日時] 2024年3月9日(土)15:30〜17:10
[会場] 新宿住友ビル10階10号教室
[講師] 高橋多佳子 下田 幸二
今回はショパンが作曲において影響を受けたと思われる楽聖の一人として、シューベルトが取り上げられました。
シューベルトとショパン二人の人生、曲作りを比較しながら、時代背景や楽想・曲の構成など、ショパン研究の第一人者下田幸二先生の熱い実演付きの専門的な解説はとても興味深く、
転調の美しさ、和声の美しさ、自由さ、刺繍音など、今後の聴きどころとしての新たな楽しみも増えました。
そしてなんといっても高橋多佳子さんの素晴らしい生演奏は、前半: Schubert Impromptu No.1 vs. Chopin Impromptu no.1、後半: Schubert Impromptu No.3 vs. Chopin Impromptu No.3
と全4曲もあり、今回も最前列真ん中という特等席でありがたく拝聴しました。
目の前で美しい手指の運びを見ることができ、しなやかながら芯のある美しい音で歌いあげられる心のこもった演奏はうっとりと素晴らしく、とても感動しました！
[実演]
♪シューベルト:即興曲 第1番 ハ短調Op.90-1
♪ショパン:即興曲 第1番 変イ長調Op.29
♪シューベルト:即興曲 第3番 変ト長調Op.90-3
♪ショパン:即興曲 第3番 変ト長調Op.51
お二人のいつもながらの息ピッタリのトークも楽しすぎ、結局終了予定時刻を10分過ぎての熱演になりました。
ピアニスト山西遼さんも聴講されていました。
王子ホールでの椿三重奏団コンサート4/6(土)14:00〜は聴きたいプログラムなのですが、東京不在のため行けないのがとても残念です。
次回の「ショパンと楽聖たち』を楽しみにしています！
