藤田真央❤️協奏曲の夕べ♪ | Hirokoのクラシック聴き歩き♪

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【藤田 真央 協奏曲の夕べ】♪





1階中央やや右寄りの席から


サントリーホール カラヤン広場🎄イルミネーション


【藤田 真央 協奏曲の夕べ】

藤田真央さんの生演奏を半年ぶりに聴くことができました!


モスクワチャイコフスキー コンクール時にお目にかかってから早3年5ヶ月。 

チケットを取るのが本当に難しいピアニストになっていました。


今回のプログラムはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と第3番の二本立てという重量級の豪華さ!でした。


今夜の真央さんもいつも通りふんわりとにこにこ微笑みながら登場しましたが、椅子に座るやいなや、堂々たる和音連打のクレシェンドで荘厳で重厚なラフマニノフピアノ協奏曲第2番が始まりました!

甘美な夢見心地の部分、憂いを帯びた抒情的な部分はとりわけみずみずしく美しく、惹きつけられました。
ピアノがおやすみの時はオーケストラの演奏を頭と体を揺らしながら聴いていたり、時に脱力ポーズだったり、と真央さんの天然らしさが見られました。

後半のラフマニノフピアノ協奏曲第3番は、真央さん、聴衆共に非常にノリが良く、チャイコフスキーコンクールのファイナル時の演奏を思い出しました。


群を抜く音楽センスを持ち、躍動的なリズム感、甘美と重厚の絶妙なバランスが素晴らしく、圧倒的な吸引力で満席の観客を惹きつけました。

オーケストラと弾くのが嬉しくて楽しくてしょうがない、とでも言うように掛け合いもスリリングで、のりのよいテンションとドライブ感で華麗に駆け巡った後、高揚し、鮮やかに着地しました。


またまた"天才"真央さんにすっかり魅了されました!

2018年Salle des Combins(ヴェルビエ、スイス)では、なんと!真央さんのお隣の席でサー・サイモン・ラトル指揮のコンサートを聴いたことがあり、2019年チャイコフスキー コンクール会場(モスクワ)では観客席から真央さんの演奏を聴き、そして同じホテルでは何度もお目にかかったものです。


あの天真爛漫な真央さんは、聴くたびに新しい魅力が増え、新たな感動を与えてくれ、どこまでも進化し続ける、手の届かない存在になっています!

これからも真央さんの新たな演奏を聴けることをとても楽しみにしています♪


[日時]2022年10月30日(水)19:00開演

[場所]サントリーホール

[出演]

指揮:ロリー・マクドナルド

ピアノ:藤田真央

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
[プログラム]
ウェーバー:オペラ『オイリアンテ』序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op18

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op30



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