◎南瓜の超~簡単 いとこ煮
南瓜 400~500g
ゆで小豆の缶詰(400g)1缶
Ⓐ水 200cc~ヒタヒタ みりん大s2 濃口大s1強 だしの素 )
①南瓜は食べやすい大きさ2㎝角に合わせてきる
②中サイズ鍋に南瓜と小豆缶を入れ Ⓐの水を入れて強火 沸騰したら残りの調味料を入れ味見をしお好みの味を整え
落し蓋をし、約10分弱火で煮込みむ (R4年11月)
一口メモ) 小豆の下処理時間が短縮され ただ煮込むだけで美味しくできます!冬至の1品にご利用ください!
◎南瓜について~2012年11月の原稿です!
南瓜の旬は夏ですが、昔から“冬至の南瓜”“ハロウィンのパンプキン”季語としては秋になります。
昔の日本では、冬至のころになると秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜の種類も少なくなり、元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養もあって保存もきくかぼちゃを特別に大切にして、食べていたようです。
特に、南瓜は貯蔵するとデンプンが糖分に分解されて美味しくなり、栄養も増し秋から冬にかけての大切な緑黄色野菜とされてきました。冬にビタミンなどの供給源が不足した時代の南瓜は本当に貴重なものだったようです。
南瓜の栄養価や効能は驚くほどいっぱいあります。
まず、ビタミンAは皮膚や、目の粘膜の健康も保ちます。コレステロール値を下げ、生活習慣病やガンの予防効果があり、特に皮に多いので、剥かずに、一緒に食べることをお勧めします。またビタミンB群も豊富です。疲労回復や精神的な安定にも役立ち、髪や爪の健康にも重要な役割を果たしています。
そして、ビタミンCもたっぷり含まれてコラーゲン生成に働き大、風邪の予防にも効果的です。
特にビタミンEは不妊に効くとされて「若返りのビタミン」「老化防止のビタミン」と呼ばれています。末梢血管の拡張作用があり、血流をよくしてくれのぼせや肩こりなどの症状におすすめです。またなんと種には、男性不妊にも効果的とされます!
注目が日本南瓜に多い葉酸。貧血予防に欠かせない栄養素です。東洋医学的には、南瓜は中庸の食材で特に健脾益気(けんぴえっき)、胃腸の消化力を高めて元気にしてくれ、消炎止痛や炎症を抑えながら痛みをも止めます。
他にも解毒作用もあります。胃腸を強くし、気力を補って体力をつけてくれます。体を温める温性のたべものであり、冷え性や虚弱な人に良い食べ物とされます。
また、ハロウィンは日本でいう、お盆にあたる行事で万聖節の前夜祭のことです。もともとはケルト人が秋の収穫を祝って、なくなった家族や友人をしのぶための行事だったと言われています。現代、アメリカでのハロウィンはクリスマスに次ぐ、大きなイベントといわれ毎年10月31日は街中がジャックオランタンと呼ばれる「南瓜」で作ったちょうちんで賑わうそうです。お料理やスイーツもいろいろ作られるようです。
そして、冬至に南瓜を食べるようになったのは中風(脳卒中)にならないように!とか、風邪を引かないようにとかの願いをこめるのと合わせて金運を祈願する意味があるそうです。 “南京”(なん金)とも呼ばれるところからきているのでしょうか…。
今回はちょっと洋風の手軽に作れて美味な南瓜メニュー2品…。上手に保存してお作りいただきたいと思います。
◎かぼじゃがサラダ
かぼちゃ 正身300g程
じゃがいも 250g(中2個)
玉ネギ 1/2個
胡瓜 1/2本
人参 30g → うすく輪切り
粗挽きウィンナー 3本 → ななめうす切り
サニーレタス 少々
A(マヨネーズ大さじ4 粒マスタード小さじ山1 スープの素少々 こしょう)
① 南瓜は種をとり皮付きで2㎝角の1口大に切る
② じゃが芋は皮をむき1㎝厚さのいちょう切りにする
③ 玉ネギはたてのうす切りにし 塩もみして水洗い さらし玉ネギにする
胡瓜は輪切りにし塩してしばらくおき水洗いして水気をしぼる
④ 大きい目のガラスボール等に かぼちゃ・ウィンナー・じゃがいも・人参を入れてラップをして電子レンジ600Wで10分程入れしばらくおきザルにとって水気を切り形が残る位にあらめにつぶしさます
⑤ 材料すべてをAで和え、皿にサニーレタスを添えて盛りつける
一口メモ)
じゃが芋と合せて作ると甘すぎずおかずサラダになります
レンジを使うと簡単です。レンジが終わった際、ラップがプーとふくらんでいたら火が通ってます!
◎南瓜のニョッキ 米粉クリームソース
ニョッキ
南瓜 正身250g
卵黄 1人1個
米粉 100g程(又は小麦粉)
塩 小さじ1/4
ナツメグ
A (湯2ℓ 塩大さじ1)
クリームソース
玉ネギ 小1/2個 → うす切り
にんにく 少々 → うす切り
ベーコン 2枚 → 2㎝ぶつ切り
ブナピー 70g
好み 粉チーズやパセリ
B バター大さじ1 (水1 1/2Cup スープの素1個 ローリエ)
C(牛乳300㏄ 米粉大さじ3)
① 南瓜は皮をむいて一口大に切り電子レンジ600Wで3~4分いれる
② ①を熱い内につぶし 米粉を加えて軽く混ぜてから卵黄・塩等を入れて手で練り耳たぶ位のかたさにする
③ なめらかな生地になれば32個に分けて丸め、ホークで筋をつけるように押える
Aを沸とうさせて加えて1分程ゆでる
④ フライパンにバターを入れ にんにく、玉ネギ、ベーコンの順に炒めBを加えて2~3分ふたをして煮こむ
⑤ Cを混ぜて④に加えやさしく合せてとろみをつけブナピーも加えて味をととのえニョッキも加える。好みでチーズやパセリも!
一口メモ)モチモチとしたニョッキ(団子)と手軽に作ったクリームソースがよく合って美味。
軽いパスタ代りにもシチューにもなり重宝するメニューです。