(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年製作/G/日本 監督:堤幸彦 出演:柳楽優弥、黒島結菜、佐藤二朗、中川大志ほか 配給:ワーナー・ブラザース映画 劇場公開日:2024年9月6日 ★マスコミ試写関西で8月15日に鑑賞
元ヤンキーの夏目アラタ(柳楽優弥)は、現在は児童相談所に勤務している。ある日、相談者から「まだ発見されていない父の首がどこにあるか聞き出してほしい」と頼まれ、連続バラバラ殺人事件の死刑囚、品川真珠(黒島結菜)に面会に行くことになった。
真珠は、逮捕時、太った体にピエロのようなメイクをしていたため、品川ピエロと呼ばれていた。しかし、アラタの前に現れたのは、小柄で美しい女性。とても世間を震撼させた殺人犯には見えなかった。
自分を相手にしようとしない真珠に、「どうせ獄中から出て来られないのだから…」と、アラタは結婚を申し込む。情報を聞き出したいがための大胆で苦肉の策だった。
面会室のわずかな隙間からアラタの手のにおいを嗅いだ真珠は、アラタのプロポーズを快諾する。
婚約したアラタは、近親者にのみ許される毎日20分の面会に通うようになる。IQが高く、感情の起伏が激しい真珠に翻弄されながらも拘置所の待合室で知り合った藤田(佐藤二朗)や国選弁護士の宮前(中川大志)のアドバイスを受け、少しずつ真珠の心の闇に近づいていく。
そして「ボクは誰も殺していない」と真珠に告白されたアラタは、当初の目的に加え、真珠の無実を晴らそうと奔走するのだが。
練り上げられた脚本。先が読めず、二転三転する展開、アラタと共に観客の私たちも真珠に翻弄される。どこまでが嘘でどこからが真実なのか・・・。
よくある法廷映画とはちょっと違ったテイスト。エンドロールの後に、重要なシーンが流れ、これはラブストーリーだったのだと感じた。
主演の柳楽優弥の演技はもちろんだが、朝ドラ出身の清純派・黒島結菜の怪演ぶりには驚かされた。
乃木坂太郎の同名ベストセラーコミックの映画化。日本のコミックって本当に深い。







