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2024年製作／122分／G／アメリカ 監督：リー・アイザック・チョン 脚本：マーク・L・スミス 製作総指揮：スティーブン・スピルバーグほか 出演：デイジー・エドガー＝ジョーンズ、グレン・パウエル、アンソニー・ラモスほか 原題：Twisters 配給：ワーナー・ブラザース映画 劇場公開日 2024年8月1日★7月19日関西マスコミ試写で鑑賞
オクラホマで生まれ育った天才気象学者・ケイト(デイジー・エドガー＝ジョーンズ)は、幼い頃から竜巻に興味を抱いてきたが、大学生の時、研究中に悲しい体験をする。
社会人となったケイトは、ＮＹで自然災害を予測し、被害をくいとめる仕事をしていた。
ある日、久しぶりに会った学生時代の友人ハビ（アンソニー・ラモス）から、オクラホマで巨大竜巻が異常発生しており、ケイトの力で弱体化させてほしいと頼まれる。
学生時代のトラウマに苦しんでいたケイトは一旦、断ったものの、必死に頼むハビに根負けし、一週間の約束で竜巻対策のために故郷のオクラホマに帰ることになった。
オクラホマでは、休む間もなく次々と凄まじい竜巻が発生し、人々の生活を破壊していた。それは昼も夜も突然襲ってきて、富士山より高く、新幹線より速いスピードで大地を駆け、時には炎までも巻き込みながら甚大な被害をもたらしていた。
ケイトは同じ志を抱くタイラー（グレン・パウエル）ら仲間たちと、竜巻を破壊するという無謀な計画を立て、決行しようとするのだが…
「ジュラシック・ワールド」製作陣が手掛けたというだけであり、竜巻映像の凄まじさは想像を絶していた。ホラーや恐竜とはまた違った恐怖のとりこになる。ジャンルとしてはパニック・アドベンチャーになるのだろうが、それだけではない主人公の生き方、彼女を取り巻く人々のドラマも盛り込まれている。
近年、異常気象が地球を取り巻き、台風の巨大化、酷暑、ゲリラ豪雨などが私たちを襲う。いずれ、竜巻も巨大化し、頻繁に発生するのではないだろうか。その時、どのように身を守れば良いのか…そんなことを真剣に考えさせられた。