(C)松竹ブロードキャスティング
監督・脚本・編集・宣伝プロデューサー：上田慎一郎 2019年／109分／配給：松竹
「カメラを止めるな！」で社会現象を巻き起こした上田慎一郎監督の劇場長編第2弾。
1500人のオーディションから選ばれた15人のキャストが出演。
脚本は「カメ止め」同様に上田監督がキャストが決定してから執筆した。
超能力ヒーローが大好きな和人は、売れない役者だった。
久しぶりに会った弟から「スペシャル・アクターズ」という俳優事務所を紹介される。
この事務所は、演じることで問題を解決するという仕事も請け負う、何でも屋的な面を持っていた。
ある日、カルト集団から旅館を守るという仕事が舞い込む。
和人はこのミッションの中心メンバーとなるが、彼には誰にも話していない秘密があった。
それは、緊張すると気を失うというものだった。
カルト教団と「スペアク」との奇妙な戦いは、コミカルで笑いの連続。
この仕事を通して和人がどう成長していくのかも見どころだ。
低予算でつくったこぢんまりした映画と言えばそれまでだが、脚本が面白くて、テンポもキレも良い。
「カメ止め」を超えるのは難しいかもしれないが、観た後、ほんのりと幸せな気分に浸れる作品。
#「カメラを止めるな」
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