『8番目の男』
(배심원들/2019)
パク・ヒョンシク、ムン・ソリ
ペク・スジャン、ソ・ジョンヨン
原題は『陪審員たち』で
実話に基づいて作られたとか
韓国では2008年に初めて
国民参与裁判(陪審員裁判)が開かれ
その時の話らしく
「韓国初の陪審員」になった
一般人8名の様子がすごくリアルで
面白かったです‼︎
陪審員たちの奮闘で?
有罪判決を無罪に覆したなんて
警察や検察や弁護士は
いったい何してるん?って思うけど
それと同時に
冤罪の恐さも痛感
ヒョンシクくんは
『ノクドゥ伝』のスクさんと
飄々とした若者コンビを演じたけど
こういうぽわんとした役も
お似合いで?ハマっていたし
最後に「目覚めた!俺はこの道だ!」
みたいなことはなく
また日常へ…みたいなところも
リアルで良かっです
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暗くなり過ぎなくて
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『グローリーデイ』
(글로리데이/2016年)
ジス、リュ・ジュンヨル、スホ(EXO)
キム・ヒチャン、ドンワン(神話)
キャストに惹かれて視聴したけど
仲良し4人組の楽しい話かな〜
若さゆえの苦悩はあっても
輝かしい日々だったな〜
みたいな映画かと思ったら
全く違って!
とても悲惨な話でした
英語のタイトル
『One Way Trip』
片道の旅?がピッタリかも
1人、帰ってこれなかったし
韓国警察の腐敗
権力者の横暴
正義が勝つとは限らず
力のない人間は
泣き寝入りするしかない世の中
実際にも韓国では(他の国でも?)
ありそうな話で
問題提起する映画かもだけど
後味の悪さがハンパない
彼ら(ジスかな)が将来
警察官になって悪を成敗する?
とかいう未来を想像して
溜飲を下げるしかない感じ
忘れられない内容です
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『わたしたち』
(우리들/2016年)
チェ・スイン・ソン・ヘイン
チャン・ヘジン、イ・ソヨン
小学4年生の女の子が主役の映画で
そこから大人に展開するわけでもなく
大人の絡みもほとんどない
少女達の割と平凡な日常の話
でも、可愛らしい子供達の
楽しい話〜ではなくて
왕따 ワンタ(いじめ・仲間はずれ)に
焦点を当てていて
監督の윤가은さん(女性)の
体験談をもとにした内容らしく
ワンタの様子が大袈裟ではなく
どこにでもありそうなリアルさでした
いじめとは無縁でも
友達と気持ちがすれ違って
解り合えずに離れたりっていう部分に
見ていると昔を思い出して
胸がちくんとする感じがあったりも…
でも、この2人は
ちゃんと仲直りできそうなラストで
それが監督さんの希望だったのかも
弟くんのかわいいエピソードで
気づくことがあったり
初めは弟ばかり贔屓するタイプ?
って思ったオンマが
愛ある母だったのも良かったし
何より主演チェ・スインちゃんの
自然かつ微妙に変化する表情が
素晴らしかったです
いじめの加害者役の子は
『30だけど17です』(2018)や
『王は愛する』(2017)を見て
注目したイ・ソヨンちゃんで
この映画ではまだ原石って感じだったけど
これからもどんどん出てきそう
これもなかなか印象的な映画でした
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まだ書きかけ感想がいくつかあるけど
また…