季節に合わせたカラダ作りについて、
不定期ですが、続けて書いています。



前回は、汗が出る場所などについて、
書きました。


今回は、少し進めて、良い汗と悪い汗の話。




良い汗は、サラッとしていて、

全身に、広がるように出ます。



肌に薄っすらと広がっていくので、

汗が出ていることにも気づきにくく、

乾くとき(気化)に肌から熱を奪い、

乾いた後の肌は、サラッとしています。



無臭の汗で、塩分が出ていません。

普段から、汗を出す習慣があり、

俗に言う汗腺の訓練が出来ている、

汗トレーニングが出来ている状態です。



汗から塩分が外に出ていないので、

お水を飲むだけでも、

カラダには水分が浸透していきます。



少ない水分で、効率よく気化し、

熱を奪って、体温を下げてくれます。



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悪い汗は、ベタベタしていて、

頭や顔や首や脇などからポタポタ出ます。



塩分などを含み、肌をベタつかせます。

匂いを伴うことがあります。



汗から塩分が外に出ること、

大量の汗で水分を奪われやすいので、

経口補水液などで、塩分を摂取し、

カラダへの水分の浸透を助ける必要があります。



肌荒れの原因になるとも言われています?

汗を出したら、拭き取ったり、

シャワーを浴びるようにしてくださいね。



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暑い夏、カラダを動かせば体温が上がり、

体温を下げるための汗が出るのは、

カラダの機能としては、当たり前のことです。



普段、汗を全くかかない生活から、

急に、夏になり、外出から汗が出ると、

悪い汗になりがちです。



本格的に暑い時間ではなく、

朝や夕方などの時間に、

外を歩くなどして、体温を上げて、

汗を出すようにしてみてくださいね。

経口補水液などを持って、

無理せず、マイペースに!



少しずつ、汗の質が変わったり、

汗が出る場所が、腕や脚に変わりますよ!






 機能美カラダメソッド 松本寛子