2021年9月19日(日)
こんにちは♪
当地方は台風の影響はほとんど無く、ホッとしています。
被害を受けられた方々には、心よりお見舞い申し上げますm(_ _)m
さて、見出しのお話。
ブロ友さんの記事の中に
私で良かった
と言う文字を見つけてちょっと辛かったなぁという出来事を思い出しました。 長文になりますm(_ _)m
6年前に父が急性呼吸窮迫症候群にて急死した数ヶ月後から母は鬱状態のような感じになっていました。
突然一人になり仕方ない事で、なるべく淋しくないように支えたいと思っていました。
昨年急死した実弟は、若い頃から両親や私にまで多々迷惑をかけていて、敷居も跨ぐな!と言われていたくらいでしたので、父の死後、実家は母一人で少し心配もあり出来る限り買い物連れて行ったり子や孫を連れてお出かけしたりしていた。
昔から弟には頼りたく無いからと私に
色々迷惑かけるけど頼むねと 懇願されてたので、私なりに頑張っていたつもりでした。
ところが父の一周忌の頃、
弟の身体を心配しだし、家に帰って来いと連絡したらしい。
その弟が実家に戻る少し前に、
自宅の金庫にある家の権利証•定期預金証書•通帳•現金•保険証書•等々を隣に住む叔母に全部預けてた。
その後、言い方悪いけど何かあったら嫌だからと母に戻す事になります。
またその頃私が行くと、コタツに入り下を向いたままあまり話さない。
心配で毎晩買い物して一緒に晩御飯を食べてたが、食は進まない。
ある夜、泣きながらご飯食べててひと口ふた口食べて要らないと言う。
翌日行くとそのままになってる。
叔母がこそっと私を呼んで言う!
H子(私の事)が毒入りの弁当持って来た。
私は食べないから、人に食べさせて食べた人が死ぬ。
で、私が殺人犯になるのを狙ってる。
と母が言ったと
その夜、母は上着を来て手袋をし鞄に財布とハンカチを入れて、私を待ってた。
何処行くの?
と聞くと
それはあんたが知ってるやろ。
今夜は雪も降ってて何処に放られても寒くて死ぬわ。
それが狙いやろ
私は、目がテンに
何でそんな事になるの 毒殺やら罪を着せられるやら殺されに行くやら、
何がなんだか理解出来ない
しかし、はっきり気付いた この状態は認知症だ
殺されるのわかってるから、死んでもいいから、早く連れて行って と懇願されたが、
あと1週間ほどでお正月やし、その頃3人目のひ孫出来るんやで。
その子見たくないの?
と玄関先で諭す私。
また、叔母が騒ぎを聞きつけ
母を必死で諭す。
何とかこの時は泣きながら部屋に戻ってこたつで泣いてる。
そのあとバイトの時間が迫ってたので、叔母が後は任せて帰りなさいと言ってくれた。
ここから怒涛の出来事が
翌日、母のかかりつけ医に相談に行った。
直ぐに認知症外来を予約しなさい。
診察まではうちから安定剤出すから取りに来てと言われ、その薬を持って母の元へ。
血圧と糖尿の薬が出てるけど、先生がしばらくこれも飲んだ方がいいと連絡くれたから貰って来た。
と母に告げ、薬箱に入れた。
その3日後に弟は帰って来た。
その弟から電話で、
お母ちゃんの飲む薬がゴミ箱に多量に捨ててあるけど何の薬?
この薬には毒が入ってる。飲んだら死ぬ って言ってるぞと
参った
お正月に母がうちの主人に電話して来て、
お母さんどうしました?
と聞くと
あ元気にしとるんか。 良かった良かった。
と言って電話を切った。
その後弟が電話してきて、
H子は旦那さんまで殺す計画立ててたから心配で電話してみたら、まだ生きてたわ。
って言ったらしい。
またまた参った
自宅の電話、携帯電話のガラス部分がカメラに見えるらしく、
H子がうちをカメラで監視してる。
夜中に家の回りをウロウロしていて怖い と言って泣く
家の周りに居たら怖いと思い込み、娘に電話して来て、私の居所を聞いて来る。
娘は事の成り行き知ってたから、パイトに行っててもお母さんは家に居るよと答えてくれてた。
娘にまで確認か
その数ヶ月前に私と一緒に行って買い替えた携帯電話を解約して、全く同じ携帯を購入して、私に番号教えない。
私が家に行くと、ずっと下向いて怖いと言って泣いてる。
タンスの鍵を仕舞った場所を忘れて
鍵何処に隠した。
直ぐに出して とわめく。
なんの事はない。
いつも置いてる引き出しの一番奥の風呂敷の下に隠すように仕舞ってあった。
探し出して渡すと
ほら、やっぱり隠しててさもここにあったかのように出して来た。
と言われる始末
この後、ようやく認知症外来の診察を受けた。
その時診断されたのは、レビー小体型認知症。
主な状態は幻視や被害妄想ですかね💦
隠してあった鍵を見つけても出してはいけない。
ヒントを与えて自分で見つけさせる。
第三者が決して悪者である対象者を悪く言わない。
ゆっくりと話を聞いて、決して怒らない。
等々色々教えて貰いました。
実際には、弟は自分だけは味方だと思わせたかったようで、
母を庇う振りして
俺がお母ちゃんを守るからお姉ちゃんには手出しさせないと言うやり方で母に接していたので、母に取って結局私は悪人のままで数ヶ月この仕打ちに耐える事になりました
あまり家族の前で泣くなんて事無かったけれど
この時ばかりはついつい悲しくて悔しくて苦しくて泣いていました。
主人は、普段私を励ましたり優しい事など言わない人だけど、
お母さんを恨むなよ。
認知症という病気のせいだ。
治まるまで耐えるしかない。
と一応励ましの言葉をかけてくれてた
ご近所さんから、母と同じような状態のおばあちゃんから娘さんが対象になり泥棒扱いされ娘さん一家をしばらく家にも入れなかった事があると聞いた時、辛い辛い毎日だけど、
対象が娘の『私で良かった』
と心から思いました。
叔母や主人やましてや子供や孫が対象になっていたら、もっともっと辛くて悲しかったと思います。
そして現在、
母は、うちから直ぐの介護施設でとても穏やかに過ごしています。
ホントにひどい認知症だった?と思うくらい、歯磨き粉や化粧水が無くなると、買って持って来てと携帯から電話して来ます その当時の出来事など全く覚えていません
ただ、何故あの子(弟の事)は、家に戻って来たんだと言ってた
更には、
H子だけが頼りだから、迷惑かけるけど後々の事頼むわな と言ってくれる。
了解してますよ。
昔から私がちゃんとやるって決めてるから安心してね 全く恨んで無いし私も親を沢山泣かせて来たから、これはその罰だったと思っています
最後まで見て下さりありがとうございました