4月もいよいよ終わり。

札幌も桜が咲きはじめ、白樺花粉も飛びはじめたもよう。

花粉症なもので窓が開けられない日々がはじまってしまいました😭

 

 

ジョジョ6部ストーンオーシャンの13話以降の続きがなんと秋!!😱(どういうこと?)という大ショックな事実や、忙しすぎた先月までの反動でやや燃え尽き症候群っぽい感じです😅

なのでお題がなければどうにもブログを書く気になれなかったんですけど、今日はさすがに興奮が抑えられず書くことにしました!

 

 

何って金カムこと「ゴールデンカムイ」が二日後には最終回を迎えてしまうから。

と、いうより最終回314話のタイトルが「大団円」だったからなのです!!

大団円って「物語が全てめでたく終わる結末」のことですが、だからってテンション上がってるわけではないんですよね。

 

 

発表された金カム最終話のタイトルとイラスト。

 

 

かなり前に「私の宮崎駿ルーツ」という回で「未来少年コナン」が大好きだと書いたことがありましたが、この「大団円」というタイトル、「未来少年コナン」最終回第26話のタイトルとおんなじなんですよね。

かなり古い作品なので知らない人の方が圧倒的に多いと思いますけど。

 

 

宮崎駿の初テレビアニメ監督作品「未来少年コナン」最終回タイトルも「大団円」

 

 

 

💡この先はネタバレ全開になりますので未読の方は、ヤンジャンアプリ(スマホ等)またはとなりのヤングジャンプ(WEB)で全話読んでからチェックしてください。(4月28日まで全話無料配信中!)

 

 

 

 

それで何でそんなに興奮すんだって話なんですけど、最新話まで読んだ方ならお分かりかと思いますが、鶴見中尉と杉元がお互い深く傷を負いながら汽車とともに海に落ちていったところで313話は終了しました。

ここで「杉元は死んだのか否か」が最大のポイントになるわけで、生きててハッピーエンド(不死身の杉元貫く説)かバッドエンド(杉元死亡で役目果たして終了説)のどちらなのか?がまだわからないんですよね。

 

 

私も最新話をつい先日読んで目の前真っ暗になってたんですけど、そしたら314話のタイトルが明かされて・・・

そりゃあ「未来少年コナン」マニアとしては狂喜しないわけありませんッ😆

なぜかって、タイトルが同じどころかシチュエーションが酷似してるからなんですよ。

 

 

野田サトル先生が「未来少年コナン」好きというのはファンブックやインタビューでも公言されてますし、実際コナンパロもあったんですよね。

杉元が海賊房太郎と格闘して海に落ちた時、白石が助けに飛び込んで人工呼吸しようとして全力で拒否されるとこです😂(コミックス24巻収録)

 

 

野田サトル著 ゴールデンカムイ 第237話「水中息止め合戦」より

 

 

あれは未来少年コナンのパロディで、実際は船に繋がれたまま沈んで動けないコナンを助けようとラナが口移しで空気を送る名シーンなんです。

 

 

テレビアニメ 未来少年コナン 第8話「逃亡」より(宮崎駿監督)

 

 

で、未来少年コナンの最終回なんですけど、この回の前までコナンはレプカというインダストリアの悪役との攻防の末、戦闘機ギガントから脱出したまま行方不明になるんです。(レプカはギガントの墜落で死亡)

子供向けのアニメなので致命傷を負うわけではないのですが、悪役と乗り物上(金カムは汽車、コナンは戦闘機)での戦いの上両者とも海に落ちるという設定は同じ。

その後コナンの行方がわからず「死んだかも」状態になるんですが無事生還する、というか見つけてもらえるというオチ。

 

 

もちろん金カムはコナンのオマージュ作品ではないので、完全に同じとはいきませんが、野田先生が「大団円」というタイトルを最終回に選んだのは決して偶然ではないと思うんです。

だから杉元が生還(死にかけだとは思うけど)する可能性は大いにある!!✨

 

 

しかもコナンは超野生児で「あいつが死ぬはずないよ」(ジムシィ談)と言われるほど不死身で身体能力が高いんです🤣(高所から飛び降りても骨折すらしない笑)

そんな設定も天涯孤独なところも杉元にちょっと似てるなあと。

コナンの最後は故郷の「のこされ島」に仲間と共に帰るところで終わるから、金カムも杉元の故郷でアシリパさんと干し柿食べるとこで終わったらいいなあ・・・

 

 

未来少年コナン(全26話)

ぜひ観てほしい名作アニメ!YouTubeで全話公開中です!(公式)

 

 

そしてこのまま死なないんじゃあないかと思う要因もあって。

313話で鶴見中尉が言った「全部お前の責任だぞ、ウィルク!!」という言葉が、杉元が死んでしまったらアシリパさんにとって呪いになってしまうこと。(この後幸せに生きていけない)

そして、杉元が刺された刀が土方歳三から受け継いだ和泉守兼定だということ。

土方の愛刀が未来を託した杉元を殺すとはとても思えない。

 

 

刀を杉元に託す際、土方は

「義に命をかける似たもの同士、私の受けた恩くらいは託させてくれ」

「金塊と権利書は和人とアイヌも救われるように」

と言うんですね。

そんな刀が恩を仇で返すような働きはしないんじゃあないかと。(希望)

体を貫通するほど強く刺されてるんですが、心臓ではないと思いたい!

逆に肺水腫を免れる要因になったりしたらものすごく胸熱だ・・・

 

 

最期までカッコ良すぎる元新撰組・土方歳三。史実も改めて追ってみたい。

 

 

個人的には鶴見中尉もまだ死んでないと思っていて、彼の本当の最期を見届けるのは鯉登少尉であって欲しいと思ってます。

彼は新しい時代を背負い立つ人物だと思っているので土方→杉元のように新旧継承してもらいたい。(史実でも第七師団最後の師団長なので)

 

 

この後白石は房太郎の遺志を継いで金塊をめぐるストーリーを語り継ぐ役目になるんだろうし、月島軍曹はもしかしたらいご草ちゃんと再会できるかもしれない。(確か花枝子さんの従兄弟の嫁だったはず)

谷垣は家族と一緒に阿仁に戻るかフチのとこに帰るのかな。

いろいろ妄想するのも楽しいかも😄

後日談は加筆でコミック収録かもしれませんね〜

 

 

野田先生の痺れる憧れる直筆メッセージのツイートも貼っときます😁

大幅加筆も嬉しいけど、何より作者が作品に自信を持ってるところが本当に素晴らしいじゃあないかッ😆

どうなるにせよ、野田先生のことだから納得のいく気持ちの良いラストにしてくれると信じてます!!

 

 

 

あとは実写映画化ですね・・・

どうなるんだろう・・・めっちゃ不安😅

しかし鯉登音之進役は絶対に間宮祥太朗さんでお願いしたい!!(眉間も似てる)

「キエエエエエエエエ(猿叫)」が違和感なく言えてかつ可愛げがないと鯉登少尉はダメなんだ!と思ってます😂(最推し!)

あと役者の皆様、筋肉増強は必須でお願いします🤣🤣🤣

 

 

最終回が終わったらもしかしたら金カムについてじっくり語るかもしれません😊

久しぶりに血肉の通ったマンガを読めた喜びでいっぱいです!

おすすめしてくれたCさん、本当にありがとう〜✨✨

いよいよ4月に入りました。

急激に春ですね〜🌸

繁忙期もやっと終わりを迎え、気力体力ともに少しずつ回復しております。

とは言えまだフルではないので、考察とかはまだ先かなあ…😅

 

 

最近は友人にオススメされたマンガを読んだり映画を観たりしてます。

今までは割と自分で選んだものしか見てなかったからなかなか新鮮で良いですね〜✨

先日もジョジョ友さんおふたりの激推しムービーを観てまいりました!!

「ザ・バットマン」でございます✨🦇✨

今回もアンサー的に感想を書いていきたいと思います😊

 

 

深く暗い黒と赤。色の使い方が非常に印象的なマット・リーブス監督版「ザ・バットマン」

 

 

<STORY>

ブルースは幼き頃に殺された両親の復讐を心に誓っていた。

大人になった彼は、夜な夜な黒いマスクで素顔を隠し、悪を裁き、“バットマン”になろうとしていた。

同じ頃、権力者ばかりを狙う連続殺人が発生、その現場には毎回なぞなぞが残されていたのだった・・・

 

 

バットマンといえば、クリストファー・ノーラン監督のダークナイトシリーズがものすごく好きなんです。

暗くて重くてスタイリッシュ、かつ台詞も良くて何回見たかわからないくらい。(ライジングはいまいちですが😅)

なので今回新たなバットマンシリーズが公開されると知ってもあまり心が動かされなかったんですよね。

自分の中のブルース・ウェインはクリスチャン・ベールだったから。

 

 

「バットマンビギンズ」(2005年米)上のポスターと対のようなポスター。(こちらが先ですが)

 

 

でも実際観てみたら、ロバート・パティンソンの駆け出し2年目の病んだバットマン、なかなか良かったです✨✨✨

青白く不健康そうな感じと厨二病感があまりにも今回のバットマン像にぴったり🤣

笑わない・喋らない・引きこもりの超絶陰キャなブルースで、ダークナイトシリーズと全くの真逆。

バットマン史上一番あのマスクが似合っていたのではないかと思います。

 

 

ストーリーとしては突出するものはないものの、演出、音楽、映像、キャストは素晴らしく三時間という長さも感じられませんでした。

特に映像はさすがにスゴいなと唸らされました。

深い深い漆黒の闇に溶けこんだバットマンがすうっと出てくる冒頭のシーンは鳥肌もの!!

聞いた話では黒がとにかく強いのでスクリーンの種類によっては見づらかったりしたらしい。

 

 

そして昨日知ったのですが、撮影監督がなんと!あの「DUNE / 砂の惑星」のグレイグ・フレイザーだったと!!

そりゃあ映像がいいわけだよ・・・納得です!✨

赤黒オレンジの色使い、まっ暗闇の中での閃光バトル、雨の夜のカーチェイス、バックミラーの使い方、もうとにかくセンスが良すぎて素晴らしかった😆

 

 

音楽も良かったですね✨

およそヒーローのテーマとは思えないほど重くて暗いバットマンのテーマ、そして対するリドラーの「アヴェ・マリア」をマイナー調にしたテーマ。

そして主題歌=劇中歌がニルヴァーナの「something in the way」だったこと!

今回のブルースはカート・コヴァーンをモデルにしたらしいのでいやもう合いすぎてて震えました😱

 

 

曲と映画の雰囲気が合いすぎてすごい。ブルースがだんだんカートに見えてくる・・・😱

 

 

そして非常に興味深かったのが「リアル」に徹していたことです。

特にバットマンのガジェット類がですね、一気に現実味を帯びた、というか実世界でもありそうな感じになってましたね〜

ダークナイトシリーズのバットモービルやバットポット、コウモリの翼のようなケープなどハイテクでヒーロー的な造型だったものが、急に庶民的になってて(車だけはちょいプロっぽいけど)ケープなんかあれ翼じゃなくてミノムシというかムササビのが近い🤣(しかも着地に失敗してるし)

 

 

帰宅時にマスク取ると目元のメイクが黒く滲んじゃってて、「アイメイクしてたんだ!」という驚き🤣

でもまたそれが病的に見えて(マリリン・マンソンぽい)ヒーローになりきれないけど日常でもバットマンとの線引きができないブルースの危うさみたいなものがうまく表現されていたように思います。

 

 

あと、セリーナのマスクがね・・・

バットマンの高機能なスーツやマスクに比べると手作り感がスゴイんですよ。

歴代のキャットウーマンはちゃんと猫耳になってるのに、今回のはなんとなく耳みたいになってる低い山形のものが左右にちょこんとついてるんですよね。

そこがまた全然顔を隠せてないのと相まって妙に切ないんです。(個人的感想ですが😅)

社会の底辺で生きてきたセリーナとボンボン生活のブルースの対比みたいなものが装備だけでわかっちゃう感じ。

 

 

昔のドロボウ感もありなキャットウーマンマスク。可愛いんだけどすぐ身バレしちゃいそう笑

 

 

そして今回の悪役リドラー役のポール・ダノがとにかく良かった!!

ずっとマスク姿で素顔が見えるのは本当に後半なのだけど「こんな奴だったの?」

感スゴいんですよね🤣

一見フツーの地味メンに見えるけど、その目の奥の静かな狂気と笑うとU型になるあの小さな口が妙に気持ち悪くて素晴らしい!!(変態大好き😂)

勝手にバットマンに共感して同類認定しちゃう厨二病感も悪くない。

 

 

全編通してバットマンとリドラーは紙一重な存在として描かれているのもポイント。

両者とも復讐者として行動してるという点においては同じなんですよね。(行動もシンクロしてたりする)

ただ、ブルースはセリーナと接するうちに少しずつ変わっていく。

 

 

セリーナとのロマンス的な描写はなくていいという意見も多いようなんですが、他人に関心を持つきっかけでありつつ、ラストの非常に重要な、自分の放った言葉が返ってくるあのシーンのために必要だったんじゃあないかと思います。

あれがなければ自分の行動が自分と同じ復讐者を生んでしまうことに彼は気づけなかったかもしれない。

恐怖では何も解決できないことにブルースは初めて対峙するわけです。

 

 

水で溢れる地上に降りる際にバットラング(バットマン型手裏剣ナイフ)でロープを切るシーンがあるのですが、こここそまさに迷走していた過去を断ち切った瞬間で、このあと彼は初めて人命救助のために人々に手を差し伸べます。

このシーンはバットマンが真のヒーローへと変貌していくさまをストレートに描いているからこそ非常に胸熱なんです✨

 

 

また、人々を先導していく発煙筒の赤が暗闇を照らす希望の灯になっていること。

この映画においての色というのがとても重要な役割だったということがわかるシーンでもあり、素晴らしかった!

ここでドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」が脳裏をよぎったのは私だけではないと思う。

ラストの泥だらけの顔のバットマンが美しかったです。

 

 

ウジェーヌ・ドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」(1830年)ルーブル美術館所蔵

 

 

キャストは全然知らなかったので、エンドクレジットを見て初めてペンギンがコリン・ファレル(片鱗すらない!)、ファルコーニがジョン・タトゥーロ(途中までアル・パチーノだと思ってた😅)、アルフレッドがゴラム演ってたアンディ・サーキスだと知りびっくり!

また、セリーナ役のゾーイ・クラヴィッツの名前を見て「レニー・クラヴィッツの娘!?」とこれまたびっくり😱

レニクラ昔めちゃめちゃ聴いてたんでこれまた胸熱でした✨

 

 

ゾーイのパパ、レニー・クラヴィッツ。死ぬほど聞いたこのアルバムに娘へのラブソング「flowers for Zoe」が入ってた。今聞いてもいいアルバムです。

 

 

探偵としてのバットマンの謎解きストーリーってのも面白かったです。

けっこうツッコミどころも多かったけど😅

リドラーの復活の伏線が貼られたことと、ラストに「あの人」らしき男が出てきたところで次作が今から気になりますね✨

ロバート・パティンソンが今度はどんな風に演じるのかも楽しみ✨(ヒゲが濃いのがやたらと気になるので脱毛して欲しいが🤣)

 

 

バットマンか〜と思ってる人も、騙されたと思って劇場行ってみてください。

絶対にスクリーンで見るべきだし(IMAX推し!)、全く違った角度から見るバットマンが非常に斬新です。

暗く陰鬱で長い映画だけど、私はかなり好きでした😊

 

 

深く濃い黒、復讐、狂気。延々と続く暗闇の先に見えるのものとは・・・ぜひ劇場で観て欲しい一作。

 

3月も半分過ぎましてもうすぐ春分の日。

ジョジョマガジン発売ももうすぐ!!😆

そしてウルジャンのジョジョTシャツも本日届きました😆✨

今回はシブい黒にしましたがめちゃ可愛くて最高でございますッ💖

しかしもったいなくて着れないじゃあないかッ・・・

 

 

スモークブラックな徐倫たち💖ハートの中はバックイラスト。キラキラはエフェクトです✨

 

 

さて今日は先日ジョジョ友さんがスタエフで紹介されていた「DUNE/デューン 砂の惑星」を観たのでアンサー的にレビューをしていきたいと思います😊

久々の超大作SF映画でございます✨

 

 

SWのポー・ダメロン役のオスカー・アイザックが父親役というのが意外だったリメイク版砂の惑星。

 

 

こちらの「砂の惑星」はリメイク作品となっており、過去にデヴィット・リンチ監督が1984年に制作ほか、アレハンドロ・ホドロフスキー監督による壮大な未完の大作(制作中止を余儀なくされた)もあり、ファンにとっては相当な話題作だったようです。

そもそもこの「砂の惑星」はフランク・ハーバート原作の古典SF小説で絶大な人気を誇る作品なのだとか。(未読です)

 

 

 

デヴィット・リンチ版のDUNEはかなり前に観たんですけど、リンチだからというよりスティングが出るからチェックした感じ。

しかし壮大なスケールの割に微妙な上、スティングの役がバカっぽくってあまり記憶に残ってません😅(カッコいいスティングが観たければ「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」をご覧ください✨)

主演は「ツインピークス」でおなじみカイル・マクラクラン。

彼がポール役っていうのもしっくりこなかったんですよね・・・顎のせい?

 

 

1984年製作版DUNE。今思えばリンチらしい作品ではありましたが、個人的にはやはりビミョー😅

 
 
さて今回のリメイク作品、あまり情報を入れずにAmazonプライムでレンタルして観てみました。2時間35分とまあまあの長尺作品です。
感想はというと、予想以上に良かった!!😆です✨
 
 

<STORY>

全宇宙から命を狙われる一人の青年、ポール・アトレイデス。

彼には"未来が視える"能力があった。

宇宙帝国の皇帝からの命令で一族と共に、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な<砂の惑星デューン>へと移住するが、実はそれは罠であった。

アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。

父を殺され、巨大なサンドワーム(砂虫)が襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために立ち上がるのだが…

 
 
全体的な仄暗いトーンや地味な顔つきのキャストたち、造形の無機質さ・・・
どこかで観たことある感じだなと思ったら「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品だったのでああなるほど・・・という感じでした🤣
(しかも似た宇宙船みたいのが出てきてちょっと笑った)

 

 

話が難しいと聞いていたので構えて観ましたが、なるほど、説明があまりない上に固有名詞が当たり前のように語られるんですよね。

ベネ・ゲセリット、リサーン・アル=ガイブ、クウィサッツ・ハデラックなどなど、聞いたことのない言葉が急に語られるのでこちらはちょっと戸惑います。

よくよく気をつけて観ていればその後になんとなく説明っぽいシーンとかがあるので理解できますが、まあ不親切な作りではあります😅

予習動画なども出てるようですが、いったん自力で観てから情報を補足する方が理解度はぐんと上がる気がしますね。

 

 

全体的に映像が(本物の砂漠!!)とにかく美しく、世界観がしっかりしていて飽きずに最後まで観られました。

衣装や宇宙船や飛行艇、サンドワームの造型なども凄く良かった✨

シンプルなんだけどどことなく雰囲気があってスタイリッシュです。

 

 

話は複雑なようで思ったより骨組みはシンプル。

アトレイデス家とハルコンネン家の対立と香料(メランジ)の利権、先住民フレメンとサンドワーム信仰、そして「救世主」。

この香料(メランジ)というのが地味にすごい!

人間の老化を防ぎ、意識を拡大する作用があり、実はサンドワーム(砂虫)と関係が深い物質らしいです。

 

 

母ジェシカの属する女性団体「ベネ・ゲセリット」の目的や能力がはっきり語られないのでわかりにくいところが多いのですが、彼女たちには遺伝子操作の能力があり、救世主「クウィサッツ・ハデラック」(男性版ベネ・ゲセリット)を生み出すことを目的としていたのです。

実際にはハルコンネン家に嫁ぐ女子を生むように言われていたジェシカがレト・アトレイデス公爵を愛してしまい、男子(救世主)を産んだことから運命が大きく変わっていったというお話。

(しかも彼女は側女であり、妻ではなかった)

教母の言ってた「修行」とは声で人を操る能力や精神力を鍛えることですね。

ポールくんはいちいち母ジェシカからダメ出し食らってましたが笑

 

 

ものすごく中途半端なところで終わるなあと思っていたらこれ第一部でした😅

2部構成の作品らしいのですが、今回の第一部は「壮大なエピローグ」です。

フェイド・ラウサ(スティングが演じたラッバーンの弟)も皇帝も出てこず、罠にかかったアトレイデス家の崩壊とポールとジェシカの逃亡劇が描かれます。

おそらく第二部がメインなんでしょうけど、あまりにあっさり「ここで終わり?」っていうのが来るのでこっちは面食らうという・・・😅

終わり方は非常にキレイですけど。

 

 

ラストでほんのりとサンドワーム(砂虫)に乗るフレメンらしき人物(多分ビジョンで見た男)が砂の向こう側に見えたので、2部ではポールがそうなるっていう予兆を盛り込んだんでしょう。

おそらく2部ではポールの覚醒、ハルコンネン家との戦いが描かれるんだろうと思われます。

とはいえエピローグだけでもしっかり世界観とストーリーで楽しめたので、作品としてはよくできていたんじゃあないかなと思います。

2部が公開されたら今度は劇場で、IMAXで観たい!!😆

 

 

主役のポール役ティモシー・シャラメは今回初めて知りました。

ヴィルヌーヴ監督がポールは彼しかいない!と惚れ込んだそうです。

初見ではヒョロっとした耽美な感じのお兄ちゃんだなあ、筋肉ないってダンカンにも言われてるし微妙だ、と思っていたんですが、思いのほか意思も強く戦いにも長けていて骨太でした🤣

これから覚醒していくようなので彼がどう演じるか楽しみではあります。

しかし、先日「ゴールデンカムイ」を読んだばかりなので華奢な男子に魅力を感じないんですよね〜😅

オスカー・アイザックも腹筋割れてなくて残念だった・・・(しかし最期のシーンは見事!!)

 

 

彫りが深くて彫刻のようなティモシー・シャラメ。華奢なようで目の印象が強い。

 

 

SFの古典名作とされるだけあって、後の名作に多大な影響を与えたようで、今回のリメイクを観ても、このシーンあれに似てる!っていうのが結構ありましたね。

ポールがホログラムで勉強してるシーンなんかはスターウォーズのR2D2のメッセージ見るシーンみたいだし、シールドで闘うところのブルーと赤がライトセーバーぽかったり、生態学者カインズの秘密の部屋がナウシカの地下室を思わせたり、サンドワームが王蟲っぽく、腐海のシステムっぽいメランジの設定、嵐の中に入ってくシーンが「ラピュタ」の龍の巣のシーンのようだったり。

もちろん全部「砂の惑星」が先なんですけどね😊

 

 

ミミズがモチーフらしいサンドワーム(シャイー=フルード/アラキスの神)シンプルな造型ながら知性的でスピリチュアル。

 


とはいえけっこう好き嫌いは分かれるかな、と思う映画ではありました。

終始仄暗いムードで、設定は細かく難しく、オールシリアス。

「スターウォーズ」や「ロードオブザリング」などの大作シリーズに比べると、ユーモアやポップ感が少なく陰鬱としてるし、しかも今作はエピローグ止まり。

話は大きく進まないし、みんな顔つきも暗く話も殺伐としてるし、つまらないという感想もわからないでもない。

 

 

ですが私はこの作品の世界観というか美的感覚みたいなものがけっこう好きでした。

クラシカルなSFですが、スティルスーツの構造とか香料で目が青くなるとかいちいち設定が綿密でマニアックですごく面白い!

原作の方もちょっと読んでみたい気になりましたね〜

配信もレンタルもまだ新作扱いなので無料ではありませんが、時間があれば観てみて欲しい一作です✨

 

 

壮大なスケールで描かれるリメイク版「DUNE/砂の惑星」造形デザインがとにかく素晴らしいッ!!

 

 

また、ドキュメンタリーですが、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の未完の「DUNE」を追った「ホドロフスキーのDUNE」も面白かったです✨

カルト映画の印象が強いホドロフスキー監督ですが、発想も行動もぶっ飛んでいてスゴいなと妙に感動。

映画愛がとにかくもの凄くて、このキャスト、スタッフで制作されてたらどうなってたのか観てみたかったです。

 

 

非常に純粋ながらどこか狂気を感じるホドロフスキー監督。あの分厚いDUNEの絵コンテ集見てみたい!!