前回のブログ「母の異変」の中で、母がキッチンで転び、頭を内出血したことを書いたのですが、何かのお役に立てるかもと思ったので、追記させてください
前日転んだので、デイサービスにお休みの連絡を入れたところ、すぐケアマネさんが様子を見に来てくれました。
何でも頭なので硬膜下血腫の可能性もあるので、よく様子を見ていてくださいとのことでした。
硬膜下血腫･･･調べてみると慢性と急性がある。
急性硬膜下血腫は、強い頭部外傷により起こり、直後から意識障害がみられるそう。
慢性硬膜下血腫は、忘れてしまうようなわずかな頭部外傷などで、1～2ヶ月かけて脳と頭蓋骨の間に血液が少しずつたまる病気 
厄介なことに頭をぶつけた直後に、診察や検査をしてもわからないそう。
頭を打ってから、数週間〜数ヵ月後に症状が出てくるのが特徴。
しりもちなどで脳が揺り動かされただけでも、起きることも･･･
高齢者や男性に発症することが多い。
血腫が脳を圧迫すると、次第に、歩行するとふらつく、片側の手足が動かしづらい、しびれ、頭痛、しゃべりづらい、物忘れ、失禁といった症状がみられ、ひどい時は、意識障害を起こすことも･･･
原因となった打撲を忘れているケースもあり、特に高齢者の場合は、認知症や老人性痴呆と間違われることもあるので注意が必要だそう。
従姉から、硬膜下血腫の手術をしたという人の話を聞きました。
その人の場合、海岸を散歩していて転び、翌日は普通にお花見。10日後には出張。
転んでから18日後に頭と背中が痛くなり、本人は真っ直ぐ歩いているつもりでも、だんだん右の方へ曲がってしまう。
さすがに2日後クリニックへ行くと脳外科をすすめられ、その2日後に受診。
するとすぐ大きな病院を紹介され、その夜に手術。
なんと頭の中には200mlも血がたまっていたそう･･･1週間で退院。
もう5年ぐらい前のことで、今では元気に過ごされてるとのことでした
あの時は私もかなりビビったけど、幸い母は何でもなかったのですっかり記憶から抜け落ちてました･･･
いやぁ～怖い 
直後は何でもなくても、2週間後から3ヵ月後くらいに症状が徐々に出始めるそうなので、
転んだり頭を打った時には、こういう病気もあるんだということを知っていれば安心ですね。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。