梅小路公園の朱雀の庭の前の石畳、
竹垣沿いには、紅葉の樹がずらっと並んでいます。
秋になると、竹垣や石畳とあいまって、
これがとっても風情のある紅葉を見せてくれるのですが、
今の、新緑のもみじ、もまた青空の下、とても爽やかで、美しいです。
そして、この新緑のもみじに、今、プロペラのようなピンク色の羽の
ようなものが出てきています。じつは。。
このピンクの羽は、小さい花が終った後の種なんだそうで、
「もみじのヘリコプター」とか「もみじのプロペラ」と呼ばれるこの種は、
正式には「翼果」と呼ぶそうで、翼のある種ということです。
あの、小さめの花もとっても可愛らしかったのですが、
可愛らしいピンクの翼の種も、とっても可愛らしいので、
ぜひ、クリックして大きくしてみてください。
4月に、梅小路公園にある桜のなかでも、いち早く
花を咲かせて見せてくれた、広場のうしろの花壇にある
＜朱雀（すざく）＞という桜の木、
淡いピンク色の花が、とても可憐な桜でしたが、
今は、すっかり葉桜になり、今、こんなふうにたくさんの実を
つけはじめています。
他の桜の木も見てみたのですが、まだこんなふうに実をつけて
いる桜はないようで、新緑にぴったりの、このみどりの実が
これから赤く熟して、いくのでしょうか？
広場に行く機会があれば、ステージの後方の花壇の
桜の木、見てみてください。
アグロステルマの紫色の花も、今満開に咲いています。
花菱草、カリフォルニアポピー、ともいいます。
お花の写真を撮るときに、いつも思うのは
＜どういうふうに撮れば、いちばん綺麗にとってあげられるだろう？＞
ということで、あれこれ、素人なりに、試してはみるのですが、
こればかりは、人知を超えている気がして。。だけど、
ひとつだけ、最近になって思うのは、
とても大切なのは、お花と陽射しとの関係ではないかと。。
＜お花と陽射しとの共演＞っていうか。
ずっとお花を眺めていると、とてもいい感じで、陽射しを浴びている
お花があって、そういう瞬間を撮った写真は、とても
自分なりに、気に入った感じに撮れているように思います。
花そのものの美しさもさることながら、
差し込む陽差しが、良さを生かすというか。。
なので、どうよ！って感じで、一番前で咲いている花よりも、
そういう花や草に隠れて、少し遠慮がちに咲いているお花に
木洩れ日が差し込んだ瞬間、みたいなのが、とっても美しい気がします。
今日の一枚も、そんな感じで撮ったお花で、気に入っています。
クリックして大きくして、見てあげてください。
今、梅小路公園の広場の堀川通り寄りに設えられた花壇
＜花の丘＞で、ポピーのなかで遠慮がちに、咲いています。
花言葉は、＜和解＞＜希望＞です。
梅小路公園で、ついこの前まで開催していた、＜春の和の花展＞で
展示されていた、＜ゆきざさ＞の花です。
花を雪に、葉を笹に、みたてた名前だそうです。
真っ白くて、とても可愛らしいお花で、
花言葉は、＜貴女のことが好きです＞だそうです。
＜可憐＞ということばがピッタリの花なので、
クリックして、大きくしてみてください。雪の結晶にも似ています。
梅小路公園の堀川通り側の入口から入ると
ツツジ並木の前に、＜花の丘＞と名づけられた
２つ並んだ、花壇があって、
今、そこで、色とりどりの芥子の花が満開になっています。
芝生広場の緑と青空のブルーを背景にして、
色とりどりに咲いた花が、とても綺麗です。
花のあいだを、白や黄色、揚羽蝶が、飛び回っていて、
お花畑で遊ぶ、小さい子ども達の写真を撮るのに、
ピッタリ！！の場所ですヨ！
＜卯の花の匂う垣根に、ほととぎす早も来、鳴きて。。。＞と
夏は来ぬ、の歌ではいつも口ずさんでいたものの
初めて＜卯の花＞というものを実際に、目にしました。
卯の花は、空木（うつぎ）ともいうそうで、
今では、さまざまなかたちで交配がされているので
たくさんの種類があるそうで、この卯の花、空木も
そのうちのなんという種類なのか、正式にはわからないのですが、
一般的には、卯の花といえば、白い垣根、のイメージですが、
梅小路公園の、広場に向かう石畳、ジャーマンアイリスの咲いている
隣に、枝垂れぎみに咲いている、この卯の花は、
白い花だけでなく、ピンクにも染まる感じであって
それと葉の特徴から、正式な名前がわかるか、
調べているところです。
花言葉は、＜古風＞＜風情＞＜深い思い出＞だそうです。
季節は、初夏に向かっている、ということですね。
今、梅小路公園の広場へ続く石畳の
脇にある花壇で、2箇所ほど、それぞれまとまって
咲いているのが、シラン（紫蘭）の花です。
鮮やかな紫色の花が、とても目をひきます。
近くに寄ってみると、さらに繊細な花びらが美しく、
お陽さまがあたると、いっそう美しさが際立ちます。
＜おとなの女性＞、そんなイメージの花です。
ぜひ、クリックして、大きくして見てみてください。
花言葉は、＜あなたを忘れない＞だそうです。
実は、このお花、少し前から綺麗に咲いていたのですが、
名前がわからず、今朝、近くの花壇で土の手入れをされていた
ボランティアの女性の方に、お尋ねしたのですが、
＜こんにちは！この、お花、なんていう名前ですか？＞
＜あっ、これ？ これは。。しらん＞
＜えっ？ わかりませんか、残念。。＞
＜だから、しらん！＞
＜わかんないんですよね。。＞
＜違う、違う！！名前が、＜シラン＞って言うてますね！！（笑）＞
＜あ～、そうやったんですか！＜知らん！＞って怒ったはるんかと
思うて、どうしようか、思いました。（笑）ありがとうございます！＞
って、なんか笑い話のようなやり取りをしながら、
教えていただき、こうしてアップできました。感謝！です。
今、梅小路公園に来たら、ぜひ、寄ってもらいたいのが、ココです！
梅小路公園の＜いのちの森＞その入口のすぐ、むかって右手に、
今、カラタネオガタマ（唐種招霊）の花が咲き始めているんです。
クリックして大きくして見てください、クリームイエローの
とても綺麗な花ですよ！
カラタネオガタマ、というより、むしろ
＜バナナの木＞と言ったほうが、わかりやすいかも。
別名＜バナナツリー＞と呼ばれることもあるそうです。
この付近一帯は、今、バナナとフルーツを混ぜたような、甘～い香りで
いっぱいで、散歩していると、思わず、＜あっ、バナナの木だ！＞と
探してしまうほど。
原産国である中国名では＜含笑花＞と書くそうなのですが、
きっと、この花の近くに寄って、香りをかいだひとはみんな思わず
ニッコリ、笑みを浮かべてしまうことから、こんな名前がついたのかも、
と、想像したりしています。
実は、梅小路公園には、この3月まで、＜みどりの相談室＞があって
毎週2回、花や木についての相談を相談員の方が、事務所で、
受け付けておられたのですが、
今、建設中の、水族館の建設にともなって、＜みどりの相談室＞は、
東山の円山公園の事務所のほうへ、移動になりました。
その最後の相談日の日に、うかがって、梅小路公園内のお花の名前を
教えていただいていたとき、相談員の野杁（ノイリ）先生と一緒に
この木のそばを通りかかったときに、
＜もう少ししたら、このバナナの木から、いい香りがするようになりますよ！＞
と、教えてくださったので、楽しみにして毎日見ていたものでした。
花言葉は、まさに香りのまま、＜甘い誘惑＞だそうです。
ほんとに甘～～い香りでいっぱいなので、ぜひ、＜甘いかほりの誘惑＞
を体験してみてください。
今日も、先日の和の花展の展示のなかから、キンポウゲ科の
＜ミヤマオダマキ（深山苧環）＞の紫と白色の二つの花です。
小さめの可愛らしい花なのですが、たいていの花が
うつむきかげんに咲いているので、写真を撮るのが
なかなか難しかったです。
花言葉は、＜努力の勝利＞だそうです。
私は。。これは自分の短所として書いているのですが、
なんにでも。。いつでも。。頑張ってしまう、性質で、
頑張らないようにしようって思うと、今度はその
＜頑張らないこと＞を頑張ってしまう（笑）という
難儀なこと、このうえない、性格なのですが、
努力するって、一般には＜良いこと＞ってされているけれど
努力したい！って、そうココロが思うことだけに、努力する、ってことが
大事なような、気がします。
努力の勝利、っていうよりは。。。
努力したいと思うものに出逢えたこと、それが、勝利！！って、
そんな気がするんですよ。
なにもかもに努力しちゃダメ！だって。
なにもかもに努力していると。。。。
自分が本当に頑張りたいものがなにか、わからなくなってしまいますからね。
梅小路公園での春の和の花展は、終わってしまったのですが、
まだまだ素敵なお花があるので、紹介します。
この写真は、＜シコクカッコソウ＞で、今は、関東の山里のほうに
咲いていることが多いそうです。すこし濃い目のピンクが
とても可憐な花です、ぜひ、クリックして大きくして見て下さい。
花言葉を調べたのですが、見つからなくて。。
＜初恋のよろこび＞とか、どうでしょうか？
環境省によれば、絶滅危惧種だそうですが、
なくなって欲しくない、可愛らしいお花です。
