こんにちは!
少し間が空いてしまいました。
授業が終わり、クリスマスも終わり、残すは年越しだけです。
そろそろ年も明けるということで、今日は面白いトピックに触れてみたいと思います。
『冒険心』
このトピックは、実は私が前から書きたくて書きたくて仕方が無かったものです。
そして、この"冒険心"は私が大切にしているものの中でも、高い位置に位置づいています。
それほど大切なもので、そして大切にしなければいけないと思っております。
さて
この日記をお読みの方の中に、ディズニーランドやディズニーシーが好きという方、特に男性の方はどのくらいいるでしょうか?
好きと嫌いの2択だったら、好きと答える人が多いので
では
"行きたくて仕方が無い"という方、特に男性はどのくらいいるでしょうか?
独断で非常に申し訳ないのですが、私は"はい"と答えた方は、恐らくこの冒険心が強い方なのではないかと思
います。
"冒険心"とは、未知のもの、または、非日常的なものに触れたいという欲求。であると私は定義しています。
さて、何故私がこの冒険心を大切にしているのか。
それは冒険心は、好奇心や探究心、子供心、創造力というものに大いに関連づいており、
そして何より"感性"を磨く上で大切な基盤となると思うからであります。
感性が豊かであるということは、例えば、凄く些細なものから得る情報でさえも、自分の脳や心という変換機を通
じて、莫大かつ良質、そして独創的な情報へと変換することが出来る、いわば情報変換能力が優れているという事だと思います。
何か自分が知らないものを追い続け、その過程での恐怖感やワクワク感を体験し、そして今まで自分が見た事
が無い、体験したことが無いものに出会うと
人間は物凄く感動します。涙を流す場合さえあり、それに伴い、心のスポンジがだんだん柔らかくなっていく。感
受性が増してくる。物事を多面的に見ることが出来たり、
他人には思いつかないアイデアさえ思いつく、いわば"ひらめき脳"を育てることもできる。
私は、この冒険心というものは、実は万人の心の中に必ず存在するものであると考えております。その強弱だったり、開発・未開発によって個人差が出るものであると思うのです。
私がいつも言うように、特に幼少期に何か冒険心をくすぐるような体験をさせておくことで、その後の人生さえも変
わる可能性も大きいと思います。
そういう意味でディズニーランドは、冒険心をくすぐる最高の場所であり、同時に我々の感性を最大限に伸ばしてくれます。
個人差については分かりませんが、確実に言えることは、幼少期には必ず行かせておくべき場所だと考えており
ます。
私は現在22歳ですが、この歳になってもディズニーランドに行く度に、感性が物凄く研ぎ澄まされます。
感受性(情報変換能力)には自信があるのですが、その状態でディズニーランドという非日常的で冒険心くすぐる
場所へ行くわけですから、それはもう面白いくらいに大量の独創的アイデアを思いつくことが出来ます。決して考えているわけでなく、自然と思い浮かぶのです。
脳ではなく心です。
そして、その独創的アイデアをビジネスに繋げることも容易になってきます。つまり"ひらめき脳"が全開の状態
です。
自分でも、自分の"感受性"の良さや"冒険心"の強さに最近気付いてきたのが事実です。
決定的な理由はわかりません。
ただ考えられる要素は、たくさんあります。
そして、それはやはり"幼少期"にあります。
手前味噌な話になり非常に恐縮です。
最大の理由は恐らく、小さい頃たくさん色々な場所へ行った、連れて行ってもらった。ということです。
国内旅行もそうですが、やはりアメリカへ国外旅行へ連れて行ってもらった時のインパクトが大きかったと思いま
す。
幼稚園の頃、ロサンゼルスやサンフランシスコに連れて行ってもらい、そして小学校の頃もグアムに連れて行っ
てもらいました。
まだ小さかったため、断片的な記憶しかありません。そして、当時は珍しいものばかりで楽しかったものの、感動
とまではいかなかった気がします。
しかし、この時、既に種が植えられていたことには気づきませんでした。
その種が年月とともに成長し、海外に行きたいという欲求が爆発し、オーストラリア留学やアメリカ留学を体験し
ている現在へと至っています。
"幼少期の肥沃な心"に、しっかりと種が植えられていたのです。
他の例も見てみましょう。
私は小学校の頃、秘密基地作りや自転車で山中を暴走することが大の趣味でした。
秘密基地は、私がまだ野球を習っていた頃によくメンバーと作りました。それが、あまりに面白くて頭の中は野球
ではなく、すっかり秘密基地が主でした。
背丈の高い草むらを一から自分たちで開拓して、自分たちの居場所を見つけ、そこを拠点に、また新たな開拓の
旅へと出る、それは冒険そのものでした。
自転車もそうです。
小学校の頃、近所の公園や山へ行き、マウンテンバイクでよく乗り回しました。自分たちで独創的なコースを作
り、そこを皆で走るのです。
マウンテンバイクの本領を発揮し、沼地だろうが、段差だろうが、木の上だろうがお構いなしです。そうやって、難
易度を調節したりして飽きないように自分たちなりに工夫するのです。
そしてその過程で、綺麗な景色だったり、未開の地だったり、我々の感性に訴えてくるような出会いがたくさんあ
るのです。
恐らく、今行って、また山中を乗り回してもワクワクするんだと思います!その時、当時は発見できなかった面白
いものを発見することができるかもしれません。
行く価値は十分にあると思います。
秘密基地も山中暴走も、今度は大人の視点に立って行ってみると、必ず何か発見があると思います。
これはディズニーランドに似ています。
小さい頃の視点と大人になってからの視点は違います。
子供の頃は見えない。
しかし
大人になってから見えるようになってくるものがある。
これは同じ対象でも、それを多面的に見ることが出来るようになったからだ。
逆に、子供にしか見えないものだってあるかもしれない。
これは非常に面白いことだと思う。
本もそうだ。
同じ本でも、読み手によって感じ方が変わってくる。
子供用の絵本だからって馬鹿にしてはいけない。
子供向けの本と言うのは、ある意味、非常に興味深いものかもしれない。
なぜなら、これからの人生を大きく羽ばたこうとする子供を対象として作られているからだ。
つまり、ユーモアだったり感性に訴えるものだったりが書かれている。
大人になるにつれて薄れてしまうものや、重要視されなくなってしまうものを学ぶことが出来る。
つまり、問題は"対象"ではなく"本人次第"ということだ。
どんなに下らなく、馬鹿らしいものでも、本人次第では面白い見方が出来る。
さて
もう一つ。
私は小さい頃から(現在もそうだが)テレビゲームをたくさんやってきた。
様々なカテゴリーのゲームをプレイしてきたが、その中でも圧倒的に多いのがRPGだ。
RPG、つまり冒険ものだ。
ドラゴンクエストを始め、ファイナルファンタジー、スターオーシャン、マリオ、ドンキーコングなど挙げればキリが
無い。
とにかくたくさんの冒険もののゲームをプレイしてきた。
当時はただレベルアップやボス、強い武器など、先に進むことだけを考えて、特に何も考えずになんとな~くプレ
イしていた。
ただその中で、印象に残るものも多かったのも事実だ。これには個人差がある。
シリーズにもよるが、たいていRPGには、陸、海、空、街、砂漠、大雪原、山岳、海底トンネル、ジャングル、宇宙、洞窟、城、城下町、草原、市場、湖、海賊船、火山、田畑、テーマパーク、炭鉱、列車、浜辺などが登場する。
さて、個人差があると言ったが、読者の中には恐らくどれか一つでも「なんか、いいなぁ。」と、感覚的に思ったも
のがあるのではないだろうか?
私の場合は、砂漠で体験できる星空や蜃気楼、オアシス。そして、城下町で体験できるノスタルジックな雰囲気。
そしてそして、山(高台)で体験できる街の景色や夜景だ。
基本的に全て好きだ。
そう言えばこの前のクリスマス(25日)、ロサンゼルスにある有名なヨットハーバー"マリナ・デル・レイ"という場所でこんなレストランを発見した。
Ware House Restaurant(ウェアハウスレストラン)
リッツカールトン(マリナデルレイ)から徒歩5分のところに位置しているのだが、その魅力的な建物に一目惚れし
てしまい、今年のクリスマスディナーはここに決めた。
建物全体が火山をイメージしてあり、板や樽、ヤシの木、竹、湖、桟橋などで構成されていて、それでいて高級感もある。テラスからはヨットハーバーを一望することができ、夜は非常にロマンチックだ。
多くの有名人も訪れるそうだ。 私のお気に入りのレストランの一つとなった。
レストランの紹介はこの辺にしておいて、やはり先述したように、どこか懐かしさがある。そして感性に訴えてくるものがある。
ディズニーシーのセンター・オブ・ジ・アース。
そして
小さいころ好きだったゲーム"ドンキーコング"で体験する世界と非常に似ている。
このようにリンクしてくる。ただ、だからといって得られるものはそう無いと思うのだが、しかし、確かなのは、心の
大地が肥沃になり、感受性が増してくるのが自分でも感じられる。
もう一つ。
昨日、学校の友達と"Getty Center(ゲッティ・センター)"という、ロサンゼルスにある有名な美術館に行った。
UCLAの裏山の頂上に位置していて、週末には多くの人で賑わう非常に美しい美術館だ。
美術館もそうなのだが、そこから見る夜景も非常に有名だ。高台に位置しているためにロサンゼルスが一望でき
る。
私は夜景が小さい頃から好きだ。
きっかけがある。
これもやはりゲームだ。
「ぷよぷよ」というゲームをご存知の方も多いかもしれない。
そのエンディング(スタッフロール)に登場する夜景を見て、小さい頃に電撃が走った。
今見るとどうも感じないのだが、小さい頃にはそれが非常にインパクトが大きかった。
そして、それが今回見たロスの夜景と重なり合ってくる。
これもまた、特に何か得られるという訳ではない。
しかし、先述同様、小さい頃に受けたインパクトに再び刺激が加わり、感受性が豊かになる気がするのだ。非常
に不思議なことに。
他にも多々同じような例があるが、この辺にしておこう。
これからの人生、このような事がまた多く繰り返されるのだと思う。
近くヨーロッパに訪れる予定なので、きっと城下町などがリンクしてくるのだと予想する(笑)
ドラゴンクエスト3をプレイしたことのある人は、以下の動画を見てみると面白いと思う。
子供の頃プレイしたゲームを、実写で見ることにより、個人差こそあれ何か刺激されるのでは.....
【リンク先】
【前編】交響組曲を旅するドラゴンクエストの世界【Ⅰ~Ⅷ76曲】
【中編】交響組曲を旅するドラゴンクエストの世界【Ⅰ~Ⅷ76曲】
【後編】交響組曲を旅するドラゴンクエストの世界【Ⅰ~Ⅷ76曲】
ドラクエで流れる城下町の音楽を、実際にヨーロッパの城下町で聞いてみるなどするのも面白いと思う。
馬鹿らしいと思う人もいるのも当然だが、実際にやってみてみると面白いと思う。
事実
私は、どこか景色の綺麗な場所や、落ち着いた場所へ行った時は、必ず音楽を聴き、その時、目で見た景色と
音楽をリンクさせる。
音楽と景色がマッチしていればいるほど良い。感性が研ぎ澄まされるのを実感することが出来る。
NHKの"名曲アルバム"という番組はまさにそれだ。
ヨーロッパのノスタルジックな景色を見ながらクラシックミュージックを楽しむ。
それを、実際に外の世界でやってみると更に良い。さらにインパクトがある。
感性が磨かれてくると、例えば、どこかで何か自分の知らない音楽を耳にした時にでさえ、頭の中に映像が"パ
ッ!"と思い浮かぶのだ。
余談だが、私は非常にこれが得意で、VJ(映像クリエーター)になろうかと考えたこともある。
今は思いつかないが、この手法を通じて、きっと将来ビジネスに応用できると思っている。
実際、冒険ものの書籍や映画はたくさんある。
ハリーポッターでも、ネバーエンディングストーリーでも良い。
私は個人的にインディ―ジョーンズが大好きで、冒険心を奮い立たせてくれる。
書籍はアレックスロビラ著の自己啓発系冒険モノの、この3冊が印象的だった。
Good Luck
Seven Powers
幸福の迷宮
Good LuckとSeven Powersは、私が18歳の大学生の頃、最初に読んだ自己啓発本だ。
冒険本を読む時の大切なポイントがある。
それは"本当に本の中の世界に入ったように読むこと"だ。
これは映画ネバーエンディングストーリーからヒントを得た。
自分自身をその本の主人公にしてしまう、ということ。
そうすると更に楽しく読める。集中が必要になってくるが。
そして、これは人にもよるが+αしてみるのも面白い。
それは、その本の内容にマッチした音楽を聴きながら読むことだったり。
あとは、環境、雰囲気作りである。
誰だか忘れてしまったのだが、ある人は本を読む為に、わざわざ遠出して、その本の雰囲気にマッチするような
場所で読むという。
これは非常に面白そうなので、私も是非やってみたい。感性が抜群に磨かれそうだ。
私はいつも音楽を聴きながら本を読んでいる。マッチしそうな音楽を探すのだ。出来るだけ五感を全て使うように
するといい。
詳細を忘れてしまって非常に恐縮です。
私の愛読書である"ディズニー7つの法則"という本で登場する、とある天才マーケッターの手法の一つに、
ある建設予定地の目の前などで静かに目を閉じ、視覚意外の4つの全ての感覚を全て使い、その物件の好適条
件を探るという。
全体像が頭に浮かぶそうだ。
話を冒険心に戻します。
ウォルトディズニーは本当に優秀な人だったんだなと、最近つくづく思わされます。
彼ほど冒険好きな人はいないんじゃないかと思ってしまいます。
ディズニーランドのジャングルクルーズというアトラクションは私も大好きなのですが、あれは南米コロンビアでウォルトディズニーが体験したものをそっくり持ってきたそうです。
ディズニーシーのロストリバーデルタにあるインディージョーンズのアトラクションの周辺で流されている虫の声。あれも、アメリカの森林で実際の虫の声を録音したものを流しているそうで、しかも昼と夜では声が違うそうです。
知れば知るほど奥が深い。そういった話はディズニーランドに限ったことではありません。
最初に述べたように、冒険心は万人の心の中に宿っている。
ありとあらゆる刺激を加えて、綺麗に開花させてあげる。
しっかりと開花した時、我々はもう違う場所にいるはず。
同じ場所に、同じ考え方に、同じ生き方に満足が出来なくなり、自分の殻から飛び出すことが出来る。
"人生は航海だ"
これは私の大好きな名言の一つです。
人生そのものが冒険。
自分探し、悩みの解決、自信と勇気と誇りの種探し、恋人探し。なんでもいい。
目的は人それぞれ。
ただ、それはただの通過点に過ぎず、航海は一生終わらないということを肝に銘じておくこと。
ウォルトディズ二ーこう言ったように。
"テーマパークは永遠に完成しない"
常に自分の中に何らかの空白を設けておき、そこを埋めるために努力する。
その空白と努力があるからこそ、成長が起きる。
今日の最後として、まとめさせてください。
人間は月日が流れるに従い、誰しも大人になっていく。
背も高くなり、目線の位置も高くなっていく。
だから子供に見えるものは、大人にも見えると思ってしまうのも無理はない。
しかし、子供の目線からでしか見えないものも存在するということを決して忘れてはならない。
上から眺めないと見えない物もあれば、下から眺めないと見えない物もあるのだ。
物事を過小評価してはならない。ゲーム?絵本?アニメ?マンガ? どんどん見ると良い。
人間、特に日本人は他人の目を気にしすぎだ。それでは、成長に大きな抑制がかかってしまう。
どんなに小さくて馬鹿げたことでも、自分なりに解釈し、自分の物にし、自分の世界を広げ、そして将来に対する
自信を付けていけばいい。
何度も言うが、すべては自分次第だ。 問題はその対象ではない。
将来に対して自信を持つことが出来た時、心に安定と平静がもたらされる。そこで初めて本当の自分、強い自分
が誕生する。
そして、感性を抜群に研ぎ澄ませたければ、冒険心と子供心を常に持つことが大切。
ディズニーランドにいる子供たちを見てみればいい。真似をしてみればいい。
表向きはクールに気取ろうが何でもいい。ただ、心は子供に戻すことが大切だ。プライドは全て捨て、心では子
供のようにハシャげばいい。
感受性と言う名の心のスポンジを柔らかくしよう。綺麗な物を心から綺麗と言える人間になろう。できないなら努
力しよう。
体や考え方ばかり大人になるのではダメ。自分でなってるつもりだと思ってるケースも多い。
大切なのは心が豊かになること。自分の心に素直になれる事。
心と行動が一致した時、人は輝く。
2010年も楽しい冒険になるといいです。
いつも最後まで有難うございます。長文になりすぎて、誤字脱字や分にまとまりが無い場合がよくございます。大変申し訳ありません。
今年も残すところ少なくなりましたが、お体に十分お気を付けて良い年を迎えられますよう願っております。