こんにちは!
日本では今日は大晦日ですね!
L.Aは時差がありますので、約一日遅れての年明けになります!
お祭り、イベント好きの私は、2回年明けを楽しむのですが....笑
私は年の終わりに必ず来年度に向けての目標を立てています。
昨年立てた今年の目標は
"動く!!"
でした。
この言葉には、経験や出会い、視野を広げたりなどと様々な意味が凝縮されています。
そして、自分としてはこの目標の実現度に対して高得点を与えてもよいかな。と思っております。
とにかく動いた一年でした。
人種も言葉も文化も全く違い、右も左も分からないアメリカでとにかく動きました。
アメリカの大学で想像以上の恐るべき忙しさに追われる毎日。
毎日を秒単位で動いていました。
そんな中、イスラエル戦闘術Krav Magaを始め、サーフィン、ロッククライミング、世界初のゴールドジム、24Hour
Fitnessに通い、その他にもサンタモニカのマッスルビーチで様々な人と触れ合うことが出来ました。
英語力はまだ十分ではありませんが、アメリカ人だけに限らず、ヨーロッパや南米、アフリカ、アジア諸国などと
いう異国の地から来た人々たちとも触れ合うことで、その国の文化や習慣、そして接し方なども学ぶことが出来ました。
ハワイへの家族旅行では自分が"お父さん"として先頭に立って、下手な英語ながらも無事問題もなく楽しむこと
ができました。
これだけでも大きな収穫なのに
私が今年一番変わったなと思うのは、やはり"自分自身"です。
一年前、日本を飛び立った時の自分と比べると、自分でもはっきりとその違いを感じることができます。
感性、思考力、視野、自分に対する自信といったものが、その中でも群を抜いて磨かれました。
一年前日本にいた時が1だとしたら、現在は1000まで上昇したといってもいいと思います。
アメリカ留学と言う全く新しい経験だった為に、この最初の一年は特に上昇曲線が著しかったと思います。
今年は読書も積極的に行い、自己啓発系を始め、経済・経営、軍事、自伝、宗教、医学、スポーツ書など数十冊
に及ぶ本を読破しました。
そこで学んだ知識や知恵を実生活や様々な人との出会いの中で自分なりに応用していきました。
そして留学前からの将来のゴールであった"パーソナルトレーナー"という夢に変化が起きました。
今まで考えても見なかった"会社経営"が視野に入ってきたのです。
現在のところ視野に入れているのは"フィットネスジム"の経営です。
そして、このフィットネスジムを軸にして、世界を視野に入れた社会的貢献を行っていく、というのが私のゴールで
す。
"人を幸せにする"と言えば分かりやすいでしょうか。
そして
それはただのフィットネスジムであるべきではない。
"世界一、世界唯一の"という形容詞が頭に付いています。
利己主義が尊重され、年功序列や、学歴社会などという社会の風潮が未だ強いこの時代に終止符を打つために
も、私が革命的な先例を開いていきます。
まだまだ成長した点はあります。
日本の素晴らしさを改めて学んだことです。
私は以前オーストラリアへ語学留学に行った経験があり、その時にも日本の素晴らしさについては知っていたの
ですが、
まだまだ不十分でした。
私にとっての日本とは"宝島"のような存在です。
日本人はその宝島に長年住んでいながら、宝物を見つけることができない。そして見つけられないまま終わって
いく人々も大勢いる。
私にとっての海外留学は"お宝の在りかを知るための地図作り"だと感じました。
様々な経験、人達と出会うことにより、白紙だった地図がどんどん作り上げられて行き、今ではしっかりその宝の
位置を見定めることができました。
穴がどれだけ深いか分かりません。
アメリカ生活で培った知恵と努力の習慣があれば、穴がどれだけ深かろうと、見つけることができる。
その宝物は自分だけのものでなく、家族、友人、世界中の人々に分配するためのものであるということも十分に
心得ている。
そして、もう一つ大きな出来事があった。
私が長年活動を続けてきたアームレスリング界への完全復帰である。
怪我の為に3年ほど活動を停止し、絶望感や劣等感から引退も視野に入れていた。
しかし、アメリカに身を置くことによって外人との接し方を学び、敷居が低くなった今、世界中にいるアームレスリ
ングの選手たちとコンタクトを取り始めるようになり、彼らのアームレスリングに対する前向きな姿に感化され、再
びこのスポーツを始めようと思い立った過程である。
"人は一人でいけない"という言葉を身にしみた。
高校生の時に全国大会で優勝し、世界大会への出場資格を獲得し、そして3位という成績を収めた。
私は、このことをあまり表に出さないが、何よりも誇りに思っている。
ここで得た自信が基盤となって今の自分があるのも事実だ。
しかし、あの時は、その成績うんぬんではなく、ただ、世界の舞台に立て、世界中の選手たちと触れあうことが出来たことが、当時高校生でまだ視野の狭かった自分にとっては非常にインパクトが大きく、感動的だった。
もう一度、世界の舞台に立って輝きたい、今度はそれだけでなく、世界中の選手からもっと自分の存在を知って
もらいたい、そして交流を深めていきたいという欲求から、また全力で活動を再開している。
他にも、この一年で学んだことを挙げていけばキリがない。
私の来年の抱負は決まっている。
"人間関係力の向上"
だ。今年は自分自身を磨け上げた年だった。
そして来年は、それをアウトプットする年にしていきたい。
対人関係に関する基本的なノウハウは全てデールカーネギー著の"人を動かす"で学んだ。
この本は私にとって永遠の教科書になることは間違いない。
今まで出会った本の中で最もインパクトのある本だった。みなさんにも是非読んで頂きたい。
笑えてしまうのが、これまで対人関係能力に自信のなかった私が、この本をしっかり読んで学んだ後、
タイトル通りに本当に人が動いてしまったことだ(笑)
それも、一人や二人でなく、大勢の人が。
半世紀前から現在まで世界中で勢い劣ることなく売れ続けている理由が本当にわかる。
経営者や人間関係に自信の無い方だけに向けた本ではなく、親御さん、お子さん、友達をたくさん作りたい方、人から尊敬されたい方、仕事に就いている方就いていない方、学生の方、先生方、上司、部下、つまり誰が読んでも素晴らしい効果があることは間違いない。
この本は、私の"人の扱い方"に対する考えを180°変えた本であった。素晴らしい方向に。
アメリカ生活で学んだこと、自分自身で編み出したこと、カーネギーの本で学んだこと。
これら全てを上手にアウトプットし、来年は更に素晴らしい人間関係を育んでいきたい。
一瞬の出会いと、永遠の絆。
今も日本国内でなく、世界中に友達がいる。
今度はその数とともに、質も深めていきたい。
表面的な関係でなく、全員を"親友"と呼べる存在に近づけていく。
思えば私の人生は他人によって形成されてきた部分が多い。というよりほとんどだった。
もちろん前向きで、良い方向という意味で。
これからも私の人生を、時には正しい方向へ修正し、時には向上させてくれる素晴らしい人々との出会いがある
ということを信じ、そして自分もそういう存在であるよう努めていきたい。
このブログの読者を含め、親族、友達、先輩後輩方、先生方、そして私が読んだ書の著者の方々に最敬礼と感
謝の意をここに表し、今年最後のブログの締めとさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
そして、来年度もどうぞよろしくお願い致します。
2010年も有意義な年にしましょう! それでは!:)
浅野 弘樹