令和4年9月11日最新版

 

 般若心経の「空(くう)」を「実体が無い」等と訳すのは誤訳で、残念ながら世にあるほとんどの訳は俗論です。その実、般若心経を訳すのは簡単で、漢文を丁寧に訳すと判ります。これは、いかにして不思議な力に与かるのかについて書かれた経であり、阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい=無上正等覚=悟り)についてモードへの入り方が書かれています。空(くう)とはすべての要因要素時空間にあるデータであり、心(しん)とは写すことです。この時空間で波、データによって五感の調子度合い、感覚は調整されており、データによって物質、物体が異世界間を通じて写し、治されたりしていることの真実を得て、題目を唱えて時空間に繋がり、この世あの世異世界、三世の安泰を祈り自らの修繕と修行を行います。

 

当ページに書いているもの

●般若心経と翻訳文

●補足、悟り(阿耨多羅三藐三菩提)のモードの入り方

●禅に有効な栄養学

 

 

 

●般若心経と翻訳文

 

 

摩訶般若波羅蜜多心経小本 本文

 思いのことばを停止して念相を測量することを日頃行います。(坐禅)

 心(転写)を意識で制御して思考感情を離し『佛法十六条戒を宗として』善い念相にするだけで、身心に光・通達し良いことはすべて可能である経(教えを繋ぐもの)。


玄奘三藏法師 陳褘譯(大般若波羅蜜多経全16部600巻の注釈)


太字(原文)

細字(訳文)

 

 

觀自在菩薩。(かんじざいぼさつ)
目には見えない守護をうけて自らが存在出来ている理由を観る

行深般若波羅蜜多時。(ぎょうじんはんにゃはらみたじ)
時の中で蜜に多く深く光・音・熱・異世界から伝わってくるもの「波」と物質の変換が行われている

照見五蘊皆空。度一切苦厄。(しょうけんごおんかいくう。どいっさいくやく。)
=照見・はっきりと判った。=

皆(平等の視点から見ると)空(すべての要因要素)に、色(肉体)・受(感覚)・想(想像)・行(心の作用)・識(意識)は含まれていると見える。別々のものではなくて、因果関係、繋がりを見て、一切の苦厄を仏法(十六条戒)によって自動的に解明して変換し(遠離、消去)する。空(すべて)の中の現象を法で濾過し健やかに生存する。

舍利子。(しゃりし)
お釈迦様の十大弟子の第一、舎利弗尊者に対して説いた。

色不異空。(しきふいくう)
物質はすべての要因要素と異ならない(『色』物質•物体•事象•感覚•認識•心意識は、『空』すべての要因要素の中にある時空間にあるデータ相性、法則性に照合された結果である。)

空不異色。(くうふいしき)
すべての要因要素である時空間にあるデータは物質、物体、事象と異ならない

色即是空。(しきそくぜくう)
物質、物体、事象は即ちすべての要因要素時空間にあるデータであり

空即是色。(くうそくぜしき)
すべての要因要素時空間にあるデータは即ち物質、物体、事象であるともいえる

受想行識亦復如是。(じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ)
受けたり想ったり行ったり意識したりするのもまた波・データ(目に見えないもの、光・音・熱・異世界から伝わってくるもの)のように

舍利子。(しゃりし)
舎利弗尊者

是諸法空相。(ぜしょほうくうそう)
これは諸々の法則性がすべての相と照合されているのである

不生不滅。(ふしょうふめつ)
生まれも消滅もしないもの、すなわち時空間にあるデータである

不垢不淨不增不減。(ふくうふじょうふぞうふげん)
よごれもしないし増えも減りもしない。だからデータだと言っている

是故空中。(ぜこくうちゅう)
これは時空間すべての中にあるがゆえに

無色。(むしき)

無とは無量の繋がり、色とは物体や事象

無色とは、物体や事象は無量の繋がりによって現成しているということ。

 

色、物質もデータ (無は無限『即ち無の向こう側がある。異なる次元。』、無量。形無き時空間にデータがある。多様、変化、変換、変異、転送、自動調整。無とは繋がりの世界。無の無尽蔵な混沌の中から、共有性によって物質、物体が結合、形作られている。更に分子間力の法則性。即ち物質も感覚も思いもデータ。データの結び手、光子。念、即ち祈り『意能理』。仏法(十六条戒)に順い、信じることによって感応道交する。)

無受想行識。(むじゅそうぎょうしき)
受想行識もデータ

無眼耳鼻舌身意。(むげんにびぜっしんい)
眼る聴く嗅ぐ味わう身の感覚もデータ

無色聲香味觸法。(むしきしょうこうみしょくほう)
色、響き、香り、味、感触もデータ

無眼界。(むげんかい)
見える世界の本質はデータ

乃至無意識界。(ないしむいしきかい)
それから意識の世界そのものがデータ

無無明。(むむみょう)
繋がっているのが判らないだけであり

亦無無明盡。(やくむむみょうじん)
また、異世界ともぶっ続きであることも判っていないだけである

乃至無老死。(ないしむろうし)
それから、おいてなくなるのは、データ(ここのデータはmRNAコドン)の劣化即ち誤訳が原因であるし

亦無老死盡。(やくむろうしじん)
また、波(データ)であることを知るがゆえ、独自の理を発動して、老病死をスルーする確乎たる生気を持つ。

無苦集滅道。(むくしゅうめつどう)
苦が伝令RNAコドンデータを劣化(劣化とはミスコード)させる コードの劣化と翻訳誤訳は苦が原因である

(苦=悪玉活性酸素・フリーラジカルを起こす・遺伝子染色体端子テロメアの減少の原因である他、身体が錆びる、癌化の原因)。

苦を集め消滅させる道。

無智亦無得。(むちやくむとく)
得た経験は賢いものでなければデータ損失となる。なので情報も人も物も善いことで固めよう。それは最初の覚悟で決まる。十六条戒を宗として、障り掛かろうとする全てを捨て去ることだ。スルー力をいかに付けるかが瑕疵を無くすことに繋がる。空(すべて)の中に空(くう)であるように在れ。

以無所得故。(いむしょとくこ)
所得するとはデータの繋がりの中における現象である

菩提薩埵。(ぼだいさった)

人間生命を守りたいと祈る人間生命科学研究者たちよ

依般若波羅蜜多故。(えはんにゃはらみったこ)
波(データ)と物質の蜜に多く無量の配給であることを知りたまえ

心無罣礙。(しんむけいげ)
十六条戒を纏い、こだわり無く、疑いのない、確実なデータを選びなさい (佛法・元を糺せば皇の道を根本とすることで善光(良い気が流通、感応道交する)

無罣礙故。(むけいげこ)
こだわり無く確実なデータを

無有恐怖。(むうくうふ)
「禅定」で、徹底して修行

そうすれば、以後滅びないので恐れることはない

おおよそ神や仙人と呼ばれる存在は、思考感情を離すことを祐にやってきた。ものをはかる心の動き、感情が海馬から亜鉛を削ぎ、水素を欠乏させ、遺伝子結合に不具合を付けることを判っていたからである。超古代は、皇の神は妙法蓮華経如来寿量品に書いている通り、本当に御長寿であったのである。佛教が仏教となって、ただすがるだけの時間経過を嘆く宗教となった時代が長かったのは、単に真面目に佛典を解く作業を行い真面目に修行する僧侶が日本国に居なかっただけであり、現在こうして解明する僧侶、宗教家が現れたことで、僧あるいは佛道、あるいは神道を歩む人間は、浄心して十六条戒を魂に纏い心を制御して、まよわずに修行と成果を手にする。

遠離顛倒夢想。(おんりてんどうむそう)
中途半端な妄想を離れ

究竟涅槃。(くきょうねはん)
本物本当の安心世界に辿り着く

三世諸佛。(さんぜしょぶつ)
過去現在未来、この世、あの世、異世界、諸々の人間生命科学者に意識で出会う

依般若波羅蜜多故。(えはんにゃはらみたこ)
波(データ)と物質の蜜に多く無量の配給であることを知りたまえ

得阿耨多羅三藐三菩提。(とくあのたらさんみゃくさんぼだい)
阿耨多羅三藐三菩提を得なさい。無言で意識の中で強い愛と謙虚な気持ちで、過去現在未来の一人として目覚め、この世、あの世、異世界、三世の安泰を祈り、意識で通信する。希望を念じる

故知般若波羅蜜多。(こちはんにゃはらみった)
波(データ)と物質の蜜に多く無量の配給であることを知るがゆえに

是大神咒。(ぜだいじんしゅう)
神の真実の言霊を(意識の中で)唱えるようにしよう

是大明咒是無上咒。(ぜだいみょうしゅうぜむじょうしゅう)
真実にして彬かなこの上ない言霊

是無等等咒。(ぜむとうどうしゅう)
これと同じ起動言語は存在しない(と、「設定」定義している)

能除一切苦。(のうじょいっさいく)
よく一切の苦しみを取り除くには

真實不虛故。(しんじつふこうこ)

真実で嘘がない

各々起動言語を決めましょう

無で念の回線の繋ぎ直し、起動言語は、ぎゃーの可能性。おぎゃーの通り大事におが付く。神の戸開くは「お」ぎゃーorがー「開始。」Go.佛の世界の起動。オン、接続。


說般若波羅蜜多咒即說咒曰(せつはんにゃはらみったしゅうそくせつしゅうわつ)
波(データ)と物質の蜜に多く無量の配給であることの一説の起動言語は

揭帝揭帝(ぎゃあていぎゃあてい)
ガテイガテイ

(彬かに掲げよう 彬かに掲げよう)

般羅揭帝(はらぎゃてい) 
パラガテイ

(諸々の人間に この世界の因果関係『波(データ)と物質の蜜に多く無量の配給、禅。』を 彬かに掲げよう)

般羅僧揭帝(はらそうぎゃあてい)
パラソーガテイ

(諸々の人間仲間に この世界の因果関係を 彬かに掲げよう)

菩提僧莎訶(ぼじそわか)
ボディースヴァ―ハー

(生命の念願成就、森羅万象を解き明かし「不老不死を目指す」健康長寿を唱和しよう)

 

般若心經(はんにゃしんぎょう)
波(データ)と物質の蜜に多く無量の配給であることのテキスト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●補足、悟り(阿耨多羅三藐三菩提)のモードの入り方

 

■摩訶般若波羅蜜多心経とは、タイトルを直訳すると、摩訶(美しいものが可能である、正しくという意)、般若(影響を与えあっている)、波(データ)、羅(体や事象)、蜜に多く、心(転写)していることのお経というものです。体や事象に蜜に多くデータで正しく影響を与えあっている、それを異世界間で転写してもいる、という意味になります。それで私は「般若波羅蜜多」を、波(データ)と物質の蜜に多く無量の配給であること、と訳しています。

 

■般若心経では、波(データ)と物質の蜜に多く無量の配給であることを知るがゆえに、阿耨多羅三藐三菩提(無上正等覚・悟り)を得なさいと書かれていて、空(くう)の中で、波(データ)によって、感覚の調整から、ありとあらゆることが行われていることを前半には書いています。後半では、思念の中で呪文題目を唱えることを書いています。思念の中で唱えることにより、念のネットワークの中で救い手に認識されることが書かれていますが、般若心経には「思念の中で」という説明が抜けているのです。

 

■仏教では、阿耨多羅三藐三菩提(無上正等覚・悟り)に至る方法として坐禅(禅瞑想)を行います。阿耨多羅三藐三菩提とは、読んで字のごとく、この世あの世異世界の安泰を祈り、この世あの世異世界に謙虚になって、多くの事象を阿空間(異世界)より即座に得る、と言うことです。

 

 阿耨多羅三藐三菩提のモードに入るには個人差があり、即座に入れる人もいれば、一生かかっても辿り着けない人もいるわけです。なので、曹洞宗では、悟りを求めないで只管修行する、「只管打坐」を答えとするようになっていますが、そもそも般若心経を研鑽していない僧侶などが、路頭に迷って結果安易な答えの様なものをこしらえているというのが現状です。

 

 阿耨多羅三藐三菩提のモードに入るためには、十六条戒を体得する必要があります。(十六条戒・菩薩戒)

 

 ①素直になる・・・仏

 ②決まりを守る・・・法

 ③仲良く生活する・・・僧

 ④良いことだけをする

 ⑤善行に励む

 ⑥世に利益する

 ⑦命を大切にする

 ⑧盗まない

 ⑨不倫しない

 ⑩誤解を受ける言葉をはかない

 ⑪酔って生業を忘れない

 ⑫責めない

 ⑬中傷しない

 ⑭良いことは分け合う

 ⑮怒らない

 ⑯素直になり、決まりを守り、仲良く生活することを軽んじない

 

 仏法のルールを纏った、良い人間生命であることを異世界人に伝えるには、坐禅をしている最中に観察が入りますから、十六条戒に遵うという確固たる信念を持つことが必要です。

 

 そして、念相を観察しながら、仏と呼ぶ異世界人との通信が保たれたならば、自身について、治して欲しい所などあれば思念で申し上げるようにしてください。治すところも無ければ、希望することでも良いのです。

 

 答えは、代償がいるような等価交換ではなく、無償の愛、無料で無量なのです。十六条戒を身に纏い、愛されるべき人間生命となって、不思議な利益に与かることを楽しみましょう。

 

 願いが叶えば、「感謝」ありがとうございますの気持ち。願いは幾らあっても良いのです。そもそも答えは無限です。有限であるかのような過去の間違ったお伽噺に洗脳されていてはなりません。もっと真剣に、厚かましいぐらいが良いです。真実は仏、異世界人が付き合ってくれる間、不思議な利益は続きます。だからこそ、禅を怠らないように、禅は横になってしても出来ます。ただしくは禅の間は眠ってはなりません。少し眠い、黄昏れ、まどろみ、レムの状態です。

 

 

 

 

 

 

●禅に有効な栄養学

 

データを繋ぐ食料、珪素(ケイ素)。ワカメ、ひじき海藻類、玄米、根菜類。

 遺伝子の修復、水素。牛乳を飲むと腸内細菌によって水素が発生します。水素は遺伝子修復、遺伝子結合、細胞、ミトコンドリア、アミノ酸、悪玉活性酸素除去、ウイルス除去、骨粗鬆症を予防し、若返りホルモンである成長ホルモンの分泌を促進します。

 脳の記憶器官・海馬の栄養、亜鉛(アエン)。緑茶、抹茶、納豆など大豆製品、卵の黄身。

 思考を休める食料、γアミノ酪酸(ガンマアミノラクサン)。バナナ、白味噌。思考を休めることによって遺伝子染色体端子テロメアが増長します。テロメアは細胞分裂の回数券とも言われ、老いるとともに減りますから、これを延ばすことが重要です。バナナや白味噌などは、思考を休める、禅に役立ちます。

 若返りを促進する食料、ナイアシン。舞茸、 ピーナッツ、アボカド、鰹、鮭、鶏の胸肉。ナイアシンはビタミンB3のことで、体内でNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)になり、若返り物質のNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)に変換されます。尚、ナイアシンの生合成にはトリプトファン を必要とします。お米や大豆製品や乳製品です。

 

 

 凡そこの1ページで仏教の全てを伝えたことになります。

 

 Let's The  禅。

 

 仏道を行うということは、人生を諦めないで彬かにすること。

 

 禅・曹洞宗 千田寛仁和尚著

電話 090-9428-2272

メール midoridrive@gmail.com

 

 

 

 

ことのほか多くの方にお読みいただき誠にありがとうございます。