江戸三十三観音巡り5~女装初めは初詣から | 裕美の散歩道

裕美の散歩道

普通の男性が女性の姿になって、
のんびりお散歩する様子を紹介します。

お久しぶりです。

昨年末から、楽しいこと、悲しいこと、予期しないことなど、いろんなことが続き、ブログの更新が滞っていました。

心機一転、女性の姿になって初詣に行ってきました。

 

行った場所は、天徳寺というお寺と増上寺です。

昨年始めた江戸三十三観音巡りの御朱印集めを兼ねてのお参りです。

 

地下鉄虎ノ門駅から歩きます。

この辺りは、東京の再開発エリアの一つで、高層ビルの建築ラッシュ地帯です。

 

天徳寺も、高いビルの谷間にあります。

それでも門をくぐり境内に入ると、これが都会のど真ん中なの?と思うほどの趣があります。

お正月過ぎたばかりなのに、お参りしている人は誰もいません。

 

社務所の玄関の扉も閉まっています。

呼び鈴を押してしばらくしてから返答があり、御朱印を頂きたいことを告げると、おばあさんが出てこられました。

「観音様は畳の部屋にいらっしゃるので、ご面倒でしょうが履物を脱いで上がり、お参りしてください」

と言われました。

こうして穏やかに普通に声を掛けて頂くのは嬉しいです。

私の好きなパターンです。

 

観音様の前に座って手を合わせ、お参りをしました。

「森田裕美と申します。訳あって女性の姿でお参りしています。今年も元気でお散歩できますように。○○△△(私のB面名)の家族も、元気で過ごせますように」

お賽銭の割には、たくさんのことをお願いしちゃいました。

 

御朱印の記帳がすむまでの数分間、誰もいない部屋で静かに観音様と対面して過ごします。

心の中が洗われました。

 

 

天徳寺を後にして、増上寺に向かいます。

 

途中、懐かしい建物に出会いました。

後ろに見えるビルで、昔、長期間にわたりセミナーを受けたことがあるのです。

昼休みに気分転換していた公園もありました。

あれから何年も経った今、女性の姿で同じ場所を訪れるなんて想像すらできませんでした。

あの頃私と一緒にセミナーを受講した仲間がここにいたら、どんな顔をするかしら?と思うと、楽しくなりました。

 

振り返ると東京タワーがあります。

 

公園の一部には、イチョウの落葉が残っていました。

 

空も青くてきれいです~

 

続きます。

 

 

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