こんにちは！
土曜日の夜中に、PUMAのFAST-R ニトロエリートを履いて、サブ3ペースのミドル走をしました
先に結果からですが、FAST-R ニトロエリートは、サブ3ペースではかなり良い感触でした
しかも、ヴェイパーフライネクスト%2よりも良いと感じました
ヴェイパーフライネクスト%2比較では、ミッドソールの柔らかさが少ない分、脚への負担が多いだろうと想像していましたが、走行中も走行後もダメージは少なく、かなり走りやすいシューズでした
ヴェイパーフライのような沈み込みがない分、地面に近い場所に配置されたカーボンプレート+メタロッカー構造の組み合わせで前方向へ自然にストライドが広がるので、楽にペースが上がる感覚を持ちました
現時点のマラソンシューズの私の感触の比較
私のように体重が重い人
アルファフライ ◯～△
ヴェイパーフライ ◯
テンポネクスト △～×
ニトロエリート ◯～◯+
テンポネクストは私の中ではかなり評価は低いです。原因はヒール部分のアウトソールが固くて反発力が小さいことと、前足部のエアポッドの反発のタイミングがうまく合わず、反発力がかなり小さく感じられるためです。おそらく、体重が重くストライド走法に近い人は、同様の感覚を持っているはずです
一方、アルファフライはカーボンプレートが良い仕事をしてくれるので、エアポッドの悪さをうまく打ち消すことで、ヴェイパーフライよりやや悪い程度の評価になります。
逆に体重が軽くてピッチ走法に近い人ほど、テンポネクストはかなり良いシューズに思われるはずです
体重が軽い人
アルファフライ ◯～△
ヴェイパーフライ △
テンポネクスト ◯
ニトロエリート ？（予想◯～△）
体重が軽い人が、テンポネクストよりもアルファフライの方が合わないのは、脚力がカーボンプレートの反発に耐えられないことにあり、女性でも身長が高く筋肉量が多い人ほど、アルファフライの適性は高まるはずです
先に結論を書いてしまいましたが、ランの結果について
関東の夜は寒いぐらいですが、大阪の夜はこの時期にしてはかなり気温が高く、少しでも気温が下がってから走ろうと思い、23時過ぎに家を出ました
シューズはもちろんPUMA FAST-R ニトロエリートを着用。前足部分の作りはやや狭めなので指同士の圧迫は少し気になりますが、ほぼピッタリの感覚なので着用感はかなり良いです
大阪城公園に23時半前に到着。スタート時の気象条件は遅い時間なのに気温22℃湿度75%。この時期にしてはかなり蒸し暑いです
同時刻の川崎の家の近くの多摩川付近の気温は12.6℃。大阪の方が10℃近くも気温が高いです
転勤していなければ、かなり涼しい条件で走れたのにと少し恨みました。。
言い訳のネタができたので、いよいよスタート。
今回は15kmをサブ3ペースの予定。このペースで15kmを走ったのは、今年の1月以来9ヶ月ぶり
スピードを出して走るようになってから1ヶ月しか経過していないので、正直走れるか疑問でしたが、行けるところまで行こうと思いスタート
結果、無事に走れました。15kmの全区間は無給水。ただし、13.5km地点でトイレに緊急ピットインして30秒ほどタイムロス。4km付近から始まったOPPのサイン。騙しだまし走っていましたが、12km地点でかなりヤバい状態に。危うく人間の尊厳を失うところでした
平均キロ412。予定のキロ416よりも速く走れました
気温が高かったのであっという間に全身水没しましたが、この気温でも余力を残してサブ3ペースを走れたのは、かなりの自身になりました
ちなみに、現時点で身長172cmに対して体重は73kgあります BMIは24.7で肥満一歩手前
BMIは24.7で肥満一歩手前
それでもこのペースを余力を残して走れます
気温が下がれば、もっと楽に走れるのでしょう
ラップ
入りは抑えて入り、ラストはビルドアップしてキロ351まで上げていますが、一定ペースを意識したラップ2～10は、キロ4分13秒±1秒に収まっています。ペース維持をしやすいシューズでした
ニトロエリートのシューズを履くと、ヴェイパーフライネクスト%対比でも、ピッチが小さくストライドが広がります。ピッチにして4程度は小さくなります
（参考）1週間前のヴェイパーフライネクスト%2の走行履歴
ヴェイパーフライ
キロ420～425でピッチは187～188
ニトロエリート
キロ413～415でピッチは183～184
ペース
このグラフを見て残念に思うのは、残りたったの1.5kmだけトイレを我慢できなかったこと。肛門が限界だったので仕方ないです。夜中でも若者がたくさんいるので、う◯こをお漏らししたランナーが走っているとツイートされても嫌ですしね。。
心拍数
無給水の割には、ゾーン4に入ってから心拍数の上昇は小さくなりました。気温が下がれば、心拍数が全体的に下がり、時間経過による上昇も抑えられるのだろうと期待が持てます
トレーニング効果も大きかったので、
有酸素レベルや閾値ペースも戻ってきました
COROSでの10km自己ベストを1分半程度更新できました
帰りは大阪城公園の外周を走って天守閣前でアイスを食べようと思っていましたが、午前0時～12時はイベント片付けで閉鎖されておりアイスはお預け
帰りの途中で雨が降ってきたので、コーナリングでの滑り具合を確かめました
結果、ヴェイパーフライネクスト%2対比で、かなりグリップ力があり、滑る気配もなし。
雨のレースは、ヴェイパーフライネクスト%2を履かずに、ニトロエリートを履いた方が確実に良いですね
金沢マラソン1週間前なので、走行距離は抑えています。ジョグ込みで21km走行。
サブ3ペースでのミドル走でニトロエリートの性能を確かめましたが、この距離でこのペースであれば、ヴェイパーフライネクスト%2よりも、ニトロエリートの方が格上だと感じました
後は、ミッドソールがヴェイパーフライの粘性寄りから、ニトロエリートの弾性寄りになることで、フルマラソンの距離を走った時に、脚のダメージがどの程度あるのかは気になるところです
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