日本の天皇家の乗っ取りを狙う在日 | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい

 

 

 

 

皇室の女性宮家の創設と、女系による天皇の皇位継承を認めるように、皇室典範を改正しよう、と主張する人たちがいます。

 

このような人たちは、男系男子だけが天皇の皇位継承を認められているのは、男尊女卑であり、女性差別であるから男女平等にすべきである、と主張します。

 

彼らの狙いは、男女平等ではありません。

 

実は、彼らは日本の天皇家を乗っ取ろうとしているのです。

 

2700年以上続く日本の歴史の中で、女性なのに天皇になった人がいます。

 

皇極天皇(35代)、

斉明天皇(37代)、

元明天皇(43代)、

元正天皇(44代)です。

 

皇極天皇と斉明天皇は同一人物であり、2回も天皇の位につきました。(重祚)(じゅうそ)

 

皇極天皇は、舒明天皇(34代)の皇后であり、舒明天皇の崩御に伴い、継嗣となる皇子が定まらなかったので、皇位継承しました。

 

皇極天皇は、敏達天皇(30代)のひ孫にあたります。

 

皇極天皇の後を継いだのは、孝徳天皇(36代)であり、敏達天皇(30代)のひ孫にあたります。

 

従いまして、女帝である皇極天皇は一時的に天皇となりましたが、そのあとは、敏達天皇(男性)のひ孫が継いだので、男系男子が天皇となっています。

 

また、斉明天皇の崩御の後、舒明天皇(34代)の子である中大兄皇子は、すぐに即位しませんでした。

(称制)(しょうせい)

 

約7年後、天智天皇(38代)として即位しました。

 

この場合も、女帝である斉明天皇は、一時的に天皇となりましたが、そのあとは、舒明天皇(男性)の子が継いだので、男系男子が天皇となっています。

 

元明天皇は、息子の文武天皇(42代)が崩御したのち、孫の皇位継承者が幼かったので、天皇に即位しました。

 

しばらく天皇として務めを行いましたが、生前に帝の位を譲りました。(譲位)

 

元明天皇の譲位により、娘の元正天皇(44代)が天皇に即位。

 

元明天皇(女性)から元正天皇(女性)へと皇位継承されました。

 

これを、女系による皇位継承であるという方もおります。

しかし、元明天皇(43代)は天智天皇(男)(38代)の娘であり、元正天皇(44代)は天武天皇(男)(40代)の孫であります。

 

つまり、男系の血筋をひく女性皇族間の皇位継承、ということになります。

 

以上のように、日本の長い歴史において、女帝はいても女系による皇位継承はなかったのであります。

 

なぜ、先人たちは、これほどまでに男系による皇位継承にこだわったのでしょうか?

 

進化生物学者の蔵琢也氏は、遺伝子的に次のように説明しました。

「女子のXX型は遺伝子が混じり合うため、世代ごとに祖先の遺伝子が薄まっていきますが、男子のXY型はY染色体が親から子へと完全な形で伝わる。

血のつながりとは、科学的に言えば遺伝子の共有率のことで、男子皇族だけに代々受け継がれてきたY染色体は性や家紋に似ていると言える。

しかし、体の細胞に刻印されているという意味で、はるかに強い実態を持つ。

皇室には、神武天皇以来、Y染色体という刻印が連綿と受け継がれてきた。

国民や世界の人々はそれでこそ皇室の中に2千年の歴史の重みを感じる。女系相続は、過去と現在の遺伝子的なつながりを断ち切るという意味で間違いである。」

(蔵琢也氏 産経新聞 平成17年11月30日付)

 

男子と女子の間には遺伝子的に異なる染色体を持っているので、男女平等という発想ではなく、血統を重要視して男系にこだわったのでしょう。

 

遺伝子学など解明されていない時代に、先人たちは、このような知恵を持っていたということになります。

 

また、種と畑の違いもあります。

 

畑に桜のタネを植えると、しばらくして木になり桜の花を咲かせます。

 

しかし、同じ畑に、ムクゲのタネを蒔くと、ムクゲの花が咲きます。

 

同じ畑なのに、タネが異なると異なる花が咲きます。

 

その一方、畑が異なっても桜のタネを植えれば桜の花が咲きます。

 

男子は種であり、女子は畑であると解釈することができますが、

畑(女性)が異なっても、種(男性)が同じであれば、同じ種の遺伝子が継承されるということになります。

 

一方、種(男性)が異なると、たとえ畑(女性)が同じであっても、異なる種の遺伝子が継承されてしまうということになります。

 

女性宮家が創設されようとしていますが、もし、在日などと結婚されて宮家を創設され、その息子が皇位継承されたら、どうなるでしょうか?

 

先人たちが、2700年以上にわたり、神武天皇の遺伝子を受け継いできた天皇家に、日本の歴史上初めて、外国人(在日)の遺伝子が継承されてしまうということになります。

 

そして、一度、途絶えた遺伝子(種)は、元に戻すことはできません。

 

なせなら、その次の皇位継承者は、天皇の直系男子が優先されていくからです。

 

もし、男女平等とか女性差別などといって、女性宮家を創設し、また、女系を認めてしまったなら、日本の天皇家は、在日に乗っ取られてしまうかもしれません。

 

そして、一度乗っ取られてしまったなら、日本人は未来永劫、日王(韓国人の蔑視表現)は朝○人であると言って、頭が上がらなくなり、事実上、日本は朝○の属国扱いされてしまうでしょう。

 

参考図書

「日本を弑する人々 国を危うくする偽善者を名指しで糺す」

渡部昇一、稲田朋美、八木秀次著