三島由紀男は、国民に無制限な自由を与えるならば、どんな政治体制でも崩壊してしまうと述べています。
「例えば、もしセックスの安全な自由ということが許されるとすれば、強姦、輪姦くらいですむならいいが、快楽殺人というものがあって、どうしても人を殺してしまわなければ、満足しない人だっているに違いない。
そういう人もセックスの権利を自由に許したならば、快楽殺人が横行することになって、殺人も許される。
一つの社会が殺人を許し、何を許すということになれば、どんな政治体制でも崩壊してしまう。」
(「文化防衛論」三島由紀男著)
今の日本が有効としている日本国憲法の24条には次のように規定されています。
日本国憲法 第24条
婚姻は”両性の合意のみに基づいて”成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2、配偶者の選択、財産権、相続、住居の選択、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
これは、性的快楽を味わうために誰とでも”両性さえ合意すれば”、結合する、ということを認めています。
それが基本的人権であると規定しています。
その結果、妊娠した子供は、現行の母体保護法(優生保護法)では、経済的な理由により自由に殺して堕胎しても良いということになっています。
これは、性的快楽の続きとして生じた子供を殺すことですので、快楽殺人ということになります。
それが現在の日本では許された行為となっております。
果たしてこのような国家が永続するのでしょうか?
占領憲法(日本国憲法)の第24条”両性の合意のみに基づいて”を改正し、母体保護法による、簡単に人工中絶ができてしまう制度を改めることです。
子宮の中で、母親の慈愛に安心しきって眠っている子供を、突然、引っ掻き回されて、闇から闇に葬る行為は、悪質な殺人であります。
現在、有効とされている憲法24条と母体保護法で、これが合法化されているのが今の日本なのです。
闇から闇に葬られた赤ん坊の魂は、肉眼では見ることができませんが、乗り物の運転手の心に影響を与えることができます。
交通信号を見誤らせたり、運転のハンドルを切り損なわせたり。交通事故での死傷者は、毎年かなりの数にのぼります。
昔は、交通戦争をいう言葉があったくらい、たくさんの死傷者が出ていました。
車の安全性や道路交通の整備などのおかげもありますが、闇から闇に葬られてしまい、さまよっている霊魂の恨みによる影響は、計り知れません。
その証拠に、年間の交通事故死傷者数の減少と、人工中絶の減少は、ほぼ同じ曲線を描いています。
「減少しているならいいじゃない?」と思う人がいるかもしれません。
しかし、未だに中絶が合法化されていることが問題なのです。
マザーテレサは、次のように行っています。
「富める国で中絶を合法化しているのなら、その国は、世界中で一番貧しい国です。」
参考図書
「愛国は生と死を超えて」谷口雅春著 日本教文社
動画
子宮の中で遊んでいる赤ちゃん 13週目