唯物論では理解できない世界 | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい

唯物論者が考える世界は一般的な思考回路です。

この世界は全てが物質から成り立っているということです。

人間も地球も宇宙もです。

 

でも、本当でしょうか?

 

昔、ある少女がいました。その子のお父さんはいつも仕事から帰ってくると、「あーしんどい、疲れた。」と言っていました。

その父親の姿をいつもみていました。

 

そして、そのうちにこう思いました。

お父さんがあんなに辛そうにしているのはとてもかわいそうだから、楽にしてあげたい。と。

 

ここまではいいのですが、その次に何を考えたかというと、その子は何とお父さんを殺害してしまおうと思ったのです。

 

お父さんが憎くてではありません。殺意の動機は、お父さんが毎日辛そうにしている姿をみて、かわいそうだから、楽にしてあげたい、という愛からなのです。

 

お父さんを愛しているから、殺してしまう、という発想はとても理解できないでしょう。

 

でも、その少女は本当にそう思ったのです。

そして、お父さんを殺す前に、まず、弟を殺しました。

家にあったライフル銃でです。

 

次にお母さんを殺そうと思い、家に帰ってくるお母さんを待ち構えました。お母さんが帰ってきた時に、息子が血まみれになっているのを見つけて、事件が発覚しました。

 

なぜ、その少女はそのような残虐行為をしたのでしょうか?

 

何か精神的に問題を抱えている訳ではありませんでした。

どこにでもいる普通の少女でした。

 

これは唯物論の世界しか見えていない人にとって、どうにも理解ができない事件です。

 

学校では、人間をただの物質としてしか捉えていないで、物事を教えています。多くの人は、人間を肉体だけの物質であると認識していますので、日常生活でも大人は何かにつけて、そのような言葉を話しています。

 

病気になれば、その目に見えている症状だけを緩和しようと、医者は対処療法をします。

薬を使って、熱を下げたり、下剤を飲ませたり、血圧を下げたり、臓器を切り取ったりします。

 

風邪をひいて寝込んでいると、体に栄養を入れないといけないと言って、食欲もないのに無理に食事を食べさせようとします。

 

これは全て、目に見えている症状を緩和しようとする発想です。

 

動物は栄養学も消化吸収のメカニズムも医学的知識もありません。

しかし、宇宙の法則を知っています。

その宇宙の法則に則って生きています。

 

病気になれば、何も食べようとしません。

断食して、ただじーっと静かにしています。

栄養を取らないといけないと言って、無理に食べようとしません。

 

野生動物は、薬も飲みませんし、病んでいる臓器を切ったりしません。

 

でも、病気を克服してまた元気に活動します。

また、自分の死期が近いと認識すると、誰もわからないところに行って、静かに息を引き取ります。

 

野生動物の死骸があちこちに見ることはないでしょう。

交通事故以外は。

 

人間の肉体は、ただの物質の塊に過ぎないという発想で生きていると、先ほどの少女のように、辛そうなお父さんを、助けてあげたいという愛の表現として、殺人を犯してしまうのです。

 

人間は、肉体だけでなく、霊体、幽体、エーテル体という4重構造に作られています。

これは地球も同じです。

 

あなたは、これを信じれれますか?

 

信じなくて大丈夫です。

普通の人は信じられません。

信じられないなら、あなたは普通の人です。

安心してください。

 

私のようにちょっと、イってしまっている人は理解できるでしょう。

 

障害者施設で起きた大量殺人事件。

殺意の動機は恨みや金銭目的でもありません。

障害者は、生きている意味がないからという理由だそうです。

 

唯物論だけで物事を見ようとすると、考えもつかないような行動をとってしまう人が出てきてしまうのでしょう。

 

障害を持った人もこの世に命を授かって生まれてきたからには、使命があるのです。

魂的には、そのような人たちは高いレベルの人たちです。

 

あなたは、この地球上に何度も生まれ変わってきています。

輪廻転生ですが、何度も生まれ変わるのには理由があります。

それは、魂の向上がまだ不十分なレベルだからです。

 

この世で学んでまた魂の故郷に帰ります。

そして、課題をクリアして行きますが、合格点に達しない人はまた、この世に生まれて課題をクリアして行きます。

 

ロールプレイングゲーム(RPG)のようにです。

課題をクリアしていけばいくほど、武器を身につけて行きます。

その武器というのは、相手を攻撃するものではなく、その先の旅を続けていく際に、必要なものになります。

 

障害を持った方達は、魂的にもうすぐ合格点に達する人たちです。

あえて、身体に障害を持つことで、魂を向上させることができるからです。

 

目に見える物質だけでしか物事を判断することができないと、障害者は生きていても仕方がない人である。だからその肉体を消滅させてやろうという発想になってしまうのでしょう。

 

霊体である、幽体である、エーテル体である、という考え方を多くの人たちが理解できるようになると、凶悪殺人事件も無くなるでしょう。