子育ての悩みから解放1 パパの育児のすすめ | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい
1 パパの育児のすすめ


 子供が乳幼児期の間、できるだけ一緒に過ごしたほうがいいです。共働きしていてなかなか休めないとか、いろいろ事情はあるでしょう。しかし、少なくとも1歳までは、赤ん坊と一緒に過ごしてあげたほうがいいです。母親ができなければ父親でもかまわない。仕事量を減らして、育児の時間を優先するようにしたほうがいいです。
 日本の父親は、育児に積極的に参加することはしませんでした。仕事が最優先であり、週末も出勤したり、会社の同僚とゴルフにいったりと、家族と一緒に過ごすことを後回しにしてきました。夜遅くまで残業し、会社帰りに同僚と居酒屋に行き、愚痴を言うことが常です。残業せず、まっすぐ家に帰ることはあまりしません。
 今は政府も、父親が育児休業をとることを奨励している時代です。何も、父親が育児しても恥ずかしがる必要はないし、世間の目を過剰に意識する必要ありません。父親も育児に積極的に参加し、子育てを嫁任せにしないようにしたほうがいいです。
 
 娘が生後10ヶ月位の頃、一時保育に数日預けた事がありました。娘が母親と一日中離れて過ごすのは、このとき始めてでした。当初自分が休暇を取り娘の面倒みる予定でしたが、嫁が保育所に預けると決めてしまいました。
 保育園に預ける場合、ある程度慣らし期間を設けます。始めは、1,2時間から始め、母親は近くにいるが、保育士が子供の世話をするという感じです。だんだんその時間を延ばしていき、母親も離れたところにいるようにします。このような慣らし期間を経てから、朝から夕方まで預かってもらいます。
 このときは、慣らし期間を経ずに朝から夕方6時過ぎまで預けました。
 この一時保育に預けると嫁が決めてしまったとき、自分の中にはあることが頭をよぎりました。それは、自分が子供の頃飼っていた猫です。
 その猫は足を骨折したので動物病院に入院しました。その後、家に戻ってきたとき、活発だった猫は別人ならぬ別猫になっていたのです。活発さはなくなり、おとなしくなってしまいました。入院中、その猫はずっと泣いていたそうです。
 自分の娘と猫を比較するのもどうかと思いますが、「娘は、一時保育の経験で別人になってしまうだろう」と思ったのです。
 それまでは、母親がちょっとトイレに行っても、隣の部屋に行っても、気にせず一人で遊んでいました。しかし、一時保育の後は母親がちょっと隣の部屋に行っただけで「ママはどこ行ったの?」と不安になって必死に探すようになったのです。自分は胸が苦しくなりました。
 一時保育をした保育士は、「10ヶ月ごろが一番難しい」と言っていました。なぜなら、まだ生後2,3ヶ月なら本人もよくわからないまま保育士に預けられるので、特に問題は生じない。だが、10ヶ月くらいだと自我が生まれるので、母親から離されて知らない人にいきなり預けられると、いろいろ問題が生じてしまうからです。徐々に慣らしてから預ける必要があるのです。
 
 短期で乳幼児を人に預ける場合、なるべく親類に頼んだほうがいいです。優先順位としては、まず、おじいちゃんおばあちゃんに頼みます。次に兄弟姉妹。なぜなら、子供が生まれたときから何度も会った事があり、慣れているからです。それに、孫に対するおじいちゃんおばあちゃんの愛情は格別だからです。
 また、親類に頼めない場合、他人に頼む事になります。まず、ベビーシッターに頼みます。それは、子供が普段生活している自宅で過ごす事ができるからです。ベビーシッターに頼めないときは、最後の手段として保育所に預けます。
 保育所が悪いという訳ではありません。国家資格を持ち、教育を受けてきた人が世話してくれるので、働くママにとっては有難い施設です。しかし、可能であれば親類に預けるようにしたほうがいいのです。水知らずの他人にいきなり預けてしまうと、子供の情緒が不安定になる場合があるからです。
 長期で保育所に預けるのであれば問題ありません。十分に慣らし保育をしてから預かってもらうからです。しかし、一時保育の場合、この慣らし期間を十分にとらないため、知らない人といきなり1日中一緒に過ごすことになります。それまではずっと生まれた時から母親と一緒に生活していたのにです。
 その後、嫁が会社に復帰するので長女を保育園に預ける事にしました。一時保育ではなく長期で。その際、十分に慣らし保育してからフルタイムで預けました。だが、娘は泣くばかりでなかなか保育園の生活に慣れる事ができませんでした。これは生後10ヶ月のときの一時保育の経験が、トラウマになっている為であると思いました。
 諸事情で一時的に乳幼児を預ける場合、優先順位を考慮してください。可能な限りパパが面倒みる方がいいです。仕事の量を減らして育児になるべく時間を取るべきです。保育所は最終手段です。そうすれば、子供の情緒は安定します。


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