子供のことを心配する親は多いです、30歳、40歳になっても、親からみたら子供には違いないでしょう。いつまでも子供の事が心配なのです。でも、心配するよりも信用してあげたほうが子供は成長するのです。
電車で私立の小学校に通っている子供を時々見かけます。子供は一度覚えた道順は忘れません。毎日同じように家から学校まで通います。電車の乗り換えもできます。大きなランドセルを背負って電車の乗り継ぎをしている姿を見て、かわいそうな気持ちがします。でも、子供は、毎日それを繰り返しています。
まだ小学生なんだから、電車の乗り継ぎは一人でできないだろう、と思う人がいるかもしれません。でも、出来るのです。ただ、満員電車はかわいそうです。ラッシュの電車と反対方向であれば問題ありません。
私立の小学校や中学校を受験する人は年々増えています。経済的に可能であれば、トライするのもいいでしょう。ただ、クリアしなければいけない問題もあります。その一つが家の近所に私立の学校がないということです。電車やバスを乗り継いで通う事になります。ここで親としては心配になります。一人で通えるだろうか?でも、大丈夫。子供は一度覚えてしまえば、一人で電車の乗り継ぎだってできるのです。
親から信用されないで育った子供が、社会に出て立派な成果をだすことができるでしょうか?
スポーツ選手でも、日本記録は出せても世界記録は出せない人は多いです。これは、親から信用されずに(心配されて)育ったからです。
外国の親は、子供のことを信用して育てます。
「あなたは私の子だから大丈夫」という感じです。
このように育てられた子供は、いざというときに力を発揮することができます。しかし、「子供のことが心配で」と育てられた場合、実力があるのに力を発揮することができなくなるのです。ここぞ、というときに力を発揮することができないようになります。本番に弱い人間になります。これは「生きる力」です。公共の学校教育で「生きる力」を養おうと努力してもあまり効果は期待できません。学校では、一人の先生に対して生徒は数十人います。また、同じ生徒を受け持つ期間は1年か2年です。それに対し親は、子供が赤ん坊の頃からマンツーマンで接しています。子供の教育で一番影響力があるのが、親なのです。親が子供に対してどのように接してきたかが重要なのです。
親が、子供のことを心配するのは自然な感情です。それは誰もが持つ感情であり、そのことを否定しません。しかし、過剰に心配すると問題が生じてしまうのです。そして、結果として「親から信用されていない」という劣等感を子供に植えつけてしまうことになるのです。「あなたなら何やっても大丈夫」と親から言われ続けて育つと、子供の心の中で力がでてきます。本番でも力を発揮できるようになります。子供を信用してあげましょう。
ヒプノセラピー/潜在意識への扉
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