大人からほしい物を買ってもらったり、面倒を見てもらった時に「ありがとう」と言えない子供がいます。「面倒みてもらうのは当然だ」、「ほしい物を買ってもらうのは当然だ」と考えているのでしょう。そのような子供は、苦労することになります。なぜなら、もう二度と「この子供のために何かをしてあげよう」、と大人は思わなくなるからです。逆に、「ありがとう」と気持ちよく言ってもらうと、人はうれしくなります。「ありがとう」と言える子供はえらいです。また、素直に人の言う事を聞ける子供もえらいです。
「ありがとう」「感謝」は魔法の言葉です。たった一言を言えるかどうかで、人生が全く違ったものになります。これは決して大げさな話ではありません。
また、人からアドバイスをしてもらった時に、「違うよ」とすぐ反論する子供がいます。ある時、クワガタを飼っている子供がいました。自分は十匹以上オオクワガタを飼育していたことがあり、それなりのノウハウはありました。その子供は間違った飼い方をしていたので、自分がちょっとそれを指摘すると「違うよ」とすぐ反論してきました。
一方、人からアドバイスをもらった時に「ありがとう」とすぐ感謝できる子供がいます。すぐ感謝できる子供は、成功のための新幹線の切符を手に入れたようなものです。しかし、すぐ「違うよ」と反論する子供は、成功するためには徒歩でいかなければなりません。
何かを身につけるためには、素直な気持ちが必要です。人からのアドバイスを素直に聞く耳を持っている子供は、著しく成長することができます。
人から何かをしてもらったら「ありがとう」といいましょう。その為にも、まず親が「感謝」する心をもたなければいけません。普段から、「感謝」する気持ちをもって親が生活していると、子供にもそれは伝わります。
一方、親が「当たり前」「当然」という気持ちで普段生活していると、子供は「ありがとう」と言うことができません。「嫁が料理をつくるのは当たり前」、「旦那が給料もってくるのは当たり前」などです。また、子供の面倒を見てもらったのに、その面倒みてくれた人に「ありがとう」を言えない親もダメです。
以前、自分の小さい娘と知人の子供2人を連れてスキーに行きました。知人の子供は2人ともスキー初心者でしたので、自分が世話する必要がありました。(自分の娘とスキーしたかったのですが。)
その親は「ありがとう」というたった一言を自分に言うことが出来ませんでした。もちろんその子供もです。
素直に「ありがとう」と言える子供に育てましょう。「ありがとう」と言われると、また「その子供の面倒を見てあげよう」と人は思います。そうすれば、子供は幸せな人生を歩むことができます。
ヒプノセラピー/潜在意識への扉
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