子育ての悩みから解放31 おじいちゃん、おばあちゃんにはやさしく | 子供と離れて暮らす親の心の悩みを軽くしたい
 親は子供のいる前で、おじいちゃんおばあちゃんに対して怒鳴るべきではありません。なぜなら、そのような事をすると、今度は子供が親に対して怒鳴るようになってしまうからです。 
 自分は嫁の母親と同居しています。嫁は母親に対し、よく怒鳴る。どうでもいいような内容で延々とねちねちとやる。例えば、ゴミの分別を間違えたことで、怒鳴る。ある日、嫁はおばあちゃん(嫁の母親の事、娘から見たらおばあちゃんなので、家ではおばあちゃんと言っている。)に対して大声で発狂していました。何事かと聞くと、ゴミを持っていくように頼んだが、おばあちゃんは、まとめてあるゴミ袋から生ゴミを1つ1つ外に出してしまったからであった。嫁は「何やってるの!」と母親に発狂していた。おばあちゃんに発狂しているママの姿をみて、当時4歳の娘はどんよりした表情をしていた。
 どうでもいいようなことでおばあちゃんに怒鳴るのはやめたほうがいい。認知症なんだからいくら怒鳴っても覚える事ができない。鬱になってしまう。そして、子供に対して教育上よくない。
 義理の母は、嫁から怒鳴られるたびに、部屋に閉じこもり、めそめそ涙を流すのが常である。
 娘は、ママがおばあちゃんに怒鳴る光景を日常的に見ている。娘はまだ小さい。だが娘が大きくなったら、今度は娘がママに対して怒鳴るようになるだろう。それはまるで、今ママがおばあちゃんに対して、どうでもいいことでネチネチ怒鳴っているように。
 娘の深い意識では、ママがおばあちゃんに繰り返し怒鳴る光景がインプットされている。まだ、娘は小さいので表には出てこないが、中学生や高校生になった頃には、深い意識にインプットされた情報が表に出てくるであろう。ティーンエイジャーは体も大きいし、体力も有り余っている。その頃母親は50歳を超えている。おそらく、母親は娘にはかなわないであろう。  
 親は、子供の前で自分のおじいちゃんおばあちゃんを怒鳴るべきではない。それは子供の教育上よくない。今は、親がおじいちゃんおばあちゃんを怒鳴る立場である。だが、親自信がおじいちゃんおばあちゃんになったときは、今度は子供から怒鳴られる側となってしまう。今、親自信が怒鳴り、メソメソ泣かしているおじいちゃんおばあちゃんの姿は、将来の親自信の姿なのです。

ヒプノセラピー/潜在意識への扉
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