翌日は、再びホノルル空港です。
今日は、不動産屋と言い争う必要もなく、ポストオフィスに荷物を送りに行く必要もないので、朝10時に空港に着いてました。
チェっキングカウンターが10時15分ごろに開き、早速手続き済ませて、搭乗ゲートで待ってました。
午後1時55分フライトなのに、今日は10時30分にすでに搭乗ゲートにいます。
機内ではとなりに、ポルトガル系アメリカ人のおじさんが座っていました。
流暢な日本語をしゃべる人で、農作物の貿易関係の会社の社長さんでした。
ほとんど日本人のいない機内で日本語の流暢なアメリカ人と日本語で会話していました。
約5時間でサンフランシスコ空港に到着しました。
自分にとって、初めてのメインランドなので、ちょっと緊張ぎみでした。
ユナイテッド航空のカウンターに行き、チェッキングしようとしたら、本日は悪天候のため、フライトがキャンセルになっていました。
がっくりです。
気を取り直して、チケットをチェンジしてもらいました。
明日の朝6時。
次は、ホテルの手配です。
片言の英語でホテル予約したいと頼むと、「ユナイテッドはそこまで面倒みない、ここに電話するように」と、コールナンバーの書いた紙を渡されました。
その番号に電話してみましたが、英語が聞き取れません。
何度も聞き返していたら、電話を切られてしまいました。
しかたなく、たまたま近くにいた長身で黒人女性のユナイテッドの係員にたずねました。
「ホテルの予約したいけど、できなかった。ヘルプしてほしい。」
その長身で黒人女性の係員は「OK」といい、電話してくれました。
ホテルを3つチョイスしてくれ、どれがいいと聞かれ一番安いホテルと答えました。
さらに、空港からホテルまでのタクシーの手配までしてくれました。
おまけに、タクシー乗り場まで、一緒に案内してくれました。
スペシャルサービスです。
他のユナイテッドの係員は驚いていました。
長身で黒人のユナイテッドのお姉さん、ありがとうございました。
「ブルー色のタクシーがくるから、それに乗ってね」、と言われ待っていると、50歳くらいのおじさんがきました。
「ブルータクシー?」
「イエス」
「ミーテュー」
そのおじさんはハワイ在住のU.S NAVYでした。
日本の佐世保基地とかに赴任経験あり、日本語を少し話せました。
ブルータクシーが来て、そのおじさんと2人で乗りました。
ホテルでチェックインしているとき、そのハワイ在住のU.S NAVYのおじさんが、「きみ、明日は何時のフライト?」
と聞かれ、「朝6時なので、4時30分にはホテルを出たい」と答えました。
そしたら、そのおじさんが自分に代わり、タクシーの手配をしてくれました。
「サンキューベリーマッチ」
とこちらが言うと
「ありがとうございます」
と返ってきました。
とても親切な、おじさんでした。
ハワイ在住のU.S NAVYのおじさん、ありがとうございました。
ホテルでは、ボストンの学校へ遅れる旨メールしました。
フライトがキャンセルになった事はがっくりですが、ホテルの予約ができずに、空港の待合で仮眠することを考えたら、とてもラッキーでした。
以前でしたら、アンラッキーな事ばかりにフォーカスがいき、他のラッキーな事は、たまたま、程度にしか感じませんでした。あるいは、気にも留めませんでした。
しかし、今は、違います。
アンラッキーな事はただ事実として受け止め、他のラッキーな事にフォーカスがいくようになりました。
すると、また、ラッキーなことが続きます。
不思議です。
翌日、朝4時30分にタクシーに乗り、空港に向かいました。
空港は人でごった返していました。
チケットには90番ゲートと書いてあり、そのまま90番ゲートに向かいました。
ところが、90番には人がだれもいません。
おかしいなと思い、掲示板で確認したら、ボストン行き朝6時フライト便は69番ゲートと表示されていました。
まだ時間があるとゆっくりお茶している場合ではありませんでした。
90番から69番までは結構距離があります。
時計を見たら20分前でした。
やばい!!
小走りに急ぎ、69番ゲートに着いたときは、10分前でした。
ぎりぎりセーフ。
やれやれ。
飛行機は小さなエアバスでした。
約6時間かけてやっとボストン空港に到着しました。
ボストン空港に着いたとき、そこは雪国でした。
滑走路は真っ白で吹雪いてました。
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