[注]続きです。分からない人は遡ってください。
すべて真実ですが、記憶が曖昧なところがあるのも事実で
覚えてる範囲で書いていますが、期間や時期がはっきりしない部分があります。
今も存在する お兄ちゃんの存在を知ったブルは
シャボンを見て 恐い顔で
「何処に済んでるヤツや?!女はおるんか!?
お兄ちゃん♪って なんや?!
相手は男やろがっ!!
そのお兄ちゃんとやらは、何をしてお兄ちゃんなんや?
守って可愛がってくれるんか?!
え?!何をしてもらい、お兄ちゃんと言ってる?!
守るんなら 俺がおるやろ!
支えるんなら俺が側で支えるやないか!!
お兄ちゃんなんか、
お兄ちゃんなんか、失礼な!
言うな!!!
今すぐ切れ!お兄ちゃんのようにして欲しいなら
俺がおる!俺がおるやろが!!
何処に済んでるヤツや?!
何処やー!!!」
初めてだった。ブルがこんなに怒ったのを聞いたのは。
ブルはお兄ちゃんに怒ってるんじゃないんだ、
シャボンに怒ってるんだった。
今のシャボンがいるのは お兄ちゃんの存在があっての事だったら
なんならお礼を言って シャボンを連れて帰ってくる!とような
最後はそんな感じだった。
頭がクラクラした。
叩かれていないのに、叩かれたような感じだった。
「失礼な!お兄ちゃんみたいな曖昧な言い方すな!」
シャボンは自ら 自分の甘えた言動に お兄ちゃんを振り回してた事を
心から反省した。
ブルに言われたからじゃない、自ら電話したんだ。
「ごめんなさい…」と。
「シャボンちゃん、大人になったんだねー。
あんなに泣いてばっかりで助けてー!言ってたシャボンちゃん~
……良い女になったね。
誰のお陰かな?
もう…俺がいなくても…
そう言う事かな?
やっぱり俺の勘は当たったね、シャボンちゃん♪
その人のお陰だよ。
俺はシャボンちゃんと出会って変わったんだ。
シャボンちゃんと話してる時が本当に楽しくてね、
シャボンちゃんが色々教えてくれるんだ。
そして、こんな俺に 助けて!と言ってね、
アハハ~…シャボンちゃんが言ったりしてね、
俺はまだ誰かを助けたり出来るんだ、って
まだまだ!って やっていけたんだ~。
シャボンちゃんを その人が変えたんだよ。
良い人に出会えてよかったね。
その人は シャボンちゃんを泣かせたりしない、きっとね。
もし、泣かせたら 本当に許さない!
もう俺の出番は無いね。
ありがとう、シャボンちゃん。
今から会える?」
もっともっと色々な事を言ってくれたような感じなんだけど
記憶しているのは、こんな事の話でした。
いつもと変わらない優しい口調で言うお兄ちゃんの言葉に
泣けてくるシャボンだった。
1時間くらいして、車で来たお兄ちゃんは
お兄ちゃんの仕草、助手席をゆっくり開けて「どぞ♪」シャボンを乗せた。
走らず、その場で
「ありがとう、それだけを言いたかったんだ。
ありがとう、シャボンちゃん」
そう言って手を出してきたんだ。
そう。お兄ちゃんは最後を必ず握手をする人だったんだ。
「ありがとう、お兄ちゃん…」
色々なありがとうが、たくさん詰まった「ありがとう」。
手を出すと握手をして別れたんだった。
続く…