[注]続きです。分からない人は遡ってください。
すべて真実ですが、記憶が曖昧なところがあるのも事実で
覚えてる範囲で書いていますが、期間や時期がはっきりしない部分があります。
今まで 普通にお兄ちゃんからの電話に出ていたシャボンは
出られなくなってた。
話が普通にできなくなった。
ブルの話は出来ないし、
ワイワイな話も無いし、
不自然な関係になったのを察したお兄ちゃんは
「あの人(ブル)は 優しくしてくれてる?
シャボンちゃんは付き合わないの?」
と聞いてきて
「うん…付き合わん…」
この答えは その時は本音だった。
ブルは優しいけど、楽しいけど
もう自分は 男の人が奥底で怖かったし
自分を嫌いになるのも、傷付くのも嫌だったし
フラッシュバックする自分やら なにやら考えたら
答えはNOだった。
「そ?俺は あの人は大丈夫、良い人だと思うよ♪
あのね、シャボンちゃん。
俺ね、最初に言った通り 幸せに出来る男じゃないよ、やっぱり。
でも、シャボンちゃんには幸せになって欲しい気持ちは変わらない。
その人をよく見て。
きっと、今までの人とは違うから。」
お兄ちゃんは
前と違い、普通のお兄ちゃんみたいに話をしてくれたんだ。
いつものように。
でも、シャボンの中は グサグサと刺さるような痛さがあった。
よく見る…
ブルをよく見ると、揺らぐ自分が出てきて
傷付きたくないから見ない、
それが長い間 続いた時だった。
シャボンのアルバムを ブルが笑って見てた時があって
たくさんある中の一枚の写真をブルが指さし言ったんだ。
「この人、誰?」と。
あらゆる人が写ってる写真の中で
一枚、ベッドにあぐらを組んだ一人だけ写る写真の人。
それはお兄ちゃんだった。
お兄ちゃんが昔、シャボンの写真が欲しい、で
じゃ、交換♪で、昔もらった写真だった。
なんで この人を?!と、シャボンはびっくりした。
「あ…、お兄ちゃん!」
と瞬時に言って、自分でも びっくりして慌てて
「あ!私には弟しかおらんのやけど、
お兄ちゃんみたいな存在の人がいてて
私にしたらお兄ちゃんなんよ♪」
と言ったのだった。
「お兄ちゃん…?今も…?」
と不思議に聞くブルに
「そそ。う~ん…、なんて言うか…
中2の頃からの知り合い♪ 」
と言うと
ブルの表情が変わり
初めてシャボンに怒るんだった。
続く…