過去(22) | 〇 シャボンのしゃぼん玉 〇

〇 シャボンのしゃぼん玉 〇

見たまま、感じたまま、思ったこと、したことなど
色々と書いてしまうブログです^^






[注]続きです。分からない人は遡ってください。




すべて真実ですが、記憶が曖昧なところがあるのも事実で



覚えてる範囲で書いていますが、期間や時期がはっきりしない部分があります。














「いつ、作ってくれるの?」







初めは 何を言ってるのか分からなかった。







「なに?なんの話よー♪?」






シャボンが言うと







「俺、言ったよね?今日の晩御飯なに~?と聞いたら





シャボンちゃんが 肉じゃが~♪と答えた時覚えてる?






あの時、俺も食べたいな~♪と言ったら






作ったるよ♪いつでも、肉じゃがくらい~♪





って言ったよね?






シャボンちゃん。





俺は ずっとずっと前から シャボンちゃんを守ってきたし、







その人ね(ブル)、良い人だろうけど






違うよね?俺が一番シャボンちゃんを誰よりもよく知ってるよね?






肉じゃがを作ってくれるんだったよね?」

















シャボンは 黙ったまま 何も言えなかった。









びっくりしたんだ。






中2から知り合って、






その時は20歳前だった。






お兄ちゃん意外、お兄ちゃんと言う存在意外








シャボンには 考えた事もなかった。








と、同時に 自分の鈍感さに びっくりした。










そ、そんな事を確か言った…








声が出なかった。









「いいよ♪シャボンちゃんは忘れたんだ~♪







でも言っとくよ。俺は幸せに出来るような男じゃないと言ったけど






シャボンちゃんをずっと見てきて






変わったんだ。






守りながら変わったんだ。





だから 肉じゃが作ってくれると言ってくれた時





本当に嬉しかったんだ」








と。










そう。務所上がりだと シャボンに打ち上げ








幸せに出来るような男じゃないと言っていた…







その昔、その筋の人だったお兄ちゃんは







シャボンを守ろうと必要だった…






弟がまだ家にいた頃







今日のご飯はなに~?と、よく聞いていた…






肉じゃがが好きだったお兄ちゃんは






肉じゃがの日を よく喜び…






そう。そう言ったんだった…









あの時も、この時も、いつもシャボンを守ってくれてたのは








聞いて支えてくれていたのは








お兄ちゃんだったんだ…








いつから、いつから シャボンを妹じゃなく






女として見ていたんだろう…








お兄ちゃんは




お兄ちゃんは




男なんだ……。










鈍感過ぎたシャボンは、その時 初めて気づくのだった。








続く…