[注]続きです。分からない人は遡ってください。
すべて真実ですが、記憶が曖昧なところがあるのも事実で
覚えてる範囲で書いていますが、期間や時期がはっきりしない部分があります。
「いつ、作ってくれるの?」
初めは 何を言ってるのか分からなかった。
「なに?なんの話よー♪?」
シャボンが言うと
「俺、言ったよね?今日の晩御飯なに~?と聞いたら
シャボンちゃんが 肉じゃが~♪と答えた時覚えてる?
あの時、俺も食べたいな~♪と言ったら
作ったるよ♪いつでも、肉じゃがくらい~♪
って言ったよね?
シャボンちゃん。
俺は ずっとずっと前から シャボンちゃんを守ってきたし、
その人ね(ブル)、良い人だろうけど
違うよね?俺が一番シャボンちゃんを誰よりもよく知ってるよね?
肉じゃがを作ってくれるんだったよね?」
シャボンは 黙ったまま 何も言えなかった。
びっくりしたんだ。
中2から知り合って、
その時は20歳前だった。
お兄ちゃん意外、お兄ちゃんと言う存在意外
シャボンには 考えた事もなかった。
と、同時に 自分の鈍感さに びっくりした。
そ、そんな事を確か言った…
声が出なかった。
「いいよ♪シャボンちゃんは忘れたんだ~♪
でも言っとくよ。俺は幸せに出来るような男じゃないと言ったけど
シャボンちゃんをずっと見てきて
変わったんだ。
守りながら変わったんだ。
だから 肉じゃが作ってくれると言ってくれた時
本当に嬉しかったんだ」
と。
そう。務所上がりだと シャボンに打ち上げ
幸せに出来るような男じゃないと言っていた…
その昔、その筋の人だったお兄ちゃんは
シャボンを守ろうと必要だった…
弟がまだ家にいた頃
今日のご飯はなに~?と、よく聞いていた…
肉じゃがが好きだったお兄ちゃんは
肉じゃがの日を よく喜び…
そう。そう言ったんだった…
あの時も、この時も、いつもシャボンを守ってくれてたのは
聞いて支えてくれていたのは
お兄ちゃんだったんだ…
いつから、いつから シャボンを妹じゃなく
女として見ていたんだろう…
お兄ちゃんは
お兄ちゃんは
男なんだ……。
鈍感過ぎたシャボンは、その時 初めて気づくのだった。
続く…